「内航海運新聞」ニューストピックス

平成20年(2008年)3月31日付 第2038号
【1面】 ・1〜3月期の燃料油価格が決着
  
A重油が7900円アップの7万7550円
  C重油が3250円アップの6万7500円
   
原油価格の高騰が大きく影響
・社説「船内居住環境改善モデル設計」に想う
  
新たな時代への対応策で評価
・経済産業省、セーフティネット保証制度の対象業種に内航海
 運も追加
  
指定期間は4月1日から6月30日まで
・内航総連の運賃用船料委員会、19年度の用船料実態調査
  
199総トン型で5%、499総トン型で4.8%のアップに
・船員中央労働委員会、4月18日に船員派遣事業4件を審査
  
3月末現在の船員派遣事業者は162社
・第18回独立行政法人評価委員会の鉄道・運輸機構分科会
 が次期中期計画案を了承
  
実施期間は平成20年度から24年度まで
・国交省海事局、グループ化ガイドラインとマニュアルを作成
【2面】 ・国交省、平成20年度船員災害防止実施計画を公表
  海事分科会答申を踏まえた施策の推進なども盛り込む
・全海運の内航海運活性化プロジェクトチームが4回の会合で
 の検討状況を公表
・船員災害防止協会、第3回安全衛生管理実務担当者連絡協
 議会を開催(3月25日)
・大型フェリー春闘、地方支部で第2回交渉始まる
・港湾春闘、第3回中央団交を開催(3月27日)
  
業側が再び回答を示さず即座に物別れ
   
第4回交渉は4月2日に開催
・藤井綱海運がホームページを作成
  
船員確保にWebを積極活用
・日鐵物流の4月1日付役員異動
「わが社の新造船」
  
運航=西部タンカー、船主=田町運輸
   
499総トン型油送船「金比羅丸」が就航
    
前畑造船で2月23日に竣工
【3面】 《資料》 内航総連・環境安全委員会報告
 
 T IMO関係専門委員会関係
   
1 安全管理規程(雛形)の見直しについて
   2 ILO居住区関係の設備基準に対する検討結果
   3 バラストタンクなど塗装基準の内航船への適用方針
   4 船舶からの大気汚染関係
   5 航海計器・無線通信機器の保守対応保証ガイドライン

  
U 危険物ばら積み運送技術専門委員会関係
   
1 IMO・BLG12出席報告
   2 HNS資機材要員配備証明書の発行手続きなど
   3 2万DWT未満のケミカルタンカーへのイナートガスシ
    ステムの適用の検討について

  
V 燃料油ワーキンググループ関係
   
1 調査班報告「2007年10月〜2008年2月の原油市
    況動向」
   2 技術班報告

  
W 平成19年度内航ボランタリープランの今後の課題と対
   応方針
   
1 経緯
   2 昨年9月13日の説明・報告概要
   3 2月24日の説明・報告概要

・「海と船の港の物語」(107)
 
 「生々流転のこと」A
【4面】 ・海上技術安全研究所の加納敏幸氏が東京地区のSES技術
 セミナーで講演
  
セメント船の船型計画について
   
SES1の技術支援
   SES1に適した船型
   ポッド船の特徴
   保針性の確保
   船型の検討
   推進システムの検討
   在来船との比較
   性能などの検討
   船型計画時の条件
   提案のMB船型
   運航時の支援
   計画段階での支援
   まとめ

・商船三井がグループ事業部内に安全担当グループを新設
・日本貨物鉄道が臨時グループ社長会議を開催
《資料》 平成20年3月13日現在の解撤等交付金総括表
【5面】 ・西日本の小型船舶工業会が3月18日に高松で第3回内航
 船建造懇談会を開催
  
修繕船部会連絡協議会を設置へ
   
日本中小型造船工業会の要望を決議
・原料高などによる造船用鋼材価格はトン当たり10万円は間
 近
・海上保安庁、過去5年間の周辺海域における海難事故
  
小型船による海難が大半
   
貨物船では8割、油送船では6割を占める
・日本中小型造船工業会、2007年の労働災害発生状況をま
 とめる
  
協力会社の高齢者に多発
・交通エコロジー・モビリティ財団、シンボルマークとイメージキ
 ャラクターを公表
  
人と地球にやさしい交通を図案化
・日本海事センター、4月22日に海事立国フォーラムを開催
  
海洋基本計画とこれからのわが国の海運政策〜21世紀
  における海洋国家日本の基本戦略とは〜
   
国交省海事局の大野裕夫次長が「これからのわが国の
   海運政策」で講演
   内閣官房総合海洋本部の大庭靖雄事務局長が「海洋基
   本計画について」で講演
   早稲田大学法学部の河野真理子教授が「わが国商船隊
   の国際競争力強化に向けた新たな視点」で講演

・セメント協会の2008年度の需要見通し
  
国内需要は前年度比0.9%増の5600万トン
   
輸出は同3%減の960万トンを想定
・海上技術安全研究所が九州大学と研究活動で連携協力協
 定を締結
・NKMコーティングスが4月21日出荷分から値上げ
・全日本トラック協会が将来ビジョンをまとめる
  
他産業に劣らない賃金水準と労働時間の短縮が必要
・JSAT、3月21日に海上ブロードバンド通信サービス「メガウ
 ェーブマリン」の船上体験会を開催
  
新たな通信手段として期待が大
【6面】 ・厳しさみせる用船料改善交渉
  
荷主の減益が運賃交渉に響く
・「このひとに聞く」

  国交省海事局運航労務課長 持永秀毅氏
   
499総トン型内航船のモデル設計
    
誰でも自由に設計図面の活用を
・内航タンカー組合の広岡会長が会見(3月24日)
  
原発特需で重油の需要は横ばいか
   
暫定税率の廃止は輸送に大きく影響
・内航春闘、賃金中心に大詰めの交渉に
  
海員組合はベースアップを強く求める
・内航総連、平成19年度上期の海上輸送量を公表
  
前年同期比0.3%増の約2億3300万トン/キロリットル
   
前年下期比では全船種が減少に
・内航総連、4月7日に内航海運フォーラムin広島を開催
・ケミカル船の衝突事故で当局の再調査を求める声大

 

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