平成20年(2008年)5月12日付 第2043号 |
【1面】 | ・平成19年度代替建造促進アクションプランの進捗状況 グループ化の推進、船型等の標準化は一定の成果を得る 連休明けにグループ化マニュアルなどを公表へ ・社説 復権「鉄は国家なり」と内航海運 忘れられた船舶の新陳代謝 ・全海運の活性化プロジェクトチームが論点整理で中間報告を 公表 平成25年度以降の暫定措置事業のあり方などで |
【2面】 |
・海上保安庁の平成19年の海洋汚染の現状 発生件数は前年比1%増の477件 油汚染の約7割は船舶から ・全海運の活性化プロジェクトチームが暫定措置事業の平成 25年度以降のあり方で中間報告(上) 1 暫定措置事業実施後の推移 2 最近の特徴 3 今後の問題点など ・国交省、平成20年春の叙勲受章者を公表 松田海三氏らが旭日双光章を受章 春の叙勲受章者は322名 ・海へのチャレンジフェア・福岡を6月30日に福岡合同庁舎で 開催 5月7日から参加企業28社を募集開始 ・折田汽船、民事再生法から会社更生法に変更 スポンサーは鹿児島市の市丸グループに ・国交省の5月1日付人事異動 海事局運航労務課の首席運航労務監理官に山内信重氏 ・九州運輸局の1月の船員雇用動向 求人数は337人、有効求人倍率は0.61倍 ・日本海難防止協会が6月10日に創立50周年記念式典を開 催へ ・デュカムがホームページを開設 環境・安全の取り組みなどを紹介 ・新和内航海運の6月27日付役員異動 ・商船三井の2008年3月期連結決算におけるフェリー・内航 事業の業績 売上高532億円、経常利益4億円 ・東海地区曳船協議会が5月22日に定期総会を開催 ・日本沿岸曳船海運組合が5月23日に通常総会を開催 |
【3面】 |
・《特別企画》 柿島勝氏が内航海運建造造船所の現状を調 査 年間建造量は80隻程度か 1 手持工事量、納期最長は平成23年度が6社 契約済み120隻、未契約128隻 2 現在の船価の動向 平成20年度竣工船は5億7千万円から8千万円 平成21年度では6億円超は必至 3 造船資機材の動向 鋼材、機器類が大幅アップ 納期もエンジンを始め長期化 4 高齢化と労働力 生産増強に踏み込めず 人件費の大幅アップで対応 5 修繕船造船所の動向 新造船に力点、修繕隻数は減少傾向 ドックの減少で約半年前からの予約を ・「海と船の港の物語」(112) 「飢饉は海から」@ |
【4面】 |
・《特別企画》 新たな用船料改善戦略で船主連絡協議会代表 の3氏と座談会 さらなる用船料の改善にはオーナーの結束が不可欠 過去4年間を振り返って 今吉篤氏、未だ償却前の赤字状態 小田原照明氏、コスト上昇で相殺される 内藤吉起氏、遅れている油送船用船料の改善 船員確保対策は進んだのか 今吉氏、二極化で一杯船主には来ない 小田原氏、自分たちで育てることが肝要 内藤氏、このままでは船は止まる 船質改善は進んでいるのか 今吉氏、取り残された199総トン型船 小田原氏、小型船への荷主対応に不安 内藤氏、耐用年数の延長が問題だ 平成20年度交渉で訴えたいこと 今吉氏、魅力ある職場環境の構築 小田原氏、船員対策費に対応を求める 内藤氏、オペレーターの役割はオーナーの健全な育成 船価高と代替建造問題 今吉氏、船価高は当然、用船料で 小田原氏、当面の間は新造船は無理 内藤氏、心臓戦と船員確保は車の両輪 今後の活動と戦略は 今吉氏、船主の意識の共有化に力点 小田原氏、船主の団結こそ必要に 内藤氏、コンプライアンスの順守を徹底 |
【5面】 |
・第3回海事立国フォーラムで海事局の大野次長が「これから の海運政策」で講演 グループ化の支援策などにも言及 船員の確保・育成などの問題 内航船員数の推移および内航船員の年齢構成 必要船員数 海上運送法および船員法の一部改正 トン数標準税制 船員確保・育成等総合対策事業 海事広報への取り組み 海事地域人材確保連携事業 今治市の事例 海の仕事.com 表彰制度 海事局をめぐる課題 地球温暖化問題 国際動向 わが国のスタンス 実燃費指標 今後のスケジュール ・石炭輸送の輸送増は期待できず 国内炭の見直しも困難化 ・全日本海員組合が英字広報誌「オーシャンゲート・インターナ ショナル」を創刊 ・商船三井フェリーとブルーハイウェイエクスプレスが受付窓口 を一本化 ・《資料》 全内航の平成20年度 現行・要求・妥結試算表 |
【6面】 |
・全日本海員組合が資格試験対応で短期研修を新設 船舶料理士研修の実現に向けて 船舶料理士研修の技能資格取得研修補助対象への追 加指定について 1 趣旨 2 具体案 解説 船舶料理士制度について 1 船舶料理士制度の発足 2 船舶料理士制度の概要 3 船舶料理士資格取得の現状 船員の調理講習会に関するアンケート結果 ・日本舶用工業会がアクションプラン2008を策定(上) 安全・環境問題の積極的貢献など5項目で 1 業界内外における交流・連携の促進など 2 人材確保・養成対策の推進 3 安全・環境問題への積極的な貢献 4 技術開発の活性化 ・国交省の4月1日付人事異動(九州運輸局) ・日本内航運送取扱業界運組合が5月22日に通常総会を開 催 ・日本舶用工業会が5月22日に通常総会を開催 ・商船三井フェリーの副社長に鈴木修氏が就任へ(6月24日 付) ・日立物流が港湾の事前協議違反 ・いわさきグループが鹿児島/屋久島間の直行航路を開設へ |
【7面】 |
・内航タンカー組合の2007年12月時点での船腹需給調査 冬場の船腹量は4.4%、7万2480立方メートルの不足 千キロ積みのケミカル船が約18隻不足に ・西日本小型船舶工業会の会員が全会一致で反対を表明 山川造船鉄工の新造船事業の再開で ・海上保安庁、海上標識への接触事故 平成19年度は83件が発生 全体の74%が当て逃げ ・国交省、第1回港湾からの温室効果ガス削減に関する検討 会を開催(4月23日) 港湾関係からの温暖化対策に着手 ・船の科学館が8月31日まで企画展「海をまもる」を開催 海上保安庁創設60周年を記念して ・神戸市のモーダルシフト補助制度による補助金交付対象事 業の成果をまとめる ・中部運輸局の2008年度重点施策 ・四国グリーン物流パートナーシップ推進協議会が第5回協議 会で審査 普及事業に3件が応募 ・北九州市がモーダルシフト推進補助制度で交付事業を募集 ・ダイハツディーゼルの2008年3月期連結決算 売上高606億7700万円、経常利益56億4600万円 ・ダイハツディーゼルの社長に古川與四郎氏が就任(6月27 日付) ・国交省、荷主勧告制度を拡大 過労運転や速度違反についても適用へ ・国交省、労働基準監督機関との合同監査・監督をトラック運 送事業者にも拡大 |
【8面】 |
・内航タンカー組合が平成19年度の船員実態を調査 新卒採用が年度ごとに増加傾向 ・「有力オペレーターの経営戦略」 内航輸送の信頼性を高めたい 近海郵船物流社長 尾崎修一氏 ・内航RORO船・長距離フェリー船社が4月から運賃とBAFの 値上げを実施 荷主や陸運事業者に浸透 ・全内航の1人当たりの船員費コスト 全ランクで119万9536円、タンカーは125万7270円に ・日通総研短観、2008年3月実施の4〜6月期の見通し 内航コンテナ運賃は上昇したが、荷動きは全体的に低調 ・有村産業の再建計画 琉球海運に事業譲渡を提案するが事業買い取りは困難と の見解を示す ・海外売船市況、売買価格は堅調に推移 全体的には売り物は少ない |