「内航海運新聞」ニューストピックス

平成20年(2008年)7月7日付 第2051号
【1面】 ・4〜6月期の燃料油価格交渉
  
油社側はA重油を「リム価格」を参考に、10万円近い価格
  への値上げを求める
   
内航総連でも対応を調査・研究へ
・社説「資源の異常高騰と内航海運」(上)
  
船価高は運賃への転嫁で
・内航総連が国会議員や国交省などに特別償却制度は必要
 不可欠と訴える
  
期限延長と拡充を強く要望
・国交省の7月4日付トップ人事異動

  事務次官に春田謙国土交通審議官
   
国土交通審議官に宿利正史大臣官房長と榊正剛総合政
   策局長兼大臣官房建設流通政策審議官
   大臣官房長に増田優一都市・地域整備局長
   海事局長に伊藤茂政策統括官
   運輸安全政策審議官に谷山将気象庁次長
   総合政策局長に大口清一鉄道局長
【2面】 《特集》 日本タンカー初の6千キロ積白油船「第十日丹丸」
 が伯方造船で竣工
  
ダブルハル構造の最新鋭船でジャパンエナジーの効率・安
  定輸送の核に
   
「安全と環境保全を最優先」
    
日本タンカー社長 田中裕司氏
   
「超近代化船第十日丹丸に期待」
    
ジャパンエナジー物流部長 鈴木敏高氏
  
 「付加価値の高い近代化船」
    
伯方造船社長 木元陽一氏
【3面】 ・交政審第16回海事分科会が新たな船舶交通安全政策のあ
 り方で答申(6月24日)
  
AISの整備など進展を踏まえ重点施策をまとめる
・船舶整備共有船主協会の総会後の懇親会で内航総連の上
 野孝会長が挨拶
  
内航の将来ビジョンの共有を
・セメント協会がセメントハンドブック2008年版を発行
  2
008年3月末のセメントタンカーの保有隻数は前年度比
  2隻増の136隻
   
海上輸送量は同2.5%減の4724万3000トン
・2006年の砂利採取業務状況報告書
  
海砂採取地は前年比23か所減の121か所
   
採取量は同20%減の1200万3471立方メートル
・鉄連がまとめた2007年度鉄鋼国内輸送機関別発送実績
  
船舶は前年度比3.7%増の4914万7374トン
・製紙連合会がまとめた5月の紙・板紙需給速報
  
国内出荷は前年同月比1.2%増の248万3000トン
・四国運輸局、四国開発フェリーなど4社から燃料油価格変動
 調整金(BAF)導入の運賃変更届出書を受理
  
四国開発フェリー、九四オレンジフェリー、宇和島運輸から
  は運賃と料金変更届でも受理
・物流連が7月22日に東京・砂防会館でグリーンロジスティク
 ス推進フォーラムを開催
・日本海運集会所が6月26日に通常総会を開催
  
会長に日本郵船会長の草刈隆郎氏が就任
・「海と船の港の物語」(120)
 
 「海路と陸路」@
【4面】 ・次世代人材育成推進会議が平成20年度の行動計画を策定
  
青少年を対象に「70万人の海体験」など
・JFE物流の2008年3月期連結決算
  
売上高2281億8100万円、経常利益108億800万円
   
単独売上高1970億5000万円、経常利益83億
   7200万円 

・日鐵物流の2008年3月期連結決算
  
売上高1398億7800万円、経常利益54億700万円
   
単独売上高925億9800万円、経常利益23億6000万
   円

・神鋼物流の2008年3月期単独決算
  
売上高624億9000万円、経常利益21億9600万円
・月星海運の2008年3月期単独決算
  
売上高423億8600万円、経常利益15億100万円
・旭タンカーの2008年3月期連結決算
  
売上高433億6704万円、経常利益10億9269万円
   
単独売上高421億4000万円、経常利益23億7000万
   円

・国交省海事局関係の7月1日付人事異動
・如月汽船がホームページを開設
・ナラサキスタックスの6月19日付役員異動
・大阪船舶の6月23日付役員異動
・昭和油槽船の6月23日付役員異動
・コスモ海運の6月24日付役員異動
・東海運の6月26日付役員異動
・オーシャン東九フェリーの6月27日付役員異動
・上野トランステックの6月27日付役員異動
・月星海運の6月27日付役員異動
・JFE物流の3月27日付役員異動
・スミセ海運の6月27日付役員異動
・琉球海運の6月27日付役員異動
・共和産業海運の6月30日付役員異動
・セメント協会がまとめた2007年の主要仕向け地別輸出量
《資料》 内航タンカー組合がまとめた元請数量(一号票)集
 計および速報数量比較表
【5面】 ・平成19年の舶用工業製品の生産と輸出入状況
  
生産額は前年比20.1%増の1兆3017億円と過去最高
   
1000馬力以上のディーゼル機関は4割弱の増加に
・離任に際して 田中照久前内航課長
  
もっと積極的に内航のアピールを
・中小造船所が船主に対して選別受注に動く
  
鋼材価格などの上昇で収益悪化を回避
・中国運輸局がまとめた2007年度の造船事情と舶用工業製
 品の生産動向
  
管内新造船竣工量は前年度比10%増の146隻、448万
  7000総トン
   
舶用工業生産高は同29%増の2225億円
・海上保安庁が7月16日から31日まで全国海難防止強調運
 動を実施
・神戸運輸監理部が舶用工業を紹介したパンフレットを発行
  
若者に兵庫の舶用先端技術と匠の技を紹介
・海洋立国推進功労者表彰の受賞者8名が決定
  
表彰式は7月18日の海の日記念式典で
・新来島どっくの2008年3月期連結決算
  
売上高1592億円、経常利益104億円
・物流連が第6回モーダルシフト取り組み優良事業者の公募を
 開始
・日本舶用工業会がギリシャの「ポシドニア2008展示会」に会
 員企業10社とともに出展
・今治造船の6月21日付役員異動
・日本ペイントマリンの6月20日付役員異動
・新潟原動機の九州支店のビル名が変更
・日本船主協会と日本海事広報協会が7月19日に今治国際
 ホテルでシンポジウムを開催
  
これからの日本をどう変えていくのか
   
〜地方の元気は今治から〜
・全日本トラック協会が営業用トラック燃料に関して緊急要望
  
国内における経由の価格設定や供給方針で
・内航海運とフェリー船社、全日本トラック協会が促進している
 燃料サーチャージ制導入に期待
【6面】 ・国交省、船員の時間外労働に限度基準制度の導入へ
  
労働環境の改善で1日2回もしくは1日6時間以上の連続
  急速の確保を
・「有力オペレーターの経営戦略」
  
船質改善・船員確保に全力
   
泉汽船社長 野村周士氏
・TMOの温室効果ガス(GHG)対策中間会合の審議結果
  
わが国提案の実燃費指標策が全会一致で合意
・国交省が環境行動計画2008を策定
  
―地球環境時代に対応したくらしづくり―
・全内船が水産高校5校と岡山で就職懇談会(6月26日)
  
全内船の組合員15社が参加
・九州地区船員対策連絡協議会が福岡市で水産系高校8校と
 懇談会(6月26日)
  
九州地区の内航海運事業者13社が参加
・国交省海事局内航課長に重田雅史総合政策局観光地域振
 興課長が就任(7月4日付)
・琉球海運の社長に山城博美専務が就任(6月27日付)
・関東運輸局、自衛隊での船員就職セミナーでの感想
・四国運輸局が6月26日に高松市で内航海運グループ化説
 明会を開催

  7月8日には今治市で開催
   
その後、徳島、阿南、松山、新居浜、南予、高知でも開催
・内航タンカー組合がまとめた平成19年度の輸送実績
  
一般タンカーは対前年度比0.34%減の1億6780万
  8616キロリットル
  特殊タンク船は同1.58%増の2098万3717トン
   
一般タンカーの回転率は101と3ポイントのダウン

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業





阪神ポンプ製作所 ジャパンハムワージ 島田燈器工業

 

山中造船

 

「祝 第十日丹丸竣工」

今治ヤンマー / MHIマリンエンジニアリング / ナカシマプロペラ

伯方造船 / 萩原バルブ工業 / 阪神内燃機工業 / 晃産業

古野電気 / マヤテック / 三浦工業 / ヤンマー (五十音順)