「内航海運新聞」ニューストピックス

平成20年(2008年)7月14日付 第2052号
【1面】 ・内航総連・基本政策推進小委員会の船舶建造促進ワーキン
 ググループ中間報告
  
向こう5か年の建造予定船は建造能力に見合った510隻
   
船員政策については継続審議
基本政策推進小委員会の尾崎修一委員長の談話
  
5か年で毎年100隻強が建造予定
   
船員政策は実現性のある対策の確立へ
・内航総連の上野会長が理事会後に会見
  
燃料油価格の高騰で政府に支援を要望へ
   
今年度から交付金申請の預託金は不要に
・国交省海事局、日本船舶と日本人船員の確保で基本方針案
 を示す
  
7月17日の海事分科会で答申へ
・内航総連が7月3日に第2回カボタージュ検討会を開催
  
福岡市からの沿岸特許申請に反対
・国交省海事局、退職自衛官の活用で特例措置を追加
  
7月中旬を目途に実施予定
・鉄道・運輸機構が7月11日付で金利改定
  
固定型・見直し型ともに0.1%引下げ
【2面】 ・内航主要企業各社が難局へ対応
  
JFE物流、着実な効率化の推進を目指す
   
燃料油高騰での収益悪化を懸念
  
住友金属物流、最適な船腹体制の確保を推進
   
ハード・ソフトの両面で取り組みを
  
神鋼物流、環境変化に柔軟で強靭に対応
   
企業体質の強化を構築へ
  
月星海運、経済環境の変化に機敏に対応
   
シリーズ建造と近海の船腹増強
  
東海運、CRS基本方針の策定で決意
   
さらなる企業価値の向上を図る
  
鶴見サンマリン、競争力のある良質な船舶を確保
   
安全面で国内9か所の拠点に要員を配置
  
旭タンカー、高品質な船団の確保と維持へ
   
外航部門は現有船腹による利益拡大化を図る
・国交省の春田謙事務次官が就任会見(7月8日)
  
国民の信頼が得られる行政を
・国交省の宿利正史審議官が就任会見(7月9日)
  
原油価格の高騰で予算での支援も示唆
・国交省の春成誠・前海事局長が退任会見
  
内航船員は職業としてのブランド化を
・上野トランステックの2008年3月期単独決算
  
売上高585億8300万円、経常利益8億9900万円
・太平洋フェリーが10月から苫小牧/仙台/名古屋航路のダイ
 ヤを変更
  
燃料油価格の高騰で航海速力を減速
・中国運輸局と中国地区内航船員対策協が7月9日に浜田水
 産高校で船員就職セミナー
  
中海連青年部が「船員の職業について」講演
・旭陽タンカーの6月26日付役員異動
・旭タンカーの6月27日付役員異動
・兵機海運の6月27日付役員異動
【3面】 《資料》 内航総連・基本政策推進小委員会の船舶建造促進
 ワーキンググループの内航船舶建造に関する実態調査中間
 報告書(1)
  
5か年で501隻、毎年平均102隻の建造と推測
   
はじめに
    
1 調査目的
    2 調査方針
    3 調査実施概要

   
T 今後5年間の内航船建造の見通し
    
1 オペレーターの建造計画アンケート調査に基づく建
     造量予測値
    2 造船所の建造能力アンケート調査結果に基づく建造
     量予測値
    3 主機関メーカーのエンジン供給予測
    4 今後5年間の内航船建造の見通し
    5 今後の検討方針

   
U オペレーターの船舶建造計画および方針
    
1 オペレーターのアンケート調査結果
・中国運輸局の5月の船員労働需給
  
有効求人数291人、有効求人倍率2.33倍
・九州運輸局の3月の船員雇用情勢
  
有効求人数405人、有効求人倍率0.79倍
・全国通運連盟の理事長に安原敬裕氏が就任
・九州運輸局がまとめた3月の海上輸送量
・全日本海員組合が有村産業に対して完全ストライキに突入
  
所属組合員の解雇通告で
・「海と船の港の物語」(121)
 
 「海路と陸路」A
【4面】 ・国交省と経産省、平成20年度グリーン物流パートナーシップ
 推進事業(ソフト支援事業)の2次募集を開始
  
締め切りは7月25日まで
《特別企画》 佐々木造船が6年ぶりに内航船を建造
  
コスモ海運の6000キロ積みタンカー「伊勢丸」が7月2日
  に竣工
   
内航船向けでは国内初の居住区ユニット工法を採用
・近畿内航船員対策協議会の2008年度事業計画
  
長期的な視点で内航海運のPR活動
・国交省の7月4日付人事異動
・ホテルマリナーズコート東京が8月22日に夏の鯨料理祭りを
 開催
【5面】 ・全日本海員組合、有村産業の破産を受けて労働債権の確
 保・回収に全力尽くす
  
労働債権の15億3000万円の確保へ
・内航タンカー組合が7月4日に薬槽船支部と関西支部の合同
 研修会を開催

  船員の労働環境改善などで意見交換
・7月18日に海運クラブで「海の日」記念式典・シンポジウムを
 開催
  
慶応大学名誉教授の栗林忠男氏が「新たな海洋立国を目
  指して」で基調講演
  
 「海国(うみぐに)日本をつくる人」でパネルディスカッション
   も

・日本長距離フェリー協会が7月7日に通常総会を開催
  
会長に阪九フェリーの米田真一郎社長が就任 
・国交省の伊藤海事局長が日本長距離フェリー協会の総会後
 の懇親会で挨拶
  
燃料油価格の高騰で何らかの対策を
・九州運輸局がまとめた2007年度の長距離フェリー航路と離
 島航路の輸送実績
  
燃料油価格の高騰でトラックから長距離フェリーにシフト
・四国運輸局が7月21日に四国開発フェリーの「オレンジ7」で
 出前講座 「船ってな〜に?」
・日本海運集会所が住田海事奨励賞などの作品を募集
・阪神内燃機工業が47年ぶりに新工場の建設へ
  
兵庫県播磨町に大型エンジンの組み立て部門を移設
   
稼動は来年7月の予定
・日本舶用工業会、6月30日から7月2日まで神戸大学の練
 習船「深江丸」で乗船研修
  
会員企業の若手社員38名が船員作業や船内生活を体験
・伏木外港利用促進協議会が7月7日に総会を開催
  
近海郵船物流のRORO船が今秋に4回寄港へ
・北海道運輸局の3月の貨物輸送の動き
  
内航取扱量は前年同月比7.3%減の436万9000フレー
  トトンと2か月連続の減少
・相生技能研修センターが7月7日から11日まで第1回研修を
 実施
  
研修科目はアーク溶接(中級)技能研修
・関東運輸局、日鐵物流君津と京葉港運の合併を認可
・全日本運輸産業労働組合連合会が7月3日と4日に第41回
 定期大会を開催
  
土屋委員長、軽油価格の上昇でトラック業界全体の負担増
  は9千億円超などと挨拶
・全国造船安全衛生対策推進本部・中四国総支部が熱中症
 予防で呼びかけ
  
6月下旬に四国地区の造船所で熱中症で1名が死亡
・国交省の7月4日付人事異動
  
政策統括官に小島愛之助氏、井手憲文氏が就任
   
東北運輸局長に木場宣行氏、関東運輸局長に福本秀爾
   氏、九州運輸局長に福本啓二氏
【6面】 ・日通総研、2008年度の日本経済と貨物輸送の見通しを改
 訂
  
内航海運は前年度比3.6%増の4億2500万トンと8年ぶ
  りにプラスに転じる
・「有力オペレーターの経営戦略」
  
燃料油価格高騰対策で政府は支援を
   
栗林商船社長 栗林宏吉氏
・好業績の鉄鋼元請船社、鋼材輸送量が大幅増に
・IMOの第54回航行安全小委員会(NAV54)
  
航海当直警報システム(BNWAS)の搭載義務付けで合意
   
2011年7月からは150総トン以上の内航船も対象に
・内航タンカー組合が7月4日に船主部会を開催
  
諸経費の上昇で用船料のコスト試算を実施へ
   
船員問題や荷役軽減などでも協議
・高等海難審判庁が7月9日に「海難レポート2008」を発行
  
平成19年の海難は前年比0.8%増の4369件
   
見張り不十分が3割を占める
・内航総連の平成20年度5月期建造等申請を審査
  
27隻、6万1322対象トンを認定
   
6隻が保留、1隻が不認定に
    
建造等納付金収入は22億8105万3980円を見込む
・内航総連の理事長に海上保安庁次長の影山幹雄氏(7月
 10日付)
・訃報 神鋼物流の前社長の宮本岩男氏が7月5日に死去

 

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