平成20年(2008年)9月1日付 第2059号 |
【1面】 | ・国交省海事局の平成21年度予算概算要求 船員確保・育成等総合対策事業で1億9300万円 省エネルギー船の技術開発では14億2400万円 ・国交省総合政策局の平成21年度予算概算要求 行政経費として前年度比39%増の147億円 運輸安全マネジメント制度の充実・強化の拡充などで ・国交省政策統括官関係の平成21年度予算概算要求 物流の効率化・国際競争力の強化で3億1400万円 国際連携・国際協力で2億2500万円 ・内航総連、政府の燃料油価格高騰対策に期待 今後の緊急措置に注目 ・国交省海事局の平成21年度税制改正要望 船舶の特別償却は2年延長 SESなどの特別償却率は18%に引き上げへ ・国交省の伊藤海事局長の定例会見(8月22日) 平成20年度の運輸安全マネジメント制度評価は約350件 を対象に ・内航総連、平成20年度第3回新6級海技士(航海)課程の事 前受付日程決まる 受付は10月1日から23日まで |
【2〜3面】 |
・《アンケート》 内航海運事業者の経営者意識 「内航市況と 重要課題をきく」 オーナー編調査結果 最重要3課題について 適正用船料などの確保がトップ 次いで船員確保への対応策 わが国の経済をどうみる さらに厳しい環境が71% 大手産業の景気後退を懸念 平成20年度の用船料改善問題 値上がりしたが57%に 交渉中・据え置き状態も41% 採算に乗るアップ率は 10〜20%が66%、20%以上も19% 秋口の改善要望 44%が改善要望 平成21年度の改定交渉 交渉するは73%、今後の情勢を勘案してが25% 現行用船料で代替建造は可能か 船価高で無理が56% 代替建造の促進策への期待は 用船料の修復が64% 長期の用船保証は24% グループ化への対応 メリットがなく進まないが69% 積極的に進めたいは6% 市場原理は働いているのか 用船料面では働いていないが80% 船舶の老朽化が進む要因 運賃・用船料の長期低迷が40% 船価の高騰は27% 代替建造の計画はあるのか 計画しているのは24% 代替建造船齢だが今は無理が54% 代替建造の望ましい船齢 15〜16年が46%、次いで18〜20年が35% 新6級海技士資格取得問題 短期養成では安全航海が心配52% 大いに活用したいは19% 船員不足現象は 92%が起こっている 優先すべき船員確保対策は 待遇改善と快適な居住環境の整備が54% 次いで制度改革とPR活動33% 今後の暫定措置事業のあり方 「収支相償うまで」平成27年度まで続けるが71% 平成24年度で終わらせるは13% 今後の解撤交付金申請動向 申請が増えるとの見方は72% 大幅に減少するが14% 平成27年度以降の新事業について 収支相償うまで続けるべきが45% 新事業の創設の必要はないは22% ・オペレーターとオーナーの意見集 ・玉井商船が本社事務所を移転 ・エム・イー海運が本社事務所を移転 |
【4面】 |
・四国運輸局、グループ化説明会を阿南地区(8月19日)と徳 島地区(8月20日)で開催 10月上旬には宇和島地区でも開催へ ・《投稿》 船舶乗組員の引き抜き行為と携帯電話 売り買い問題と同一化でいいのか ・国交省海事局、8月19日に第1回船内労働安全衛生マネジ メントガイドライン検討会を開催 ガイドラインの作成に向けた検討に着手 ・国交省海事局、9月に船員労働安全衛生月間を実施 スローガンは「小さな指摘で大きな成果、明日の未来へ安 全航海」 ・近海郵船物流の敦賀/苫小牧航路のRO船「とかち」が伏木 外港万葉埠頭に寄港(8月25日) 高岡市では定期便化に期待を寄せる ・神戸市、モーダルシフト補助金交付対象事業で井本商運らの 9件の事業計画を決定 ・東京商工リサーチが2007年全国増収増益企業ベスト5000 を発表 今治造船が売上高133%増、利益135%増で152位に ・物流蓮が第5期「物流環境管理士養成講座」を開講 9月18日から12月5日まで ・中部運輸局、彦坂昌範海事代理士の登録を抹消 ・新和内航海運の9月30日付役員異動 ・新和内航海運の10月1日付人事異動 ・近畿運輸局が9月5日にグリーン経営講習会を開催 ・新日本海フェリーが9月1日からの運賃値上げを発表 11月1日からは減便の実施へ ・漁船用燃料販売のタイリョウエンタープライズが破産手続き 開始を申し立て 負債総額は約16億6800万円 ・「わが社の新造船」 運航=旭タンカー、船主=芝海運 499総トン型油送船「碧丸」が就航 井村造船で竣工 ・「海と船と港の物語」(126) 「二つの歌の世相と風景」 |
【5面】 |
・全日本トラック協会、全国各地で経営危機突破大会を開催 燃料税の緊急減税や燃料サーチャージの導入など5項目 を決議し関係省庁に要望 ・海(船舶)は本当に危険なのか 呼び戻せ「失われた海のロマンス」 ・国交省港湾局の平成21年度予算概算要求 港湾事業費で5514億円 スーパー中枢港湾の充実・深化を目指す ・船舶解撤企業協議会が第12回定期総会を開催 引き続きシップリサイクル条約の動向を注視 ・阪神内燃機工業が第13回舶用技術フォーラムで紹介 低速4サイクル機関用電子制御システムの技術開発で ・全日本トラック協会の軽油価格高騰影響調査 軽油の値上がりによる収益悪化は99.3%に達する 一部でも運賃に転嫁できたは47%に ・全ト協がまとめた4〜6月期の景況感 マイナス97と前期比26ポイントも悪化 7〜9月期はマイナス105とさらに悪化の見通し ・海技教育機構が「海技共育21」を発行 表紙デザインを一新して誌名も「船員共育」から変更 ・全国港湾労働組合協議会、産別連合組織「全国港湾労働組 合連合会」の結成へ 10月6日の第42回定期大会で ・新刊紹介 交通ブックス208 池田良穂著 新訂「内航客船とカーフェリー」 成山堂書店 |
【6面】 |
・物流蓮が谷垣国交相にグリーン物流推進で要望 モーダルシフトの推進など9項目を提出 ・注目される船員政策ワーキンググループの検討結果 499総トン型以下の小型船船員の確保策が焦点に グループ化への税制上の恩典や助成に期待 ・長距離フェリー協会の高松副会長が自民党の燃料等高騰対 策議員連盟に要望(8月22日) モーダルシフトの推進や燃料油高騰への支援措置で ・国交省海事局、船員労働災害防止優良事業者を認定 一般型1級、2級とも20社(8月25日) ・海上保安庁の平成21年度予算概算要求 前年度6%増の約1966億円 原油価格高騰で運航経費が同22%増の約323億円に ・海技大学校が通信教育の受講生を募集 締め切りは9月30日まで ・日本郵船と新日本石油が太陽光発電システムを共同開発へ 船舶推進力への給電を視野に実証実験 ・全日本海員組合、11月4日〜7日まで東京で第69回定期全 国大会を開催 大会最終日には役員選挙を実施 ・宮崎駿監督作品「崖の上のポニョ」 主人公の父親は内航貨物船の船長! |