平成20年(2008年)11月24日付 第2071号 |
【1面】 | ・海事振興連盟が11月15日に第6回となる「大阪タウンミーテ ィング」を開催 テーマは、「これからの日本、海に足場を」 中馬弘毅会長、国政での産業支援を誓う 人材確保、税制確立などを決議 ・大阪タウンミーティングの決議 ・海上労働の重要性の啓発などを要望 船員確保には運賃・用船料の適正化が必要 大阪海運組合理事長 藤原浩氏 ・特別償却制度の延長と海賊対策などの検討を 日本船主協会理事長 中本光夫氏 ・スーパー中枢港湾である大阪港に無利子の融資を 大阪港運協会総務委員長 貴田欽二氏 ・税制などの特例措置の延長を 大阪倉庫協会会長 山下仁孝氏 ・業界からの要望課題に積極的に対応 国交省海事局長 伊藤茂氏 ・全海運が鉄道・運輸機構に申し入れ 砂利船を共有建造の対象船舶に |
【2面】 |
・国交省、11月17日に交通政策審議会海事分科会第2回船 員部会を開催 今後の進め方などを審議 船員の人材育成のためのPR方策なども議題に ・大阪タウンミーティングに出席した国会議員 中山泰秀氏、大塚高司氏、近藤三津枝氏、とかしきなおみ 氏、原田憲治氏、竹本直一氏、中馬弘毅氏 ・国交省の第2回2010年代に向けての物流戦略委員会 井本商運の井本隆之社長がモーダルシフトの現状などを 説明 ・JFE物流とバンテックがコイルと自動車部品輸送で併用車両 を共同開発 11月から電動フルオープン型セミトレーラーを順次導入 ・玉井商船の2008年9月中間連結決算 売上高43億6900万円、経常利益15億7500万円 ・玉井商船が2009年3月期通期業績予想を下方修正 売上高75億円、経常利益20億3000万円 ・内タン組合の船員問題検討タスクフォースの活動状況 16校の学校に42社が訪問を実施 ・公正取引委員会が運輸分野における適用除外制度の見直し 状況を議論 外航海運の適用除外制度の見直し状況などを報告 ・海へのチャレンジフェアin静岡を1月17日に開催 参加企業24社の募集を開始 ・秋の褒章受賞者伝達式で喜びの木許、石渡、井村氏 ・「わが社の新造船」 榎本回漕店の社船 499総トン型一般貨物船「さつき丸」が就航 10月30日に寿工業で竣工 |
【3面】 |
・大阪タウンミーティングで学識経験者5名が意見陳述 関西海事教育アライアンスから総合海事拠点の形成へ 大阪大学名誉教授 内藤林氏 客船事業を中核に据えた新海事産業の創設 大阪府立大学大学院工学研究科教授 池田良穂氏 海事人材教育には幼年時からの海慣教育が必須 神戸大学海事部附属国際海事教育センター海事科学研 究科教授 石田憲治氏 海事リスクマネジメントシステムの構築と海事セキュリティ ーの確保 関西大学政策創造学部教授 羽原敬二氏 商船高専・商船学科の苦悩と現状 鳥羽商船高等専門学校商船学科長・教授 石田邦光氏 ・大阪タウンミーティングの場でプレスの立場で本紙の藤川敏 夫社長が要望 船員の所得とグループ化の減税特別措置を望む ・海技研、11月10日に広島で講演会「環境規制が変える船 の姿」を開催 伊藤海事局長が「環境時代における行政」で特別講演 ・海技研、11月13日に海難事故解析センターの第1回ワーク ショップを開催 東京海洋大学の江田治三米教授が講演 ・鉄道・運輸機構が11月13日付で金利改定 固定型は0.1%引き上げ、見直し型は0.1%引き下げ ・「反射板」 地方船主の声 海陸の職業安定所の相互連携に道 県内の8か所のすべてのハローワークに求人票を提示 |
【4面】 |
・内航総連の環境安全委員会が内航総連版の安全管理規程 (雛形)などを理事会に報告 1 IMO関係専門委員会関係 (1) 総連版安全管理規程(雛形)について (2) 運輸安全委員会・海難審判所の設置について (3) シップリサイクル条約について 2 危険物ばら積み運送技術専門委員会関係 (1) 2万DWT未満のタンカーに対するIGSについて (2) BCコードの強制化について (3) 本委員会の委員2名増員について 3 燃料ワーキンググループ関係 (1) 調査班報告「2008年6月〜8月の原油市況動向」 (2) 技術班報告 ・内航総連が一般臨投46隻を認定 ・航海訓練所が練習帆船「海王丸」の見学会参加者を募集 12月20日に船の科学館で公開 応募締切りは12月7日まで ・航海訓練所、11月18日〜27日までの間に内航の現役船 長を練習船「大成丸」に招く 教官や乗組員たちへの助言や意見交換などで ・トラック輸送振興議員連盟が11月18日に総会を開催 平成21年度税制改正要望などを議論 中小トラック事業者構造改善支援事業は第一次・第二次 補正予算で200億円超を確保 ・「海上労働ネットワーク」が会員の高齢化と財政難で解散 ひとつの時代の終わりを告げる ・「海と船と港の物語」(137) 津軽海峡冬景色@ |
【5面】 |
・第17回世界造船首脳会議で議長声明を採択 鋼材の急激な価格高騰を懸念 ・全日本海員組合が「海運・水産産業の健全な発展と船員の 社会的地位の目指して」で声明 幅広く国民の理解を求めるために内外にアピール ・国交省、海洋汚染防止設備等、海洋汚染防止緊急手引書等 および大気汚染防止検査対象設備に関する技術上の基準 等に関する省令を一部改正(11月6日) ふん尿等浄化装置の技術基準を改正 平成22年1月1日以降の船舶に設置される装置に適用 ・国交省が中小型造工や舶用工などに排出量取引の国内統 合市場の試行的実施開始を通知 ・海上保安庁の岩崎長官がが11月17日に定例会見 ソマリア沖の海賊対策には可能な限り協力を ・中小型造工が新来島波止浜どっくの進水式に一般市民など 約140名を招待 波方国家石油ガス備蓄基地の見学会も実施 ・本瓦造船にベトナムからの研修生3名が来日 3年間で造船技術を学ぶ ・日本ペイントマリンが船底塗料「LF―Sea」のシェアアップを 図る 環境・省エネ対策の主力製品として積極的に販売活動を推 進 ・IESTが12月19日に広島・尾道工場の内覧会を開催 来年1月5日から稼動開始 ・JR貨物の10月分の輸送動向(速報) 紙・パルプなどが大幅減少 ・JR貨物、札幌/大阪間の日本海航路利用の船舶代行輸送を 開始 ・日本造船協力事業者団体連合会が12月8日に臼杵市で労 務講習会を開催 ・内航総連の外部委員会委員 |
【6面】 |
・日本船主責任相互保険組合が現行料率を一律10%引き上 げへ(11月17日) 保険成績の悪化で保険料率改定 ・グループ化の支援制度は次年度以降も活用を 国交省海事局海事人材政策課・海事振興企画室長 山内信重氏 ・鉄鋼元請船社、鉄鋼減産などで支配船の減船に動く 老朽船や事故船などから用船解除か ・自動車国内輸送、メーカーの減産拡大で激減 新車の販売不振が大きく影響 ・伊藤海事局長の定例会見(11月21日) 船員育成関係制度の見直しで年内に検討会設置 内航総連からの要望に対応 ・交政審海事分科会第2回船員部会で船員派遣事業2件を承 認(11月17日) ・平成20年11月期建造等申請 貨物船14隻、油送船8が申請か ・内タン組合、平成20年度上期の輸送実績をまとめる 前年同期比3.73%減の7832万8292キロリットル 9月期は10.56%減の1211万3482キロリットルに |