平成20年(2008年)12月1日付 第2072号 |
【1面】 | ・自民党、海運・造船対策特別委員会と海事立国推進議員連 盟が11月26日に合同会議を開催 内航総連の上野会長、来年は内航の年にと要望 海運関係3団体が税制改正などで要望 ・伊藤海事局長が11月21日に定例会見 温室効果ガス(GHG)削減対策はIMOで統一基準を 税制改正では船舶特償の継続と拡充に最大限の努力を ・民主党が内航総連にヒアリング 内航総連は税制改正の重点事項の実現を強く求める ・全日本海員組合が民主党に全国大会決議を申し入れ 海上輸送モードにも追加景気対策を ・中小企業庁、内航を平成20年10月から22年3月まで特殊 指定業種に継続指定 セーフティネット保証制度で ・公正取引委員会、全国約50か所で草の根下請懇談会を開 催 下請法の概要説明と意見交換で下請事業者の生の声を聴 取へ |
【2面】 |
・《特別企画》 鶴見サンマリン、初のLNG船分野で活路拡大 へ 内航LNG船「鶴令丸」が11月27日に引渡し 東京ガス袖ヶ浦工場/新日本石油八戸基地間に就航 船体構造は二重船殻、航行区域は限定近海 LNG船研修を重ね、船員の教育などは万全 多様化するエネルギー政策に対応した経営戦略へ 「安全・効率輸送の実現に期待」 新日本石油社長 西尾進路氏 「竣工の喜びと責任の重さを痛感」 鶴見サンマリン社長 広岡兼次氏 |
【3面】 |
・全日本海員組合が「新たな産別賃金政策」をまとめる 従来の賃金管理指標に代わる新たな管理手法を確立 1 はじめに 2 状況変化に伴う具体的な諸問題 3 賃金問題への基本的な考え方 4 新たな産別賃金管理指標について 5 法定最低基準改善への取り組みについて 6 年間臨時手当のあり方 7 おわりに ・「物事は何ごとも早めに実行」 全日本海員組合国内局長 中澤政光氏 ・「海と船と港の物語」(138) 津軽海峡冬景色A |
【4面】 |
・IMOの第85回海上安全委員会(MSC85)の主要審議事項 SOLAS条約の改正を採択予定 ・《資料》 内航タンカー組合、平成15年度から19年度までの 油送船の海外売船実績をまとめる 150隻、12万9334総トン、24万9304対象トン 合計売船価格は113億757万5000円に 平成15年度は21隻、1万5319総トン 平成16年度は22隻、1万9138総トン 平成17年度は18隻、4万2149総トン 平成18年度は46隻、3万1328総トン 平成19年度は43隻、2万1399総トン |
【5面】 |
・11月12日に神戸で内航船建造・修繕等に関する懇談会を 開催 金融危機下の現状で活発な議論を展開 建造予測は悲観論が大勢を占める ・交政審第33回港湾分科会を11月20日に開催 仙台塩釜港、平良港、徳島小松島港の港湾計画改訂など を承認 ・造船用鋼材価格の10月からの追加値上げは断念か 今年度の値上げ幅は3万円で決着 ・国交省と経産省が12月19日に経団連会館で第7回グリー ン物流パートナーシップ会議を開催 平成20年度の優良事業者表彰などを実施 ・井本商運の748総トン型コンテナ専用船「まや」が就航 11月10日に小池造船海運で竣工 ・九州運輸局の2008年度上半期鋼製船舶造船実績 手持ち工事量は高い水準を維持 ・内航船舶輸送統計7月分 貨物船は前年同月比1.6%増の95億9561万4000トン キロ 油送船も同0.02%増の1291万5000トンキロ ・物流連が11月21日に物流施設見学会を実施 関西大学の学生などが阪九フェリーの神戸ターミナルなど を見学 ・内航タンカー組合の平成20年度下期特殊タンク船輸送実績 前年同期比1.74%増の1024万5518トン ・全日本トラック協会の環境自主行動計画 2008年度〜12年度に1996年度比30%削減を目指す ・太平洋フェリーの苫小牧/仙台/名古屋航路が2009年3月 から日曜日の運航を休止に ・「わが社の新造船」 運航=ジェイペック、船主=ジェイペック・川崎近海汽船 7287総トン型石炭専用船「JP TSUBAKI丸」が就航 11月17日に三浦造船所で竣工 4月竣工の「JP COSUMOS」と同型船 |
【6面】 |
・景気の後退で内航市況も急変 鉄鋼や石油の減産で船腹過剰は必至 平成21年度の運賃・用船料動向に危機感 ・「鉄鋼荷主の物流部に聞く」 景気後退で船腹需給に懸念 JFEスチール・物流総括部部長 村瀬勇人氏 ・海洋政策研究財団らが11月26日に日本海洋政策研究会 の設立総会を開催 会長に東大総長の小宮山宏氏を選出 総合的な海洋政策形成のために設立 ・日本海洋政策研究会の小宮山会長が就任会見 海洋に関する政策の提言を ・国交省の平成19年度船員派遣事業報告 平成19年度に船員派遣事業報告書を提出した派遣元事 業者は前年度比19.1%増の156社に ・全日本海員組合が海賊・武装襲撃事件で声明 政府に安全確保対策を求める ・日本船主協会が海運紹介映画「日本の海運」を追加配布 ・内航総連、平成20年11月期建造等申請を締め切る 23隻、2万395総トン、5万4535対象トンが申請 ・関東地方船員対策協議会が11月26日に館山海上技術学 校を訪問 |
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《 祝’ 内航LNG船4隻目の「鶴令丸」が就航 》
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