平成20年(2008年)12月15日付 第2074号 |
【1面】 | ・内航総連の船員政策ワーキンググループ、船員制様中間報 告をまとめるも再度、見直しへ 自分の船員は自分の手で育成が基本 ・社説「つなみ型不況と内航海運」(下) 一歩も退けない多くの課題 ・内航総連の上野会長が政策委員会後に会見(12月10日) 暫定措置事業の見直し案は来年1月の理事会で 金融危機による影響に憂慮を示す ・環境部会の合同会議、2007年度自主行動計画のフォロー アップ結果を示す 内航総連は前年度比約1%の改善示すも、目標に届かず C分類に ・中小企業庁、年末に向けて「生活対策」融資を開始 ・与党、12月12日に平成21年度税制改正大綱を決定 内航船舶の特別償却率は16%から18%に引き上げ 外航船舶は逆に16%に引き下げへ |
【2面】 |
・国交省、平成20年度広瀬真一賞の受賞者を発表(12月8 日) 観光庁や運輸安全委員会の設立などで「観光立国の実現 と運輸の安全のための体制強化プロジェクトチーム」が受 賞 地方運輸行政表彰には「みなと神戸・観光人材育成プロ ジェクトチーム」が ・曳船組合が12月4日に東日本地区研修会を開催 重田内航課長が内航海運をめぐる最近の動向で講演 ・神戸運輸監理部が11月28日開催の若年者合同就職面接 会に内航船員ブースを出展 ・中国運輸局の10月の船員労働需給 有効求人数は269人、有効求人倍率は2.6倍に ・国交省と経産省、グリーン物流パートナーシップ推進事業で 第2次募集分の4件を決定(12月8日) ・IMOのMSC85、来年1月にジブチで海賊対策の地域会議を 開催へ ・鉄道・運輸機構が12月10日付で金利改定 固定型を0.1%引き下げ ・通運連盟がレポート「この1年を振り返って」をまとめる ・鉄道・運輸機構がスーパーエコシップパンフレットを改訂 「環境にやさしい電気推進内航船」 ・燃料油市場価格の急落で「うらやむ内航船社の声」 ・三菱化学物流の2009年1月1日付人事異動 ・四国運輸局が小豆島フェリーからの高松/土庄航路の増便 申請を認可(12月10日) ・四国運輸局が中島汽船からの三津浜/中島航路への高速艇 代替投入を認可 ・「わが社の新造船」 運航=旭タンカー、船主=田口海運 498総トン型黒油船「栄幸丸」が就航 9月に井村造船で竣工 |
【3面】 |
・日本船舶技術研究協会、全国7会場でシップリサイクルセミ ナーを開催 テーマは、「新造船向け材料宣誓書・供給者適合宣誓書の 作成について」 国交省海事局船舶産業課の加藤光一国際業務室長は 「シップリサイクル条約の概要」で講演 日本海事協会の高野裕文材料艤装部長は「造船所にお ける新造船のインベントリ作成について」で講演 海上技術安全研究所の成瀬健構造材料部門部長は「材 料宣誓書および供給者適合宣誓書について」で講演 新造船のインベントリは造船所で作成 ・物流連が第10回物流環境大賞の公募を12月1日から開始 応募締切りは来年2月27日まで ・交通エコ・モ財団、11月分のグリーン経営認証登録事業者 を発表(12月5日) 内航関係では苫小牧海運が登録 内航関係の累計では17件に ・国交省、12月11日に平成20年交通文化賞表彰式を開催 早稲田大学商学学術院教授の杉山雅洋氏ら4氏が受賞 ・国交省、平成20年度グリーン物流パートナーシップ会議優 良事業者政策統括官表彰の受賞者を発表 受賞者は明治ロジテック、明治乳業、アサノ通運 ・日本海事センターが海事教育専用サイト「マリタイム・ブリッ ジ」を開設 ・鉄道・運輸機構所有の旅客フェリー3隻の競売の目途は依然 立たず ・日中海運輸送協議会がまとめた10月の日中間コンテナ貨物 輸送実績 ・日本通運がまとめた11月分の鉄道コンテナ取扱実績 ・安芸海運が12月22日から本社事務所を移転 ・訃報 尾崎睦氏(上組会長、日本港運協会会長) |
【4面】 |
・《資料》 全日本海員組合の「船員職業の将来ビジョン検討委 員会報告書」(下) 98ビジョンの検証と将来展望 3 内航海運 われわれの現状と将来像 内航船員の教育と育成 船内供食と司厨部員の確保 福利厚生 船舶の技術革新への取り組み 産業政策への取り組み 次世代内航海運ビジョン ヒューマンインフラ部会答申を踏まえた船員確保・育 成策 生活・労働条件確立への取り組み 4 沿海 産業の現状と将来像 フェリー・旅客船の現状 原油価格の動向 環境問題 地方港湾・離島港湾整備計画 規制緩和 フェリー・旅客船における船員の現状 少数精鋭化 中途採用の弊害 船員不足への対応 サービス部門の分社化 雇用不安の増大 あるべき船員の生活ビジョン 賃金 労働時間 定年 福利厚生 職場環境 後継者対策 サービス部門のあり方 ・某元請船社が来年春竣工予定の貨物船2隻を用船解除 ・「海と船と港の物語」(140) 津軽海峡冬景色C |
【5面】 |
・第11回環境部会の合同会議で造船業界も自主行動計画の 温暖化対策を説明 1990年比10%削減の目標は達成の見込み ・5商船高専が12月8日に「現代GPフォーラム」を開催 国交省海事局海事人材政策課の蝦名邦晴課長が挨拶 「先行き不透明だが地道な努力を」 ・神戸市、12月9日に東京で神戸港セミナーを開催 日本経済新聞社の志田富雄編集委員が「世界経済海上物 流はどう動く」で講演 矢田立郎市長、内航フィーダー網の強化に取り組む ・ナカシマグループ、11月28日付けで持ち株会社制を導入 ナカシマホールディングスがスタート ・リベラホールディングスも国内フェリー事業も11月30日で全 航路を廃止 道南自動車フェリーと東日本シップマネージメントは合併へ 超高速フェリー2隻の運航再開も検討か ・全日本トラック協会の中西英一郎会長が自民党の物流調査 会で意見 輸送量の減退による危機を打破 ・JR貨物の小林正明社長が自民党の物流調査会で意見 モーダルシフトの受け皿としての務めを果たす ・内航総連、11月期船殻処理完了船として海外売船9隻を公 表 ・物流技術管理士会が選んだ2008年物流10大ニュース |
【6面】 |
・素材型産業の減産が内航に影響 減産拡大で海上輸送を直撃 各元請オペは余剰船を抱え返船に動く ・「鉄鋼荷主の物流部に聞く」 鉄鋼減産で内航市況に影響 住友金属工業影響総括部長 高山達也氏 ・内航総連の基本政策小委員会新規物流ワーキンググルーフ が平成19年度の循環物流の海上輸送実績をまとめる 前年度比約21%増の約1682万トンに ・海外売船市況、貨物船はピーク時の半値以下に 油送船の問い合わせはゼロ状態 ・国交省海事局、「船員計画雇用促進等事業」で113事業者 を認定 このうちグループ化の促進に係る事業では9件 |