平成21年(2009年)2月2日付 第2080号 |
【1面】 | ・鉄鋼が過去最大の減産、内航鋼材輸送量は半減状態 鉄鋼元請は係船を含め対応策の検討へ ・社説「今次の最大不況、暫定措置事業にも多大な影響が及 ぶ」 交付申請の大幅増に原資不足問題が再浮上か ・船主連絡協議会の貨物船部門、2月のオペレーター訪問を 当面延期 今後の経済情勢を見極め実施 ・交政審海事分科会の船員部会で船員計画雇用促進等事業 の認定状況を報告 602名の内航船員増を見込む ・平成20年度第2次補正予算が成立(1月27日) 海事局関連では国内海上輸送の活性化・効率化等の推進 で4億円 中長距離フェリーやRORO船が対象に ・新日本製鐵の緊急対策を公表(1月29日) 大分製鉄所は第1号高炉の吹き止めを約1か月前倒し 君津製鉄所は第2号高炉を2月下旬〜3月上旬を目途に バンキングを実施へ |
【2面】 |
・1月23日の交政審第18回海事分科会で海上交通の安全確 保のための制度改正で答申 港則法や海上交通安全法の改正案を今国会に提出へ ・千葉県内航海運組合が1月23日に新年賀詞交歓会などを 開催 松田理事長、今年は羽田空港拡張工事に総力をあげる 自家用砂利PBの進出拡大を危惧 ・金子国交相、参院予算委員会で海上運送分野にも新たな支 援策の検討を示唆 高速道路料金の大幅値下げで ・関東沿海海運組合が1月23日に新年賀詞交歓会を開催 小比加理事長、即効的不況対策は減船が必要と挨拶 ・海上保安庁が平成20年における密輸・密航取り締まり状況 まとめる 過去2番目となる大量の覚せい剤輸入事件を摘発 ・鉄連、2008年度第2四半期と上期の鉄鋼国内輸送機関別 輸送実績をまとめる 上期の船舶輸送は前年同期比1.2%増の2437万2062 万トン ・鉄道・運輸機構が平成21年度の基礎的研究課題の募集を 開始 2月18日に募集説明会を開催 ・国交省海事局が海賊対策連絡調整室を設置 船舶運航事業者などとの連絡調整に対応 ・2009年度ミス日本グランプリで池永由宇さんがミス日本「海 の日」に選ばれる 熊本県出身の私立大学生 ・九州運輸局、1月30日に宮崎県日南市役所でマリンワークin 日南(1日船員職安)を開催 ・川崎近海汽船が1月23日に新年懇親会を開催 森原社長、先読みをせず地道に内航、フェリー、近海部門 の3本足打法で打開へ ・「わが社の新造船」 運航=日新タンカー、船主=丹羽汽船 749総トン型油送船「第二天正丸」が就航 前畑造船(長崎)で昨年12月に竣工 |
【3面】 |
・日通総研短観12月調査分、荷動きはかつてない厳しい状況 各輸送機関とも最悪の荷動きに ・自動車工業会の2009年の自動車国内需要見通し 四輪車需要は前年比4.9%減の486万台に 1978年以来31年ぶりに500万台を割り込む ・鉄連がまとめた鉄鋼需給の動き 昨年11月の鋼材受注量は前年同期比2桁のマイナスに 粗鋼生産も同12.9%減の881万5000トン ・鉄連がまとめた2008年の粗鋼生産(速報) 前年比1.2%減の1億1874万トンと史上3位の生産量に ・全国造船安全衛生対策推進本部が2008年の死亡災害発 生状況をまとめる 死亡者は17人と依然として増加傾向に ・三興海運の近藤兼久会長が海難防止へ向けて警鐘を鳴らす 1月12日の曳船「第8きさ丸」の海難事故で ・「海と船と港の物語」(145) 南極大陸の水@ |
【4面】 |
・リサイクルポート推進協議会のリサイクルセミナーで小林調 査研究部会長が「リサイクルポート実証事業の実施」で講演 2月〜3月にかけて実施予定の海上輸送実証実験につい て報告 ・製紙連合会の2009年の紙・板紙の国内需要見通し 前年比8.0%減の2825万6000トンと3年連続減に 国内需要3000万トン割れは1994年以来 ・近畿船員対策協議会・近畿運輸局などが航海訓練所の練習 船「大成丸」で見学会開催(1月20日) 京都府の精華南中学校の生徒らを招待 ・川崎近海汽船の4月1日付人事異動 川崎汽船常務の石井繁氏が常勤顧問に就任へ ・九州運輸局がまとめた10月のトラック航送台数 ・日本舶用機関整備協会の会合・行事予定 ・海上コンテナ輸送のトーホー運輸倉庫が倒産 |
【5面】 |
・鉄鋼大手、造船用鋼材の追加値上げを正式に取り下げ 造船所は4月からの大幅な値下げに期待 ・南日本造船大在工場での事故で通達 海事局が造船関連3団体に労働災害の防止で ・国交省、海洋汚染防止設備などの手引書・心得などを一部 改正 ・国交省、改正JIS溶接材料の取り扱いで通知 軟鋼、高張力鋼、低温用鋼材溶接材料で ・海技大学校が平成21年度の学生を募集へ 3〜5級海技士コース ・インベントリの対象、内航貨物船は約146総トン以上 油送船は325総トンに ・鉄道・運輸機構が海員組合と広島地裁で配当異議訴訟で争 う 旅客フェリー3隻の差し押さえ問題で ・九州運輸局の10月の船員雇用情勢 有効求人数327人、有効求人倍率0.54倍 ・新潟造船が三崎工場で「衣笠丸」を引き渡す ウイングマリタイムサービスの4000馬力型タグボート ・名港海運がモスクワに駐在員事務所を開設 ・全日本トラック協会の軽油価格影響調査 運賃転嫁率は55.1% 値上げ率の平均は4.6%に ・全日本トラック協会、トラック運送事業の賃金実態をまとめる 運転手の平均賃金は前年比1.0%減の31万8600円 2年連続で前年を下回る |
【6面】 |
・船員派遣事業の許可更新で船舶等費用を控除に改善措置 船舶管理者協会は今回の措置を評価 ・「鉄鋼荷主の物流部に聞く」 鋼材船の需給は緩む方向に 神戸製鋼所鉄鋼総括部物流グループ長 池田惣一氏 ・内航総連がオペレーター50社を対象に緊急実態調査へ 昨年10月以降の輸送需要や船腹需給を調査 ・海外売船市況、貨物船の海売価格は暴落 油送船は買い手がない状態 ・新和内航海運、緊急対策委員会を設置 設立以来の危機的状況の克服へ ・内航総連の1月期解撤等交付金申請締め切る 2隻追加で23隻、2万8848総トン、4万8907対象トンに 概算交付金額は17億9301万4500円 ・海へのチャレンジフェアin静岡の開催結果 採用・内定は6名、保留が9名(18件)に ・海上災害防止センターがHNSタンカー関係者に証明書の更 新手続きで通知 手続きの受付は2月2日から3月19日まで ・内航総連、平成21年度第1回6級海技士(航海)の募集要領 を公表 事前とりまとめ受付期間は2月9日から20日まで |