「内航海運新聞」ニューストピックス

平成21年(2009年)4月20日付 第2091号
【1面】 ・鉄鋼元請各社、用船料の大幅引き下げが相次ぐ
  
20%前後の値下げを断行、船腹量も約2割減船
・社説「苦悶する鉄鋼元請船社」
  
中長期視点での対応を望む
・内航業界の緊急不況対策、補正予算案に明記される
  
4月27日の閣議決定に期待大
・2月の船員有効求人倍率が0.65倍に
  
2年5か月ぶりの低水準に
・全海運の小比加会長が新年度を迎えて挨拶
  
緊急不況対策の実施が正念場を迎える
・内航春闘、13日の年間臨手交渉は物別れに
  
船主側は前年度妥結額の20%レスを提示
   
交渉開催の目途は立たず
【2面】 ・日本船舶技術研究協会、温室効果ガス(GHG)排出量削減
 に向けた技術開発に着手
  
1隻で30%削減を目指す
・内航総連、小中学校用の補助教材としてDVD「ひかる海」〜
 活躍する内航船〜2万本を配布
・日本海難防止協会の平成20年度調査報告書
  
AISを活用した港内官制手法と官制基準の見直しで提言も
・チャレンジフェアin神戸、6月10日の海技大学校で開催
  
参加企業35社の募集を開始
・津軽海峡フェリー、超高速フェリーのゴールデンウィーク中の
 期間運航を断念
  
7月上旬からの再開を目指す
・船員教育機関の入学者数
  
海上技術短期大学250名、海上技術学校155名など
・鉄道・運輸機構が4月10日付で金利改定
  
固定型・見直し型ともに0.1%引き上げ
・王子製紙の釧路工場、年間約35万トンの生産を中止
・全日本トラック協会がトラックドライバーの不足で警告
  
2015年までには14万人が不足と試算
・モーダルシフトの受け皿会社、トラックドライバーの不足で海
 上シフトに期待
・貨物船オペレーター船社が部課長級も賃金カットへ
・五十鈴海運が港湾運送事業を廃止
・訃報 吉田俊朗氏(日本船主協会元理事長)
・「わが社の新造船」
  
運航=鶴見サンマリン、船主=霧島海運商会
   
1791総トン型黒油タンカー「第二十一霧島丸」が就航
    
3月27日に村上秀造船で竣工
【3面】 ・本紙、代替建造推進アクションプランの平成20年度対応状
 況を検証
  
SES建造などで一定の性化
   
グループ化促進では伸び悩み状態
    
グループ化の推進
    船型などの標準化関連
    船員確保対策
    モーダルシフトの促進
    新技術の開発など
    荷主との情報交換など
    暫定措置事業関連

・中国グリーン物流パートナーシップ会議がモーダルシフト優
 良荷主を募集
・国交省、1万総トン未満の船舶の製造業などの実態報告をま
 とめる
・「海と船と港の物語」(155)
  
日本列島が広がった時
《資料》 貨物船と油送船の内航輸送元請オペレーター上位
 50社の輸送実績推移(2009年3月速報値)
  
貨物船と油送船の輸送品目別輸送実績
【4面】 ・海技教育機構運営改革懇談会の報告書
  
海上技術短期大学校は名実ともに内航船員の養成拠点校
  に
   
T 懇談会の背景と目的
   U 機構を取り巻く現状と課題
   V 論点と意見

    
1 教育サービスの見直し
    2 教育体制の見直し
    3 募集戦略の見直し
    4 財務の見直し

   
W 今後の機構運営の基本的方向性
    
1 教育サービスの向上、教育の魅力化
    2 安定的かつ効率的な運営

   
X まとめ
・日本造船協力事業者団体連合会の2008年度実態調査報
 告書
  
造船部門、造船以外の売上高ともに増加
   
外国人研修生・実習生受け入れ企業は中国59社、フィリ
   ピン57社、インドネシア10社の順に

・船内荷役春闘、賃上げと労働条件の協定書と覚書
・IMOの第95回法律委員会ての開催結果
  
海賊問題への対応などを審議
・全日本トラック協会、今年度も高さ指定道路の要望へ
・鉄道・運輸機構、クルーズフェリー飛龍の一般競争入札は不
 調に終わり随意契約か
・井本商運、4月から京浜/福島・相馬航路と阪神/宮崎・油津
 航路を開設
【5面】 ・平成20年の海洋汚染の発生件数は前年比78件増の555
 件に
  
油による船舶からの汚染は約71%を占める
・厚生労働省、労働安全衛生規則の一部を改正
  
足場などからの墜落防止を強化
・日本舶用工業会、2010年度の新製品開発助成事業におけ
 る課題を募集
・商船三井テクノトレードがPBCFで追加特許
  
胴体部とフィンの長さ、形状を変化させ効率が改善
・カナサシ重工が4月10日に会社更生手続き開始申し立て
  
負債総額は約201億2000万円
   
操業は4月13日から再開
・今治地域造船技術センターが4月13日に初級研修の開校
 式を実施
  
131名が4月から3か月間受講
・国交省の2月の造船造機統計速報
  
生産指数の前年同月比は27.4%増
・国交省、塗装システムの承認に関する適合証明書発給機関
 認定の規則を制定
・物流連がホームページに次世代物流EDI標準の改訂版「物
 流XML/EDI標準」を無償公開
・国交省の5月の主要建設資材需要予測
  
鋼材関係は依然として激減
・日中海運輸送協議会がまとめた2月の日中間コンテナ貨物
 輸送実績
  
7か月連続減の17万1021TEUに
【6面】 ・タンカー組合、石油連盟との船員荷役軽減ガイドラインの進
 捗状況を報告
  
レジューサー未対応箇所については予算措置を
・「有力オペレーターの経営戦略」
  
老朽船の代替建造促進へ
   
日本タンカー社長 田中裕司氏
・タンカー組合が船員荷役時間の実態調査結果を公表
  
石油連盟に荷役時間の改善対策を要望
・鋼材輸送、4〜6月期には底入れか
  
オペ各社は7月以降のじり高に期待
・ケミカル船の用船料改定状況
  
値下げと据え置きがばらつく
   
20隻以上が返船の憂き目に
・鉄道・運輸機構の平成20年度共有貨物船船主決定は26
 隻、4万7850総トンに
  
予算消化率は予算を上回る124.14%に
   
SESは過去最多の7隻
・鉄道・運輸機構の平成20年度共有旅客船船主決定は2隻、
 1300総トンに
  
予算消化率は20.53%にとどまる

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業





阪神ポンプ製作所 島田燈器工業 日産電機サービス

 

佐々木造船 萩原バルブ工業

 

松井鉄工所 尾道海技学院