「内航海運新聞」ニューストピックス

平成21年(2009年)9月14日付 第2110号
【1面】 ・内航総連理事会、老齢船処理で予備申請の調査へ
  
組合員に積極的な活用を呼びかけ
・「社説」民主党政権の一次補正予算の全面停止
  
地方船主に動揺と不安
・内航元請オペレーター上位50社の8月の輸送実績(内航総
 連調査)
  
鉄鋼輸送は65%まで回復するも、全体的には横ばい状態
  で厳しさ続く
・内航総連、理事会後に上野会長が会見(9月10日)
  
民主党には内航海運の実態に即した対応を望む
・内航総連の7月期老齢船処理申請状況
  
17隻、3万1430対象トン、5億8163万3675円が申請
   
内訳は貨物船6隻、特殊貨物船5隻、油送船6隻
    
事業廃止は10隻、集約化・グループ化は7隻
・辰巳商会の社長に溝江輝美氏が就任
  
木谷光徳社長は最高顧問に
【2面】 ・民主党の地球温暖化防止対策、25%削減で産業界は反発
  
内航海運業界も輸送量減やコスト増で影響
・国交省海事局、平成22年度予算概算要求で標準船型の開
 発などを目指す
  
「ひとと環境にやさしい内航船の設計と普及促進」で6800
  万円を計上
・鉄道・運輸機構が9月8日に平成21年度船舶技術セミナー
 を開催
  
小崎文雄理事、乗組み制度の見直しでSESの普及に期待
  とあいさつ
・関東運輸局が9月8日に第1回運輸安全業務推進本部を開
 催
  
今後へ向けた具体的な業務推進方針を討議
   
安全に向けた運輸事業者の取り組みの推進で設置
・国交省海事局、岸壁に停泊中の船舶における作業中の事故
 を集計
  
平成15年から19年までの5年間で23件発生
   
貨物船(ケミカルタンカー含む)が約半数を占める
・製紙各社は9月も印刷用紙の減産が続く
  
紙製品の海上輸送は超低空状態に
・全日本トラック協会が新型インフルエンザ対策でガイドライン
 (緊急対策マニュアル)を作成
・辰巳商会の8月24日付役員異動
・三菱化学物流の10月1日付役員・一般人事異動
・日本興亜損害保険が本社事務所移転
・日中海運輸送協議会がまとめた7月の日中間コンテナ貨物
 輸送実績
《資料》 内航総連の内航元請オペレーター上位50社の輸送
 実績推移表(8月速報値)
【3面】 ・平成21年版海事レポートから船舶産業分野を抜粋
  
1 造船業および舶用工業の現状
  
 (1) 国際造船市場(外航船)の動向
   (2) 国内造船市場(内航船)の動向
   (3) 舶用工業市場の動向

  
2 造船業および舶用工業における主な取り組み
   
(1) 産業競争力の強化
   (2) 中小型造船業対策
   (3) 舶用工業対策
   (4) 国際協調の推進

    
@OECD造船部会
    A主要造船国との対話
    B造船関係経済協力

  
3 新技術の開発および実用化
   
(1) 船舶・舶用新技術の現状
   (2) 新技術の開発と応用

    
@海の10モードプロジェクト
    A外洋上プラットホームの研究開発
    B天然ガスハイドレート(NGH)輸送船の開発
    C協調型航行支援システムの調査研究

・日本ロジスティクスシステム協会(JILS)の2008年度物流コ
 スト調査結果
  
売上高物流コスト比率は平均で前年度比0.01ポイントア
  ップの4.87%に
・国交省の9月8日付人事異動
・「海と船と港の物語」(172)
  
世界と日本の珍味@
【4面】 ・海洋政策研究財団の提言「アジアに活きる日本の海事産業」
 2050年の日本からのメッセージ(下)
  
4 提言
   提言
3 わが国船舶産業は若者に魅力ある産業に新生
   すべき
   提言4 新たな視点で海洋資源と海洋空間の利用に取り   組むべき
   提言5 アジアの総合的マリタイムセンターとなるべき
  
附録1 2050年の世界と世界の海事産業の姿
   
1 2050年の世界の姿
   2 2050年の世界の海事産業の姿

  
附録2 海上輸送に関する海洋政策研究財団の試算
   
1 予測の前提条件
    
1-1 定量的な前提条件
    1-2 定性的な前提条件

   
2 海上輸送に関する予測結果
    
2‐1 海上荷動き量(重量トンベース)
    2‐2 海上荷動き量(トンマイルベース)
    2‐3 必要船腹量(載貨重量トン数および隻数)
    2‐4 CO2排出量
【5面】 ・NEDO、10月9日締め切りで事業者を募集開始
  
2009年度温室効果ガス排出削減支援事業で
・物流連、8月28日に最近の物流動向と総合物流施策大綱に
 ついて説明会を開催
  
国交省の山口勝弘政策統括官付参事官が「物流政策の現
  状と展望」で講演
・国交省が新型インフルエンザ対策で関係団体に通達
  近
く感染防止対策で説明会を開催へ
・国交省港湾局、平成22年度予算概算要求で3つの新規着
 工施設を計画
  
仙台塩釜港、堺港の多目的国際ターミナル整備と竹富南
  航路の整備
・オーシャントラス、10月から12月まで北九州/徳島/東京航
 路の料金・運賃を3%割引
  
地方自治体からの交付金を活用
・長崎県、離島航路に就航する2隻を全額補助で代替建造へ
  
長崎/下五島航路の「フェリー福江」と壱岐/対馬/博多航路
  の「ニューつしま」
・全日本造船機械労働組合が第77回定期大会を開催
  
雇用と生活を守り、労働条件の向上を目指し大会宣言
・全日本海員組合と国際船員労務協会が日本人船員確保育
 成プロジェクトで合意
  
奨学金制度や国内外研修支援制度を創設
・九州地区船員対策連絡協議会と日本船主協会が海事施設
 の見学会を開催
  
福岡市小学校の社会科研究会の教諭39名を対象に
・全日本港湾運輸労働組合同盟、9月16日の第23回定期大
 会を開催へ
・全日本海員組合と全国港湾、港運同盟が11月24日に日本
 海員港湾労働組合協議会の設立総会を開催へ
  
初代議長に全国港湾の糸谷欽一郎氏を選出の予定
・全国港湾労働組合連合会が9月3日、4日に第2回定期大会
 を開催
・三洋海運商会が本社事務所を移転
・関東運輸局がJFE物流に対して港湾運送事業法に基づき許
 可条件変更通知を交付
【6面】 ・国交省海事局、平成22年度予算に船舶管理会社を活用し
 たグループ化等支援事業を創設
・「政権交代後も本来の役割を着実に」
 
 国交省海事局長 小野芳清氏
・高速道路の無料化、暫定税率廃止の影響
  
海運事業者は逆モーダルシフトを懸念
   
港湾使用料などの無料化支援を求める
・内航輸送組合の正副会長が記者懇談会を開催(9月9日)
  
三木孝幸会長、市況の低迷で運賃への影響を懸念
   
内航海運事業者の経営基盤の強化も必要
・国交省海事局が9月8日に第1回船舶内工務・作業に関する
 事故防止対策検討委員会を開催
  
各委員に実態調査を依頼
   
次回会合は10月下旬に開催予定
・鉄道・運輸機構が9月9日付で金利を改定
  
固定型・見直し型ともに0.20%引き下げ
・内航総連理事会、7月期建造等申請を審査
  
貨物船6隻、特殊貨物船1隻、油送船4隻の合計11隻、1
  万6988対象トンを認定
   
貨物船1隻を保留、差引建造等納付金額は5億202万
   2625円の見込み

・国交省、運輸安全マネジメント制度の一層の促進で一杯船
 主向けパンフレットを作成
  
小規模事業者における「安全管理の進め方」
・中国運輸局の7月の船員需給動向
  
有効求人数は152人、有効求人倍率は0.85倍に
・川崎近海汽船の北海道支社が移転

 

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