平成21年(2009年)11月30日付 第2121号 |
【1面】 | ・内航総連、公平性を欠く「地球温暖化対策税」導入に反対 年間新たに75億円の負担増に モーダルシフト政策にも逆行 ・内航総連が11月26日三日月政務官に意見陳述 逆モーダルシフトで地球温暖化対策に逆行 ・社説「不況対策の目玉である老齢船処理事業」 予備申請の完全実現に期待 ・内航総連、傘下5組合に下請取引の適正化などで通達 下請取引の適正化に努力を ・国交省の馬淵副大臣、高速道路料金の無料化について11 月25日の定例会見で語る 無料化路線区間の特定などは年末までに提示 |
【2面】 |
・国交省の三日月大造政務官、海事振興連盟の総会で祝辞 代替建造がしやすい環境づくりに取り組む 地球温暖化対策としてモーダルシフトを推進 ・海事振興連盟の2009年度通常総会での決議文 ・日本船主協会、海事振興連盟総会後の懇談会での要望 登録免許制の軽減措置と外航用コンテナの固定資産税の 廃止など ・日本港運協会、海事振興連盟総会後の懇談会での要望 内航海運の活性化と支援も要望 ハブ港と地方港を内航フィーダーで連結を ・公正取引委員会、中小事業者取引公正化推進プログラムを 実施へ 不当なしわ寄せなど取引の公正化の一層の推進で ・東京/沖縄航路、東京・有明ふ頭に貨物があふれ出す マルエーフェリーの「ありあけ」の座礁事故の影響で ・11月24日に港則法および海上交通安全法の一部を改正す る法律の施行期日を定める政令案を閣議決定 交通制限手続きの迅速化は12月1日から施行 通報対象船舶の拡大は来年6月1日から ・経産省と公取委、下請取引の適正化で通達 約700事業者団体と約3万の親事業者あてに ・全日本海員組合と全国港湾労働組合連合会、全日本港湾運 輸労働組合同盟が「日本海員港湾労働組合協議会」(海港 労協)を結成 11月24日に結成大会を開催 議長に全国港湾の糸屋欣一郎執行委員長を選出 ・港湾労使、今年も年末年始特別荷役を実施 年末年始出勤者への特別休日化の実施は引き続き継続 協議 ・宮崎県ポートセールス協議会が11月20日に宮崎県港湾セ ミナーを開催 東国原会長、昨年7月に宮崎県物流対策推進本部を立ち 上げ、貨物の集荷に努力 ・商船三井内航の12月1日付人事異動 |
【3面】 |
・《資料》 国交省と内航総連による平成21年度の内航取引 実態に関するアンケート調査結果報告書(上) 景気後退で不公正取引が頻発 1 調査の内容と方法など 2 回答事業者の概要 3 主な契約内容 4 取引の実態 ・内航総連の外部委員会委員 ・栄豊シッピングが事務所移転 ・訃報 長峯英五郎氏(第一商事代表取締役) ・「海と船と港の物語」(182) 「文章の中の珍味」@ |
【4面】 |
・海上技術安全研究所の講演会で国交省の小野海事局長が 「海事分野における環境行政の方向性」で講演 海事分野における環境行政の方向性 海事行政の柱 海事行政の4つの柱 新政権のポジション 国際海運をめぐる現状と取り組み 世界のCO2排出量 海上荷動きの予測 国際海運からのCO2排出削減の手法とIMO規制メニュー の整理 IMOのCO2対策 海洋環境イニシアティブ 革新的な省エネ技術 NOx対策 シップリサイクル 内航海運をめぐる現状と取り組み 内航海運における地球温暖化対策 内航海運・内航フェリーの課題 内航海運・内航フェリーへの支援 ・日本船舶技術研究協会が11月16日に2009年度シップリ サイクルセミナーを開催 条約は最短で2012年末の発効の見込み 内航船も海外売船時に条約証書の受有義務が発生 |
【5面】 |
・「内航船ならびに修繕等に関する懇談会」が11月11日北九 州市門司で開催 新造船の新規受注は皆無の状態 修繕も半減、修繕費も下落 ・平成21年度のエコシップマーク認定事業者 荷主と物流事業者がパートナーシップもとで一体となってモ ーダルシフトを推進 ・中小型造工が11月12日に北九州市で第1回内航船建造に おける援助対策と造船所への融資支援対策検討会を開催 造船業構造転換業務にかかる建造納付金処理で検討 ・台湾の船社が日本の内航船に買い意欲 台湾船舶の老齢船の増加で ・海上保安庁の鈴木長官久康が11月18日に定例会見 海難事故の多発で注意を喚起 関門海峡について航行船の速度制限も検討 ・本瓦造船が日本舶用工業会の賛助会員に ISO9001の認証取得でさらなる品質向上へ ・全日本海員組合の12月1日付人事異動 ・JR貨物、11月24日に常磐線隅田川駅構内の鉄道貨物輸 送力増強事業で起工式 関東/北海道航路の内航RORO船、長距離フェリー業界は 壊滅的打撃を危惧 ・東京港排出油等防除協議会が11月27日に出光興産東京 油槽所などで大規模排出油事故対策訓練を実施 ・JR貨物の2009年度年末手当は1.575か月分 ・東海運の株式が貸借銘柄に選定 |
【6面】 |
・緊急船員雇用対策の申請状況、11月末現在本紙調べ 雇用調整助成金は209社が申請 緊急雇用促進助成金は57社、139名 就職促進給付金は27名に ・岩田誠・内航タンカー組合会長が11月19日に記者懇談会 輸送量の減少は減船対策で 縮小安定のなかで適正利潤の確保を ・内航総連の11月期3事業の申請状況 老齢船解撤等交付金申請には28隻が申請 一般貨物船は6隻、6591対象トン 特殊貨物船は7隻、4441対象トン 油送船は15隻、2万5642対象トン 建造等申請には15隻が申請 貨物船10隻、油送船5隻の申請か 解撤等交付金申請には11隻が申請 一般貨物船は8隻、1万4372対象トン 油送船は3隻、3155対象トン ・全海運が11月25日に理事会を開催 小比加会長、老齢船処理事業における予備申請で大量申 請に安堵 シップリサイクル問題や船員保険制度について協議 ・国交省の小野海事局長、11月20日に記者懇談会を開催 平成22年度税制改正要望の全面復活に向けて臨む ・政府の行政刷新会議の事業仕分け 海技教育機構と航海訓練所関連は見直しに 離島航路補助については見直しを行わず ・貨物船のトリップ運賃は11月中旬から下旬にかけて値上が り 気象・海象の悪化による貨物の滞貨でトリップ船を手当て その後は40万円から45万円に再び低下 ・内航総連の基本政策推進小委員会がまとめた平成20年度 の循環資源海上輸送実績 金融不況の影響で前年度比12%の減少の1478万トン |