内航新聞社ニューストピックス

【1面】	・内航総連、平成２１年１１月期老齢船処理申請を締め切る　　２８隻、３万７６７４対象トン、交付金額５億９７００万円が申　　請　　　予備申請の１割弱と低調な申請に終わる・社説「暫定税率廃止の代替対策」　　地球温暖化対策税の導入に反対・沖縄県がカボタージュ規制の緩和を要望　　１１月１２日に構造改革特区で内閣府に申請　　　内航総連は制度の堅持で反対へ・国交省の馬淵副大臣、１２月２日の第５回政策会議後に会見　　税制改正要望は税務当局の厳しい査定姿勢
【2面】	・全海運が１１月１７日に開催した第６回内航海運活性化プロ　ジェクトチームの審議概要　　今後の業界･組合のあり方などについて審議　　　今後は他の組合とも連携した取り組みへ・国交省、１１月３０日に交政審第３６回港湾分科会を開催　　八戸港、石巻港、横浜港、神戸港、北九州港の５港の港湾　　計画を原案どおり承認・公正取引委員会、全国各地域で有識者と懇談会を開催　　各地域の実情や幅広い意見･要望を把握・オーシャントラス、北九州/徳島/東京航路のフェリー事業で　料金･運賃とＢＡＦを値下げ　　来年１月から３月まで・物流連が第１１回物流環境大賞の公募を開始　　応募締め切りは来年３月１日・紙･板紙輸送、国内出荷の低調が続き海上輸送の回復目途　立たず・日本製紙グループが２０１１年度までの第３次中期経営計画　を策定　　生産能力を８７万５０００トン削減して６８５万４０００トンに・国交省、１２月１０日から１か月間、年末年始の安全総点検　を実施・中国運輸局の１０月の船員労働需給　　有効求人数は１７５人、有効求人倍率は０．９８倍・神戸市、１２月１２日に日本初の内航コンテナ船「祥洋丸」の　寺田美夏船長とふれあう会を開催・鶴丸海運が外航ばら積み船「ＣＲＡＮＥ　ＩＳＬＡＮＤ」を建造　　１１月４日に神田造船所で引渡し・九州運輸局がグリーン経営推進講習会を開催　　トラック事業関係は来年１月２８日に大分県トラック会館で　　内航海運･旅客船事業関係は１月２９日に九州運輸局で・神戸運輸監理部が来年２月１日と２日に油濁防止管理者養　成講習を実施・日中海運政策フォーラムの第２回会合を１１月１６日と１７日　に北京で開催　　日本と中国の海運政策を紹介　　　次回は日本で開催へ
【3面】	・《資料》　国交省と内航総連による平成２１年度の内航取引　実態に関するアンケート調査結果報告書(下) 　　景気後退で不公正取引が頻発　　　４　取引の実態　　　５　公正な取引環境整備のあり方・国交省、１１月２７日付で政策統括官付参事官で人事異動・「海と船と港の物語」(１８３) 　　「文章の中の珍味」②
【4面】	・１１月２６日の行政刷新会議の事業仕分け　　海技教育機構と航海訓練所の運営交付金は見直しに　　　海技教育機構は授業料を、航海訓練所は訓練負担金を　　　段階的に引き上げへ・内航タンカー組合の平成２１年度上期輸送実績　　一般タンカーは前年同期比１６．０１％減の６５７９万６８３キ　　ロリットル　　特殊タンク船は同１４．３９％減の８７７万１３８４トン・海洋政策研究財団、技術開発基金制度における平成２２年　度研究開発課題を募集　　募集期間は１２月７日から１８日まで
【5面】	・国交省、１１月２６日に第４回運輸事業の安全に関するシン　ポジウムを開催　　大野裕夫運輸安全政策審議官が運輸安全マネジメント制　　度導入３周年で具体的な成果　　　東大の濱口哲也特任教授が「リスクマネジメントのための　　　失敗学」で基調講演　　　　「現場の力：現場のレベルアップが高める運輸の安全｣　　　　でパネルディスカッション・四国運輸局、安全統括管理者・運航管理者研修会を開催　　１１月１９日に高松市、２０日に松山市で・九州運輸局の２００９年度上期鋼製船舶造船実績　　建造量は微増、受注量は前年同期比９９．５％の大幅減に・近畿内航船員対策協議会と近畿運輸局が海上自衛隊舞鶴　地方総監部で船員就職セミナー（１１月２６日）　　任期満了に近い２１人の任期制自衛官が参加・近畿運輸局が１１月２４日に小浜市立雲浜小学校で出前講　座を開催　　近畿内航船員対策協の上窪会長が講演・日本舶用工業会が社会人教育講座「海運･造船概論」を開催　　東京（１１月１０日）と大阪（１６日）の２会場で約２００名が参　　加・中小型造工が１０月２０日に伯方造船で進水式見学会を開催　　大三島小学校と近見小学校の児童たち１０９名を招待・海上保安庁がＩＭＯ本部からＩＭＯ勇敢賞を授与　　ソマリア周辺海域派遣捜査隊の自衛隊の護衛艦乗組員と　　ともに・新潟原動機ＣＯ2削減技術開発支援事業で小型デュエルフュ　ーエル（ＤＦ）ディーゼル機関を開発へ　　１万馬力までの中速エンジンの製造を目指す・ヤンマーの２００９年４～９月期連結決算　　売上高２２１４億円、経常利益７０億円・松浦造船所が燃料節約装置「節約くん」を初搭載した４９９総　トン型一般貨物船「松星丸」を建造・造工の元山登雄会長が最近の造船マーケットで会見　　昨年秋以降、新造船受注の低迷が続く・東海運、連結子会社の関東トラックと関東エアーサービスを　合併　　関東トラックを存続会社とし業務の効率化と財務体質の改　　善を図る
【6面】	・ＩＬＯ海事労働条約の発効は平成２３年末の見込み　　近海区域以遠で定員１０名以上の船舶に船舶料理士の配　　乗を義務付け・エコシップ・モーダルシフト事業優良事業者海事局長表彰授　与式を１１月２７日に開催　　小野海事局長、システム対策の組み合わせが必要　　上野会長、地球温暖化対策税は逆モーダルシフトに・内航総連、平成２１年１１月期建造等申請を締め切る　　貨物船１０隻、４１２３総トン、１万６８８０対象トン　　油送船５隻、９４１２総トン、１万６５６０対象トン　　　概算差引建造等納付金は８億５３０５万２８１９円・内航総連、平成２１年１１月期解撤等交付金申請を締め切る　　貨物船８隻、６１３１総トン、１万４３７２対象トン　　油送船３隻、１４９６総トン、３１５５対象トン　　　概算解撤等交付金額は８億８９００万円・国交省、１１月３０日に第１０回船員部会を開催　　船員雇用促進対策事業費補助金の減額に対して懸念の声　　　平成２２年度概算要求概要も報告・船員派遣事業で新たに５件を承認　　平成１７年４月以降の許可事業者は２０１件に・政府税制調査会の平成２２年度税制改正要望の第一次査定　　中小企業投資促進税制の延長はＣランク（抜本的な見直　　し）に　　　外航日本人船員の税制改正はＤランク（認められない）に・内航総連の環境安全委員会、国交省から船舶からの大気汚　染物質放出規制海域の設定で説明を受ける　　ＮＯｘ、ＳＯｘ・ＰＭ規制で・海外売船市況　　貨物船、油送船とも売り物は少なく価格も値下がり傾向