平成21年(2009年)12月14日付 第2123号 |
【1面】 | ・海事振興連盟が藤井財務大臣と前原国交大臣に税制改正 で要望 特別償却または税制控除の延長または恒久化 地球温暖化対策税の導入反対 船員計画雇用促進助成予算の確保など ・内航総連、造船所への内航船舶受注量アンケート調査結果 を公表 平成21年度は79隻、22年度は64隻を建造予定 このうち暫定措置事業対象船舶は74隻と53隻の予定 ・内航総連、11月期の内航元請オペレーター上位50社の輸 送実績 貨物船は前年同月比93%、油送船は同89% ・内航総連、12月10日に地球温暖化対策税の導入反対で前 原国交大臣に要望 ・政府、総額7兆2000億円の緊急経済対策を閣議決定 フェリー・海上交通の低炭素化への支援で50億円を盛り込 む |
【2面】 |
・東海道物流新幹線構想委員会が東海道物流新幹線(ハイウ ェイライン)構想を最終とりまとめ 東京/大阪間に物流専用鉄軌道の開設を目指す 積載貨物はコンテナ方式とトラック輸送方式 ・IMOの第26回総会の理事国選挙でわが国が主要理事国に トップの得票数で再選 ・国交省成長戦略会議が12月7日に第4回会合を開催 長谷川座長、住宅都市分野も検討対象に加え5分野に ・国交省、12月8日に第2回交通基本法検討会を開催 交通基本法は大きな戦略や条件に ・国交省、平成21年度交通関係環境保全優良事業者等大臣 表受賞者を公表(12月4日) 小田急電鉄、日通ら7社が受賞 ・川崎近海汽船のRORO船「南王丸」が就航10周年、1000 航海を達成 東京/油津/細島間の安全・安定輸送に貢献 ・国交省、12月15日に国際コンテナ戦略港湾検討委員会と 国際バルク戦略港湾検討委員会を開催 ・近畿運輸局と近畿地方海事産業次世代人材育成推進協議 会ら、12月1日に滋賀県近江市立愛東中学校の学生らを招 き体験航海 大阪市の広報船「夢咲」に乗船 ・国交省、グリーンパートナーシップ会議優良事業者で政策統 括官表彰の受賞者を公表 環境負荷の小さい物流体系の構築で ・鉄道・運輸機構が12月9日に金利改定 固定型は0.2%、金利見直し型は0.3%引き下げ ・九州運輸局が12月16日に佐賀運輸支局唐津庁舎でマリン ワークin唐津を開催 ・九州運輸局、2009年度上半期の長距離フェリー輸送実績 を公表 旅客輸送、車両輸送ともに前年同期比で大幅減少 ・中長距離フェリー船社、全日本トラック協会と協力して迷惑行 為防止に取り組む ・九州運輸局が年末年始の輸送等に関する安全総点検を実 施 ・「わが社の新造船」 運航=鶴見サンマリン、船主=藤井綱海運 3000キロ積み白油ダブルハルタンカー「第八幸秀丸」が 山中造船で竣工 |
【3面】 |
・前原国交大臣が海洋技術フォーラムの特別シンポジウムで 「海洋国家構想に基づく新しい海洋政策」で講演 海洋立国の推進、港湾の競争力強化に強力に取り組む はじめに わが国の海洋をめぐる状況 海洋基本法の概要 海洋基本法・海洋基本計画の推進 海洋に賦存するエネルギー・鉱物資源 海洋エネルギー・鉱物資源開発計画 メタンハイドレートの開発計画 海底熱水鉱床の開発計画 大陸棚延長の申請 離島の保全・管理のあり方に関する基本方針 わが国を取り巻く海洋の現状 ソマリア沖・アデン湾における活動 地球温暖化と海洋の関わり 食料自給率 日本船舶・船員の確保 成長戦略会議 結び ・東海運が11月30日付でコミットメントラインを契約締結 ・日中海運輸送協議会がまとめた10月の日中間コンテナ貨物 輸送実績 ・「海と船と港の物語」(184) 「海の幸と中国の料理」@ |
【4面】 |
・日本船舶技術研究協会、シップリサイクル条約とインベントリ 作成でセミナーを全国4か所で開催 中小造船所も作成が求められる ・国交省の交政審第36回港湾分科会での八戸港、石巻港、 横浜港、神戸港、北九州港の改定計画の概要 ・神戸運輸監理部の2009年上半期の造船・舶用工業の実績 大手造船所の手持ち工事量は3年分を確保 ・国交省、高速道路の年末年始割引料金 12月26日、27日は平日割引 1月4日、5日は休日割引に ・《資料》 内航元請オペレーター上位50社の11月期の輸送 実績 |
【5面】 |
・国交省、先進国型シップリサイクルシステムの構築で国内の 解撤事業者を育成へ シップリサイクルモデル事業に注目 ・広島商船高等専門学校、12月8日に公開授業・ディスカッシ ョンを開催 スーパーエコシップの建造から環境負荷低減技術と高度船 舶安全管理システム技術の課題と今後の可能性で ・渡辺造船所が11月21日の盛隆丸の進水式にマリア園の児 童などを招いて見学会を開催 井下海運の499総トン型一般貨物船 ・中小型造工、新来島どっく・大西工場の竣工船見学会と工場 見学会に地元市民ら4000人を招待 6400台積み自動車専用船などを見学 ・中小型造工、新来島波止浜どっくの進水式見学会に小学生 と幼稚園児ら118名を招待 1万2000トン型ケミカルタンカー ・国交省、備讃瀬戸航路の指定区域を拡大 12月16日から施行 ・中国運輸局の2009年度上半期の造船・舶用工業生産実績 竣工量はするが手持ち工事量は減少 ・厚生労働省、12月1日から雇用調整助成金の支給要件を緩 和 前々同期比10%以上減少した赤字の中小企業も対象に ・新潟原動機が海上保安庁から巡視船用高速エンジン22台 を受注 次期NOx規制への対応で一括受注 ・国交省が12月4日に国際海上コンテナの陸上輸送における 安全対策検討会議を開催 重心などの荷物の特性を運送業者に通知義務へ ・潮冷熱の新本社工場が今治市矢田に完成 旧本社工場は大西工場に ・神戸大学、12月8日に原子力船シンポジウムを開催 原子力船の現状と将来を紹介し原子力船の平和利用に関 する教育・研究のあり方を検討 ・全日本トラック協会が12月3日に常任理事会を開催 交付金の継続要望などの実現に一致結束 ・全日本海員組合と海友婦人会がフェリー・旅客船航路の維 持・存続で署名活動を開始 ・RORO型貨物船「フェリー海龍」の正式契約は未締結のまま |
【6面】 |
・内航総連の上野会長が12月9日の政策委員会後に会見 沖縄県のカボタージュ規制の緩和要請に強く反対 平成21年度下期資金管理計画はゼロ円に ・社会保険庁、船員保険の労働保険への移行で通達 ・国交省の馬淵副大臣が12月7日に会見 高速道路料金無料化社会実験は全国から実施区間を選 定へ ・内航タンカー組合が12月3日に石油連盟と内航連絡会を開 催 労働環境および荷役作業の軽減等に関するガイドラインの 調査結果を報告 陸側取り外し用レジューサーの設置バースは82%に ・中海連、四海連、九海連の3青年部会が九州・博多で第1回 合同会議を開催(12月4日) 内航海運の問題点や青年部会の活動で協議 情報の共有や抱える共通の諸問題を継続的に論議へ ・一部の鉄鋼元請船社が199総トン型貨物船を代替建造促進 小ロット貨物の増大で船主の育成を図る ・東京大学大学院、低炭素海運に向けてウィンドチャレンジャ ー計画をスタート 新形式の帆主機従風力推進船の開発へ 3年後には燃料消費量を3分の1にする大型風力推進船 の設定・ビジネスモデルの完成を目指す ・近畿運輸局、12月8日に京都市立大宅中学校の職業講座 に参加 近畿内航船員対策協議会の上窪良和会長が海運と船に ついて講演 |