「内航海運新聞」ニューストピックス

平成22年(2010年)2月1日付 第2129号
【1面】 ・平成21年度2次補正予算が参院で可決成立
  
海上交通低炭素化促進事業で約50億円
   
老齢船から若齢船への買換え促進で国から補助
・日通総研短観、1月〜3月の国内輸送機関別利用動向
  
各機関とも足取りは重い
   
内航コンテナ運賃水準は引き続き低下の見込み
・国交省交政審が1月25日に第11回船員部会を開催
  
若年船員の就職促進で対応方針を示す
   
既存スキームを最大限に活用して支援を
・小野海事局長、1月22日の記者懇談会で高速道路通行料
 金問題で語る
  
トラック上限5千円になると相当の影響を受けると懸念表明
・船員派遣事業、1月25日に新たに4件を承認
  
許可事業者は累計で205事業者に
・国交省海事局が鉄道・運輸機構や海技教育機構など独立行
 政法人の役員の公募を開始
・東京電力の第2船目の石炭専用船は太平洋沿海汽船に
  
1万5000総トン型スーパーエコシップとして三菱重工業下
  関造船所で建造へ
【2面】 ・内航・フェリー業界が経営を揺るがす問題と陳情展開へ
  
高速道路料金5千円の定額化で
・「このひとに聞く」
  
国交省海事局総務課財務企画室長 堀内丈太郎氏
   
1次補正による支援措置は概ね予算消化の見通しに
・国交省、安全管理規程ガイドラインを近く改正へ
  
答申は2月下旬の予定
・内航総連、平成22年度第1回の新6級海技士(航海)養成課
 程の事前とりまとめを開始
  
修学期間は3月16日から7月6日
・海上防災センターがHNSタンカー資機材・要員確保証明書の
 更新で通達
  
サービス利用料金の10%下げへ
・国交省と内閣官房、特定離島などの拠点整備で今国会に法
 案提出へ
・物流連が1月22日に物流環境管理士の認定証授与式を開
 催
  
今回の29名の誕生で245名に
・国交省、中小造船所を対象に雇用調整助成金制度の活用
 実態を調査へ
・川崎近海汽船が1月22日に新年懇親会を開催
  
森原社長、今年は前向きな拡大思考で臨む
・「わが社の新造船」
  
運航・船主=アスト
   
499総トン型SESケミカル船「ろっこう」が就航
    
昨年12月に興亜産業で竣工
【3〜4面】 《社内てい談》 今次最大不況と緊急不況対策(下)
  
実りある緊急対策の実行で不況脱出を
   
再興への有効策はないのか
    
暫定措置事業とグループ化以外に道はない
   
老齢船処理事業での効果は高い
    老齢船の3割減船で需給のバランスは可能
   
内航緊急不況対策を生かそう
    最終の3月期の申請動向が鍵に
   
減船効果で建造意欲の増進に
    省エネ船への対応も一段と進む
   
暫定措置事業の経緯と今後の動向
    減船率高まるも追いつかず
     
今次不況で約2割前後が過剰状態
   
解撤交付金申請と建造納付金問題
    交付金申請は低調に推移か
     
建造納付金収入もギリギリの状態か
   
中小造船所の受注動向
    平成21年度は70隻台を確保
     
平成22年度以降は50隻以下の見込みに
   
鉄道・運輸機構の代替建造促進策
    積極的な周知の徹底が望まれる
   
建造納付金の減収問題
    未交付状態は避けられず
     
最低でも毎年度40億円の納付金収入が必要
   
第2弾の追加不況対策は可能か
    老齢船処理の予算完全消化は疑問符
     
潜在的な代替建造需要喚起策を急げ
   
民主党政権で内航はどうなる
    視界不良となった基本政策
     
高速道路無料化や環境税などで
・「海と船と港の物語」(188)
  
海の幸と中国の料理D
【5面】 ・全造船機械労組の2010年春闘
  定昇込みで9000円以上を要求するなど闘争方針を決定
・日本製紙連合会の2009年の紙・板紙国内出荷量
  
2009年の出荷は前年比12.7%減の2560万トンと20
  年ぶりの低水準に
   
2010年の内需量も2762万トンと4年連続のマイナス成
   長で1989年当時に水準に

・物流連が1月22日に賀詞交歓会を開催
  
宮原会長、物流業界の自助努力だけでは限界
・福島県小名浜港利用促進協議会が1月22日に小名浜港セ
 ミナーを開催
  
多様なニーズに応えるための対策に取り組む
   
物流ネットワークの拠点として整備し、より使いやすい港
   づくりに

・日本港運協会の久保昌三会長が国内ハブ港で語る
  
国交省の公募計画に反対、国内ハブ港は東西2港に
・商船三井が日本ペイントなどと共同で超低燃費型船底防汚
 塗料を開発
  
国交省が船舶からのCO2削減技術開発事業の補助対象
  事業として採択
・港湾春闘が1月28日の第1回中央団交を開催
  
労側は1万以上、率で3%以上の賃上げを要求
   
失われた10年を取り戻す視点で港湾春闘を構築
・ダイハツディーゼルの2009年4月〜12月期連結業績
  
売上高455億4200万円、経常利益36億2900万円
・日本船舶品質管理協会が船舶整備規程等とIMDGコードの
 改正で説明会を開催へ
  
2月16日に東京、2月23日に広島で開催
・四国運輸局がフェリー利用・運航状況などで中間とりまとめ
  
社会的効用を明らかへ
・内航総連、1月15日の理事会で一般臨投39隻を認定
・津軽海峡フェリーが函館/大間航路は8月末までのフェリー運
 航を決定
  
9月以降については6月末に三者協議で
・港湾の船内荷役春闘は1月28日に第1回交渉
  
労側は基準内月額2万円、定昇8000円を要求
【6面】 ・油送船の元請船社は輸送需要の減退で正念場を迎える
  
2割の過剰船腹削減を目指す
   
オーナーは用船料の維持を強く求める
・千葉県海運組合が1月23日に海難防止講習会と賀詞交歓
 会を開催
  
羽田空港のハブ空港化に期待を寄せる
・全海運、1月13日の理事会で最近の輸送需要動向で議論
  
運賃の値下げを警戒
・国交省海事局検査測度課がIMSBC(国際固体ばら積み貨物)
 コードの強制化で講演
  
平成23年1月1日から実施の予定
・国交省海事局、1月21日に次世代内航船の乗組み制度見
 直しにかかる高度船舶安全管理システムで初認定
  
浪速タンカーの第7浪速丸と第65浪速丸で陸上支援会社  は阪神内燃機工業
・749総トン型スーパーエコシップ白油タンカー「東亜丸」が1
 月16日に前畑造船で進水
  
鉄道・運輸機構と東亜汽船の共有船
   
竣工は4月の予定で上野トランステックが運航
・749総トン型スーパーエコシップセメント専用船「海光丸」が1
 月22日に進水
  
鉄道・運輸機構とジェネックの共有船
   
竣工は3月の予定
・内航総連の平成22年1月期建造等申請
  
貨物船9隻、油送船4隻が申請
   
平成21年度は72隻の申請と低調に終わる
・三興海運(大阪)が本社事務所を移転

 

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