「内航海運新聞」ニューストピックス

平成22年(2010年)2月22日付 第2132号
【1面】 ・船主連絡協議会、2月16日に東京・海運ビルで公正取引委
 員会を招き、下請法について勉強会
  
3月にも中国地方や九州地方でも開催へ
・用船料の契約期間の短縮化の傾向目立つ
  
オペレーターのリスク回避の一環か
・国交省、2月12日に第3回国際コンテナ戦略港湾検討委員
 会を開催

  国際コンテナ戦略港湾の公募を開始
   
スーパー中枢港湾生様の総括もまとめる
・国交省海事局、革新的な船舶の省エネ技術の研究開発事業
 で6技術分野・22件の交付を決定
  
船舶からのCO2排出量30%削減を目標に
・経産省、2次補正予算による景気対応緊急保証を開始
  
従来の30兆円に6兆円を追加し全業種を対象に
・小野海事局長が2月19日に記者懇談会で1次補正予算によ
 る船員に対する緊急雇用対策の執行状況が明らかに
  
就職促進給付金は1億2800万円
  緊急雇用促進助成金は7600万円
  雇用調整助成金は5億5600万円
・全日本海員組合が3月1日に東京で総決起集会を開催
  
港町・地域活性化、海上インフラ整備政策を目的に
   
高速道路無料化に対する全国からの報告を集約
・新和内航海運、4月1日付で室町海運を子会社化
  
日本コークス工業との連携強化を図り、強固な事業基盤の
  確立を目指す
・内航総連の新6級海技士(航海)の事前取りまとめ状況
  
17名が応募し開講が決定
【2〜3面】 《特別企画》 高度船舶安全管理システムを搭載した5600
 キロ積み黒油タンカー「双星丸」が就航
  
旭タンカー、日伸運油、吉邦、鉄道・運輸機構との共有船
   
出光興産の「安全・品質・効率」を最優先にした取り組み
   に貢献

    
運航は旭タンカー、船舶管理はデュカム、伯方造船にお
    いて1月7日に竣工

  
「安全・品質・効率」が結晶した最新鋭船
   旭タンカー 岩田誠社長
  最新鋭システムの導入で安全運航体制を整える
   
日伸運油 宮本栄吉社長
【3面】 ・内航総連の燃料油高騰による運賃への転嫁状況調査での
 意見
  政府介入策による仕組みの検討を
   
不況下での転嫁に不安高まる
・海難審判庁の平成21年版海難審判レポート
  
平成20年は707件、1034隻に海難審判採決
   
貨物船と油送船の衝突海難の半数以上が見張り不十分
・近畿運輸局が2月8日に京都府立海洋高校で職業講座
  
内航海運の現状と船員の仕事をテーマに
・栗林商船の2009年4〜12月期決算
  
売上高321億2100万円、経常損失1億2700万円
・関東地方整備局が2月10日に荒川で初のコンテナ輸送の実
 証実験

  500トン積み台船と押船で
・大型カーフェリー春闘、船社側は2月26日に労働協約改定
 書を提出へ
  
改定内容は各社の個別交渉で
【4面】 ・京浜港セミナーで東京都港湾局の河内豊参事が京浜港共同
 ビジョンを説明
  
京浜港の実質的な一港化に向けた港湾経営と港湾整備の
  方針を示す
・鉄鋼連盟の需要産業動向と鉄鋼需給動向
  
1〜3月期の粗鋼生産量は前期比0.5%減、前年同期比
  51.9%増の2672万トンを想定
・全日本トラック協会の1〜3月期の景況感
  
回復は踊り場を迎える
・日本舶用機関整備協会の会合・行事予定
《資料》 内航元請オペレーター上位50社の平成21年度上
 半期の輸送実績推移
【5面】 ・国交省の革新的な船舶の省エネ技術支援事業
  
多数の海事クラスターがプロジェクトに参画
   
抵抗が少ない・推進効率の高い船型の開発
   船体の摩擦抵抗の低減技術の開発
   プロペラ効率の向上
   ディーゼル機関の効率向上、廃熱回収
   運航・操船の効率化
   ハイブリッド推進システムの開発

・京浜3港が2月10日に京浜港セミナーを開催
  
東京港、川崎港、横浜港の3港一体で国際ハブ港を目指
  す
・鉄道・運輸機構が技術調査でアンケート募集を開始
・神戸市などが2月9日に東京で神戸港セミナーを開催
  
神戸港の取り組みや内航フィーダーを利用したCO2削減な
  どを説明
・中小型造工が2月25日に広島市で検討会開催
  
内航船建造における援助対策と造船所への融資支援対策
  で
・交通エコロジー・モビリティ財団の平成22年1月分グリーン経
 営認証登録事業者
  
内航海運業関係ではセンコー海運部が登録
・共栄運輸がフェリー「はやぶさ」を代替建造
  
函館/青森航路で3000総トン級に大型化を図る
・マルエーフェリーが「クルーズフェリー飛龍21」を買船
  
海難事故を起こした「ありあけ」の代替として東京/沖縄航
  路に就航
・国道フェリーと四国フェリーが宇野/高松航路の事業廃止届
 を提出
  
2月26日に事業廃止し宇高航路の100年の歴史の幕
・日本港運協会の久保昌三会長が2月10日に会見
  
アスベスト問題で国の責任と求償を求める
・JR貨物、トラック5000円の上限割引制度は逆モーダルシフ
 トに
  
近く政府や民主党に反対の立場から説明へ
・国交省の3月の建設資材需要予測
・日本港運協会は国際海陸一貫運送コンテナの自動車運送
 の安全確保に関する法律に反対
  
国際ルールを早急に作成し世界の枠組みで実施を
・「海と船と港の物語」(191)
  
海の幸と中国の料理G
【6面】 ・内航総連、平成21年度上期の輸送実績を公表
  
前年同期比23.1%減の1億8131万8000トン/klに
   
貨物船は同27.1%減の1億704万9000トン
   油送船は同16.5%減の7427万kl

・「このひとに聞く」
 
 国交省海事局海技課船員教育室長 金田章治氏
   
旧海員学校卒業生への計画的・安定的な採用を
・大型船組合執行部が内航記者会と懇談会(2月16日)
  
高速道路の無料化問題に注目
   
カボタージュ規制の緩和は内航海運の根幹を揺るがす
・岡山県の石井正弘知事と香川県の真鍋武紀知事が前原国
 交大臣に宇高航路への支援策を要望(2月18日)
  
早急に連絡協議会を立ち上げ対応策を検討
・内航春闘、3月3日に第1回交渉
  
組合側はベースアップの要求は見送る
・釧路市と釧路港湾協議会が2月15日に釧路港利用拡大セミ
 ナーを開催
  
栗林商船が海上輸送をPR
・省エネルギーセンターが3月16日にエネルギー管理体制と
 管理手法でセミナーを開催
  
東京・海運ビルで内航オペレーターなど関係者200名の参
  加を見込む

 

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