「内航海運新聞」ニューストピックス

平成22年(2010年)4月12日付 第2139号
【1面】 ・鉄道・運輸機構、先進二酸化炭素低減化船、新ILO条約仕様
 の499総トン型鋼材運搬船のモデル船型を開発
  
載貨重量1730トン、船員居室7室を確保
・内航総連、新ILO条約仕様の499総トン型ケミカルタンカー
 のモデル設計を公表
  
載貨容積1250立方メートル、船員居室7室を確保
・内航総連の上野会長が4月7日の政策委員会後に記者会見
  
カボタージュ規制の緩和拡大を懸念
   
老齢船処理事業の結果は残念な結果に終わる
・元請オペレーター上位50社の3月の輸送実績
  
貨物船は前年度比121%、前々年度比80%の1794万
  9000トン
  油送船は前年度比90%、前々年度比83%の1081万
  4000キロリットル
   
平成21年度計では貨物船は前年度比86%、前々年度
   比78%の1億8671万2000トン、油送船は前年度比
   88%、前々年度比83%の1億2718万3000キロリット
   ルに
【2面】 ・内閣府、3月29日に開催の行政刷新会議の第1回規制・制
 度改革会議の討議内容を公表
  
暫定措置事業の廃止論は公的資金の投入で早期解消を
・船主連絡協議会、3月24日に福岡で、25日には広島で下請
 法地方相談会を開催
  
福岡で51名、広島で65名の船主が出席
・宮崎県、県内の海上定期航路、貨物鉄道を利用した貨物輸
 送に最大500万円の補助を実施
・国交省の第4回国際コンテナ戦略港湾検討委員会(4月2日)
  
応募4港(京浜港、伊勢湾、阪神港、北部九州港湾)のプレ
  ゼンテーションを実施
   
5月17日の次回検討会で再度プレゼンテーション
・日本財団、2010年度事業計画アウトラインを公表
  
海洋関係事業予算は前年度比6.4%減の103億円
・国交省港湾局がコンテナ物流情報サービスの供用を開始
  
コンテナ物流の効率化をサポート
・鉄鋼連盟の2009年の鉄鋼国内輸送機関別輸送量
  
総輸送量は前年比36.6%減の4738万3000トン
   
船舶は同34.8%減の3150万9000トン
・内航船舶輸送統計12月分
  
貨物船は前年同月比5.4%減、油送船も同2.8%減
・東海運、2010年3月期業績予想を上方修正
  
売上高349億8100万円、経常利益1億9500万円
・JFE物流の4月1日付役員異動
【3面】 ・資源エネルギー庁の平成22〜26年度の石油製品需要想定
 見通し
  
平成21年度は前年度比4.6%減の1億9189万キロリッ
  トルの見込み
・日通総研、2010年度の経済と貨物輸送の見通しを改訂
  
国内貨物総輸送量は前年度比2.8%減の46億6700万
  6000トンと11年連続減に
   
内航海運は同4.4%減の3億1300万8000トン
・鉄道・運輸機構の「フェリー海龍」の競争入札結果
  
韓国のバンスターラインが落札
   
釜山/大阪航路で2隻目を投入しデイリー運航に
・成山堂書店、国交省海事局海技課監修の「海技試験六法」
 平成22年版を刊行
・「海と船と港の物語」(197)
  
私的・地球温暖化考B
【4面】 ・鉄道・運輸機構、共有建造セミナーで政策目的別建造の技
 術基準改正なども説明
  
先進二酸化炭素低減化船基準の新設
   
技術基準の改正概要
   二酸化炭素低減化船(旅客船)の要件
   先進二酸化炭素低減化船の要件
   先進二酸化炭素低減化船(標準船型の基準仕様)

  
スーパーエコシップの建造状況
  
 SESの建造実績
   SESの建造計画
   SESの普及
   C重油使用船の建造
   ポッド船「安鷹」
   タンデムハイブリッド船
   SESの経済的支援

・内航輸送組合・鉄鋼船委員会がまとめた2009年度上期の
 鉄鋼原料輸送実態調査結果
  
内航輸送実績は前期比17.7%減の1337万7000トン
・日本の商船隊に乗船している中国人船員は2100人
【5面】 ・IMOの第60回海洋環境保護委員会(MEPC60)
  
船舶リサイクル施設(解撤ヤード)のガイドライン骨子で合意
・UBMジャパン、SEA JAPAN2010を開催(4月21日〜23日)
  
世界25の国と地域から参加し過去最大規模の展示会に
・アジア船主フォーラムのリップリサイクル委員会
  
3月29日の中間会合で共同声明
   
現存船インベントリの早期作成などで意見交換
・日本舶用工業会の模倣品対策協議会が今後の活動計画を
 確認
  
模倣品防止対策の一環として模倣品防止ラベルを策定・普
  及へ
・新潟原動機、NKからNOx2次規制対応エンジンの鑑定書を
 取得
・舶用中速ディーゼルエンジン6L(MG)28HXで
  
今後は全機種で鑑定書の取得へ
・IESTがSEA JAPAN2010に出展
  
排ガス用プレート式熱交換器などを展示
・港湾春闘、4月6日に労使が協定書調印
  
港湾年金新規登録が復活
・全日本トラック協会の2009年版トラック白書
  
若年ドライバーの減少と大型運転免許保有者が激減
・内航総連、3月期船殻処理完了船で海外売船11隻を公表
・第一中央汽船が4月1日からベトナム事務所を開設
・神戸港のポートアイランド第2基PC18東面の耐震岸壁が竣
 工
【6面】 ・内航総連、老齢船処理事業の集計を公表
  
合計142隻、8万5938総トン、18万983対象トン、交付
  金額は約30億3174万円
   
平均船齢は22年
・全日本内航船主海運組合首脳が4月7日に内航記者会と懇
 談会
  
佐藤会長、内航市況は視界ゼロの状態
  阿部副会長、国民にカボタージュ規制の理解を
・国交省、高速道路の新料金割引制度を6月から導入
  
大型車5000円、特大車1万円の上限料金に
・海事局、平成21年度のチャレンジフェアの開催結果を公表
  
7か所で開催し採用・内定は17名と過去5年間で最少の結
  果
・イコーズが入社式、今年度も海陸8名を新規採用
  
今後2年間も5名の採用予定
・日本郵船東京コンテナターミナルに次世代型CIS太陽電池が
 4月1日から稼動開始
  
発電規模135kwの大型太陽光発電設備
・国交省、エネルギー使用合理化船舶建造・改造指針適合証
 明書の交付申請要領を一部改正
  
反動舵やLED照明機器などをNEDO補助対象に追加
・日本気象協会、「ひまわり霧情報」の精度を向上させ最新時
 刻の情報を公開
・内航春闘、4月8日の交渉は物別れに終わる
  
内航2団体は定昇見送りを取り下げたものの、組合側は退
  職年齢の引き上げを強く求める

 

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