「内航海運新聞」ニューストピックス

平成22年(2010年)4月19日付 第2140号
【1面】 ・国交省、4月13日に第11回成長戦略会議を開催
  
重点項目として暫定措置事業の改善などを盛る
   
最終提言にはカボタージュ規制問題も盛り込む予定
・成長戦略会議の長谷川閑史座長、政府の新成長戦略に反
 映も視野に
  
5月末の最終提言に向けて重点項目を整理
・内航タンカー組合が平成22〜24年度の中期運営指針を策
 定(4月15日)
  
石油需要の減少に組合員自らが対応を
・鉄道・運輸機構、高度船舶技術実用化助成制度の平成22
 年度新規公募を開始
  
募集期間は5月14日まで
・国交省の小野芳清海事局長が4月16日に記者懇談会開催
  
暫定措置事業の改善とは大型コンテナ船の建造納付金の
  単価問題
・内航春闘、内航2団体との交渉は大筋合意に達する
  
年間臨時手当については4月19日に
   
全内航との交渉は合意に至らず
・内航タンカー組合の平成21年度内航タンカー船員実態調査
 報告書
  
乗船中船員は7155人、下船中船員は2461人
   
船員の平均年齢は49.0歳
    
35歳未満は10.0%、60歳以上は17.5%に
【2面】 ・鉄道・運輸機構の新ILO条約仕様の499総トン型鋼材運搬
 船のモデル船型
  
山中造船が開発した「エラ船型」が母船型として採用
   
第一船目が10月ごろにも建造予定
・京浜港物流高度化推進協議会の2010年度行動計画
  
内航フィーダーネットワークの強化や関係事業者との連携
  強化を図る
   
モデル事業などの物流効率化の取り組みで鉄道、内航
   船、はしけへのモーダルシフトを推進

・国交省海事局、船舶からのCO2削減技術開発支援事業の
 平成21年度実施の22件をすべて22年度も継続に
・鉄道・運輸機構の平成22年度基礎的研究推進制度
  
45課題の応募から4課題程度が採択予定
・日本港運協会の久保昌三会長が4月14日に記者会見
  
西日本地区の内航フィーダー輸送の強化で新会社を設立
  を検討
   
999総トンクラスの近海船を内航船に切り替え
・チャレンジフェア神戸が6月10日に海技大学校で開催へ
  
参加企業35社の募集を開始
・中国運輸局の2月の船員労働需給
  
有効求人数は149人、有効求人倍率は0.84倍
・交通エコロジー・モビリティ財団の3月分のグリーン経営認証
 登録事業得者
  
商船三井フェリーが内航海運業と旅客船事業で登録
《投稿》 これまでの用船料では船齢30年使用の時代に
・日本海事センターが船員の所得税などの軽減制度に関する
 調査研究会を設置
・JFE物流知多が日本港運協会に入会
【3面】 ・海事局主催の「内航船舶の省エネ推進セミナー」で日本船舶
 機関士協会の金山節男省エネ診断員が講演
  
内航海運の省エネルギー診断
   
改正省エネ法「エネルギー使用の合理化に関する基本方
   針(運輸部門)」
   内航海運における地球温暖化対策の現状
   内航海運省エネ診断推進委員会
   内航船舶の省エネルギー診断の基本方針
   省エネ診断のチェック項目

    
陸上の省エネ管理
    本船の省エネ管理

   
CO2削減方策の着眼点と検討例
   省エネの検討

    
原則航行による省エネ
    停泊時間の短縮・情報の活用による減速航行

   
省エネルギーの診断例
    
荷物以外の積載物管理と省エネルギー
   
省エネルギーを推進するために
    
冷却海水ポンプの流量調節による省エネ
・日本殉職船員顕彰会が6月4日に第40回戦没・殉職船員追
 悼式を開催
  
第40回の記念式典として天候皇后両陛下もご臨席の予定
・渦潮電機がSEA JAPAN2010に出展
  
BEMACの新しい技術への取り組みを紹介
・国交省の4月1日付人事異動
  
政策統括官と港湾局関係
《資料》 内航元請オペ上位50社の輸送実績推移表
【4面】 ・日本鉄鋼連盟の2010年3月の「鉄鋼需給の動き
  普通鋼鋼材出荷は6か月連続の増加
   概況
   1 経済動向
   2 鉄鋼需要産業動向
   3 鋼材受注(内需)
   4 鉄鋼需給(精算・出荷・在庫)

    
特殊鋼鋼材需給
   
5 鋼材流通・鋼材輸入
   6 鉄鋼輸出
   7 海外市場

    
概況
    主要国の鉄鋼需給動向

・三菱製紙が2010年度の生産体制を再構築
  
情報用紙原紙製造の大半を高砂工場から八戸工場に移
  管で高砂工場の12号抄紙機を休止
・「海と船と港の物語」(198)
  
私的・地球温暖化考C
【5面】 ・日本中小型造工が開発した自走式溶接ビード切削装置
  
手作業より約74%の効率化を実現し当初目的を達成
・西部川崎が溶接ビード切削装置を製品化
  
「ビード切削サンダーロボット」KENMAシリーズとして販売
・国交省が「事故、ヒヤリ・ハット情報の収集・活用の進め方」
  
〜事故の再発防止・予防に向けて〜海運モード編を公表
   
運輸事業者のリスク管理の参考資料に
・SEA JAPAN2010での出展者プレゼンテーションセミナー
  
聴講無料、当日登録制で実施
・渦潮電機が船舶用ハイブリッド型電力供給システムの開発
 へ
  
リチウムイオン電池開発ベンチャー「エナックス」と共同で
・石灰石鉱業協会の2010年度の石灰石需給見通し
  
石灰石使用量見通しは前年度比3.8%減の1億3000万
  6000トン
・東亜建設工業の深層混合処理船「黄鶴」がIHIで竣工
  
作業船ハイブリッドシステムを搭載したデコム工法専用船
・古野電気がSEA JAPAN2010に出展
  
セーフコムネットなどを紹介
・全国港湾などが海コン安全運送法の早期制定を目指し衆議
 院内集会で決意表明
・JR北海道の新幹線で在来貨物列車を輸送するトレイン・オ
 ン・トレイン計画
  
実現すれば北海道/関東の海上輸送に打撃
・鶴見サンマリンがISO9001品質規格とISO14001環境規
 格への適合登録を継続
・東燃ゼネラル石油の社長にピー・ピー・デューコム氏が就任
・幸信商運が大阪営業所を開設
・日中海運輸送協議会がまとめた2月の日中間コンテナ貨物
 輸送実績
・ダイハツディーゼルの東京支社が移転
【6面】 ・全輸送機関は高速道路の上限料金制度に猛反発
  
政府のモーダルシフト推進に逆行
   
内航海運業、現政権に失望感を深める
   旅客船・長距離フェリー業界、企業存続の重大危機
   JR貨物、競争力は大幅に低下
   トラック業界、上限料金の適用対象は12%と小さく、大半
   の事業者は大幅値上げに

・「有力オペレーターの経営戦略」
  
荷主の再編動向に注目
   鶴見サンマリン社長 広岡兼次氏

・老齢船処理事業の結果における各組合の反応
 
 船腹の安定化まで我慢状況
   
自然淘汰もやむなしの対応に
・国交省海事局、新島物産とヤンマーに高度船舶安全管理シ
 ステム認定書を付与
  
492総トン型SES貨物船兼油送船「新衛丸」への導入で
・内航タンカー組合の平成21年度第3四半期輸送実績
  
一般タンカーは前年同期比12.51%減の3420万3363
  キロリットル
  特殊タンク船は同0.02%減の465万9490トン

 

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山中造船 日本技術サービス

 

佐々木造船 阪神内燃機工業

 

SEA JAPAN 2010 エスケエ鉄工