「内航海運新聞」ニューストピックス

平成22年(2010年)5月24日付 第2144号
【1面】 ・内航総連、5月20日の理事会で大型フィーダー輸送船の建
 造納付金などを決定
  
新造船は2500対象トン以上を対象に、建造納付金はトン
  当たり2万4000円、港湾の限定なし
   
外航船の転用は5年間に限り建造納付金はゼロ
・国交省海事局、平成21年度第一次補正予算による「船員の
 緊急雇用対策」予算の執行状況をまとめる
  
就職促進給付金は57.6%、1億7500万円
  緊急雇用促進助成金は35.6%、8900万円
  海運事業等雇用調整助成金は41.3%、5億5600万円
・内航総連の上野孝会長が20日の理事会後に会見
  
外航船の転用についてはカボタージュ規制の厳守を
   
参院選の全国区では民主党の谷亮子氏を推薦へ
    平成22年度上期資金管理計画で解撤交付金はゼロに
・平成22年5月期建造等申請状況(本紙調べ)
  
貨物船16隻、油送船4隻の申請か
・内航総連、4月の元請オペレーター上位50社の輸送実績
  
貨物船は前年同月比128%、前々年同月比85%
  油送船は同97%、同83%
・内航総連、平成22年3月期老齢船解撤交付金申請を審査
  
74隻、8万3607対象トン、13億5431万円を認定
   
老齢船処理事業の認定総数は135隻、17万1931対象
   トン、28億2600万円に
【2〜3面】 《特別企画》 低炭素化改造等事業の環境型製品、内航船も
 省エネに取り組もう
  
卓越した省エネ製品を紹介
   低炭素化促進事業の公募申請、2次は5月、3次は8月、
   4次は11月

  NKMコーティングスの加水分解型船底防汚塗料タカタクォ
  ンタムシリーズ
   消費燃費は平均5%の削減が可能に
  中国塗料の低摩擦型船底塗料「CMPバイオクリン」、加水
  分解型船底塗料「シープレミア」
   3〜5%の燃費低減効果
  日本ペイントマリンの自己研磨型防汚塗料「LF-Sea」
   約4%の燃費削減が可能に
  MHIマリンエンジニアリングの省エネ装置「フレンドフィン」
   現在までに170隻以上の中小型船舶に装備
  KEMELの3万件を超えるプロペラ補修サービス
   省エネ研磨(精密研磨)で燃費の削減
  IESTの燃料改質器「フェニックアルファ」
   
燃費改善や排ガスの有害成分を削減
・海上交通低炭素化改造等事業の概要
・低炭素化促進事業の第一公募、予算は7割近くが残る
【4面】 ・海上保安庁、7月1日から新たな制度による船舶交通ルール
 を施行
  
AISの普及など海上交通の環境変化などに対応
・社説「内航海運の景況感を検証」(上)
  
内航版鳩山不況、素材型産業「三羽がらす」
   
鉄鋼・セメント・骨材は視界不良
・全内航の労働協約改定に伴う現行・要求・妥結試算表
  
船員1人あたりの船員費コストは115万4327円に
・栗林商船の2010年3月期連結決算
  
売上高421億1900万円、経常利益2600万円
・兵機海運の2010年3月期連結決算
  
売上高112億2800万円、経常損失7400万円
・玉井商船の2010年3月期連結決算
  
売上高57億2100万円、経常利益1億600万円
・第一中央汽船の2010年3月期連結決算
  
売上高1118億4200万円、経常損失53億8800万円
・飯野海運の2010年3月期連結決算
  
売上高770億3100万円、経常利益22億2500万円
・名港海運の2010年3月期連結決算
  
売上高472億3500万円、経常利益21億8400万円
・山九の2010年3月期連結決算
  
売上高3873億6400万円、経常利益201億1900万円
・日本通運の2010年3月期連結決算
  
売上高1兆5696億3300万円、経常利益377億5300
  万円
・青木マリーンの6月24日付役員異動
  
本田和宏副社長執行役員が代表取締役に
【5面】 ・4〜6月期の造船用鋼材価格交渉がヤマ場を迎える
  
船価相場の下落や受注不振で難色を示す
・赤阪鐵工所が5月1日に創業100年記念式典を開催
  
低炭素化社会に向けて地球にやさしく、人にやさしい企業
  活動を目指す
・国交省、5月17日に第5回国際コンテナ戦略港湾検討委員
 会を開催
  
京浜港、伊勢湾、阪神港、北部九州港湾の4港湾が再プレ
  ゼンテーション
   
長安豊大臣政務官、国際コンテナ戦略港湾は予定どおり
   6月中に選定へ

・渡辺造船所が699総トン型貨客船と749総トン型LPG船な
 どを成約
  
来年7月までの手持ち工事量を公表
・東京計器の内航船向け電子海図装置「ECS-4000」が好評
  
輻輳海域で真価を発揮
・近畿運輸局が6月14日に大阪合同庁舎第4号館で「内航海
 運グループ化説明会」を開催
  
三興船舶管理の礒合信之氏、五栄汽船の山本規行氏、イ
  コーズの畝河内氏が成功事例を紹介
・内航総連の4月期船殻処理完了船
  
海外売船9隻、8088総トン、1万6669対象トンを公表
・日本ペイントの2010年3月期連結決算
  
売上高2165億4700万円、経常利益128億3300万円
・赤坂鐵工所の2010年3月期単独決算
  
売上高134億9700万円、経常利益8億6000万円
・阪神内燃機工業の2010年3月期単独決算
  
売上高102億510万円、経常利益10億6300万円
・赤坂鐵工所の6月29日付役員異動
・阪神内燃機工業の6月29日付役員異動
・物流連が5月14日に第1回教材作成検討小委員会を開催
  
副教材の作成を含めて教育現場に沿った施策を検討へ
・JR貨物が民主党に高速道路料金のあり方で要望
  
料金は上限制ではなく「距離比制」の採用を
【6面】 ・国交省、5月17日に第13回成長戦略会議で最終報告書を
 とりまとめ
  
検討結果を前原国交相に手渡し来年度予算概算要求に反
  映へ
   
海洋分野での優先的に実施すべき事項は、港湾機能の
   抜本的改善と外航海運の国際競争力強化

・「有力オペレーターの経営戦略」
  
減船対策が急務の課題に
   
旭タンカー社長 岩田誠氏
・国交省海事局の船舶内工務・作業に関する事故防止対策の
 検討結果
  
安全管理マニュアルやモデル情報伝達ルートなども作成
・内航総連、3月期解撤等交付金申請を審査
  
12隻、7866総トン、2万1540対象トン、8億2542万円
  を認定
   
未交付分は57隻、8万9912対象トン、41億6423万円
   に

・前原国交相、5月18日の会見で6月からの新料金割引制度
 の実施を断念
  
無料化社会実験は6月下旬から先行開始へ
・国交省の小野芳清海事局長が5月20日に記者懇談会開催
  
外航海運検討会の最終報告も近くとりまとめへ
・平成22年春の黄綬褒章受賞で喜びの言葉
  
マルヨシ物産の吉岡實社長、若い人に活性化を期待しエー
  ルを送る
  たをの海運の垰野廣文社長、若者の知恵と工夫で内航を
  守り育ててもらいたい
・内航総連の5組合の総会日程
  
6月11日海運クラブ 全国内航タンカー海運組合
  6月11日ルポール麹町 全国海運組合連合会
  6月14日海運クラブ 内航大型船輸送海運組合
  6月15日クラウンプラザ神戸 全国内航輸送海運組合
  6月15日海運クラブ 全日本内航船主海運組合
  6月18日海運クラブ 日本内航海運組合総連合会

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業




阪神ポンプ製作所 ジャパンハムワージ

 

佐々木造船 ナカシマプロペラ

 

「環境保全・効率輸送で貢献する有力省エネ機器等メーカー」


NKMコーティングス 中国塗料 日本ペイントマリン



KEMEL MHIマリンエンジニアリング ヤンマー IEST