平成22年(2010年)6月14日付 第2147号 |
【1面】 | ・内航総連、高木義明・民主党総合交通議員連盟会長に交通 基本法案に関して陳情 内航海運に関する政策要望 1 交通基本法の早期制定 2 モーダルシフトの推進のための強い政策意思の明示 3 モーダルシフトの推進 4 地球温暖化対策税の導入について モーダルシフト推進の課題 ・社説「避けて通れない環境問題」 内航も省エネ化に積極対応を ・海事振興連盟が6月9日に第1回海運税制小委員会を開催 関係団体からの税制改正要望をヒアリング 内航は船舶の特別償却制度の充実・恒久化などを要望 ・内航総連の上野会長が6月9日の政策委員会後に会見 カボタージュ規制の堅持に引き続き最大努力 ・国交省の副大臣に三日月大造大臣政務官が就任(6月9日) 後任の大臣政務官には津川祥吾氏 |
【2面】 | ・北海道/関東航路のRORO船、コンテナ船、長距離フェリー は厳しい状況に 北海道からの海上輸送量が大幅減少 経済の低迷や低温による農産物の収穫減が打撃に ・国交省、6月28日から全国の高速道路37路線、50区間で 無料化社会実験を開始 北海道、関西、九州の一部では貨物の流れに変化も ・6月7日に行われた国交省の行政レビュー 海上技術安全研究所は「抜本的改善が必要」と判定 事業の重複の排除、共同研究、競争的資金の活用、自 己収入の拡大などを図るべき ・日本港運協会の久保昌三会長が6月8日に記者会見 西日本地区の内航フィーダー輸送には港湾事業者12社が 参加の意向 荷主の利用動向調査のうえ1、2年以内に立ち上げへ ・リサイクルポート推進協議会が6月7日に通常総会を開催 シップリサイクル事業は大きな可能性 ・吉岡實氏の「黄綬褒章受章記念祝賀会」が6月8日に開催 荷主、関係業界などから約80名が祝福 ・上組が阪神港のPC−18大水深高規格バースの供用開始 で記念式典を開催(6月8日) 500トンの小型船から10万トンの大型船まで幅広いコンテ ナ船のオペレーションが効率化 ・鉄道・運輸機構が6月9日付で金利改定 固定型の一部と見直し型全般を引き下げ ・第一中央汽船が第一船舶や泉汽船などのグループ会社の 役員人事を公表 ・新和ケミカルタンカーの6月25日付役員人事 ・内航総連が3月末現在の引当資格台帳をもとにした船齢16 年超船の推移を公表 前年度比165隻増の2389隻、231万794対象トンに 今年度中には230隻、32万5710対象トンが対象に |
【3面】 |
・《特別企画》 日本殉職船員顕彰会が第40回戦没・殉職船 員追悼式を開催(6月4日) 天皇皇后両陛下が選抜船員の碑にご供花 衛藤征士郎海事振興連盟会長ら約800名が参列 日本殉職船員顕彰会の鈴木邦雄会長、御霊の鎮魂と 海洋永遠の平和と安全を祈る 全日本海員組合の藤澤洋二組合長、海の平和と安全 を守る決意を新たに 日本内航海運組合総連合会の上野孝会長、顕彰会の 活動に尊敬の意を表す |
【4面】 |
・国交省海事局、外航海運検討会報告書を公表 内航フィーダー網の充実で総合対策などを提起 T はじめに 1 世界経済と今後の日本 2 外航海運に係る戦略を実行することにより目指す姿 3 主な論点 U 現状と今後の見通し 1 海洋政策と海運・海事産業の重要性 2 日本の海運の状況、世界との比較等 3 全世界における船員需給の見通し 4 輸出入手続き等の国際標準化の動向 V 今後の施策の方向性とそのロードマップ 1 日本商船隊を中核とする日本商船隊の国際競争力 強化 2 「海洋立国日本」を支える船員(海技者)の確保・育成 のための基盤整備 3 日本籍船増加を妨げる各種規制の見直し 4 内航海運の競争力強化、内航海運・港湾との連携 5 海運分野におけるその他の制度の改革等 6 造船・舶用工業の競争力強化、国際競争条件の均 衡化 ・船舶整備共有船主協会が6月17日に通常総会開催 |
【5面】 | ・国交省、7月1日から「海洋汚染および海上災害の防止に関 する法律」改正が施行 船舶からの大気汚染・油汚染の防止規則の変更で注意を 呼びかける ・国交省安全・環境政策課の坂下広朗課長が行政事業レビュ ーで海技研の役割の重要性を指摘 ・近畿内航船員対策協議会が海上自衛隊舞鶴地方総監部で 船員就職セミナーを開催(6月2日) 若年の任期制自衛官41名が参加 ・日本海難防止協会が6月7日に通常総会を開催 会長に日本郵船会長の宮原耕治氏が就任 ・九州運輸局が6月22日に海へのチャレンジフェアin福岡を開 催 海運事業者20社が参加予定 ・ヤンマーの2010年3月期連結決算 売上高4488億円、経常利益74億円 2011年6月期業績は売上高4655億円、経常利益92 億円を見込む ・日本オイルセーバーの燃料改質器「メルトロン」が好評 低炭素化改造等事業の対象製品として認定 ・宮崎県のトラック事業者が口蹄疫の拡大で甚大な影響 風評被害や輸送量の激減で ・津軽海峡フェリーがカジュアルクルーズフェリー「ブルードルフ ィン」を投入 旅客フェリー「ほるす」を改造し7月17日にデビュー ・「海と船と港の物語」(204) 西表島の炭鉱@ |
【6面】 |
・内航総連、3月末時点での暫定措置事業における認定状況 を公表 減船率は昨年9月比で0.81ポイント増の16.54%に 不況の深刻化で減船傾向続く ・「有力オペレーターの経営戦略」 船腹需給の安定化が課題 日本タンカー社長 田中裕司氏 ・国交省、海上交通低炭素化促進事業の5月末現在の第1次 公募における補助金交付決定状況を公表 低炭素化改造等事業は予算枠約40億円の約50%、354 隻、19億8200万円 低炭素型中古船舶代替事業は同約10億円の約37%、 4隻、3億6700万円 ・内航総連、5月の元請オペレーター上位50社の輸送実績を 公表 貨物船は前年比130%、前々年比84%の1668万 4000トン 油送船は同102%、86%の1033万6000キロリットル ・国交省の前原誠司大臣が再任会見(6月9日) 高速道路料金の上限割引制度は今国会での審議を望む ・全国内航タンカー海運組合が6月11日に通常総会を開催 岩田誠会長、荷主の合理化に即応した減船が課題 ・全国海運組合連合会が6月11日に通常総会を開催 小比加恒久会長、カボタージュ規制の緩和は内航の根幹 に関わる問題 木許作太氏に代わり原田勝弘氏が副会長に就任 ・内航総連、第2回新6級海技士養成課程募集の事前とりまと めを開始 修学期間は8月19日から12月10日まで ・内航総連の交付金認定委員会が11月期老齢船解撤等交付 金申請で1隻の取り下げを承認 認定総数は134隻、16万6531対象トン、27億5445万 円に |