平成22年(2010年)7月5日付 第2150号 |
【1面】 | ・内航市況の低迷は長期化は必至 減船対策の失速があだに 輸送需要の増加見込めず減船対策の手立てを失う ・社説「平成22年度総会でみる三重苦の悩み」(上) 事業計画にカボタージュ堅持 ・政府、6月18日に規制・制度改革に係る対処方針を閣議決 定 暫定措置事業の早期解消に向けた方策を検討し、今年度 中に結論を得る 事業の解消までの資金管理計画を作成・公表のための 協議開始へ ・エコシップ・モーダルシフト事業実行委、平成22年度エコシッ プマーク認定事業者の募集開始 前期募集は7月31日まで実施 後期は9月1日から10月15日まで ・4〜6月期の内航燃料油価格は決まらず |
【2面】 | ・上組ら港運事業者4社が「西日本内航フィーダー合同会社 (仮称)」を設立へ 阪神港を基点に元請港運事業者が6月21日に設立準備 委員会を立ち上げ ・フィリピンで開催されたIMOのSTCW条約締約国会議で包 括的な条約改正案を採択 最短休息時間を週70時間から77時間に引き上げなど ・全国港湾が6月25日に当面する課題に絞った各政党への 申し入れ結果で記者会見 認可料金制に戻すべき時期に 労働者へのしわ寄せが深刻な状況 ・物流連が6月30日に第19回通常総会を開催 宮原耕治会長、上野孝副会長、久保昌三副会長らを再選 新たに川合正矩氏(全国通運連盟会長)と田村和男氏(日 本倉庫協会会長)が副会長に就任 ・チャレンジフェア東京を9月10日船の科学館で開催へ 参加企業36社の募集を開始 ・JFE物流の2010年3月期単独決算 売上高1476億8000万円、経常利益56億400万円 ・月星海運の2010年3月期単独決算 売上高349億3000万円、経常利益14億100万円 ・旭タンカーの2010年3月期連結決算 売上高359億5200万円、経常利益400万円 ・中部運輸局の徳永泉次長が東海地区曳船協議会の総会で 祝辞 中部地区内航海運活性化懇談会を設置し活性化のための 取り組みを ・近海郵船物流の6月18日付役員異動 ・三星海運の6月18日付役員異動 ・コスモ海運の6月23日付役員異動 ・新和ケミカルタンカーの6月25日付役員異動 ・旭陽タンカーの6月28日付役員異動 ・新和内航海運の6月25日付人事異動 |
【3面】 |
・内閣官房総合海洋政策本部の金澤裕勝内閣参事官が第71 回海洋フォーラムで講演(上) 低潮線保全法の概要について 国連海洋法条約が採択されるまで 国連海洋法条約の概要 EZZ(排他的経済水域)などの重要性 国連海洋法条約に伴う国内法整備 海洋基本法成立後の取り組み 海洋基本法の概要 海洋基本計画 離島の基本方針の目的 離島の役割 具体的施策 離島利用の観点 ・船員保険会、センポスの宿で「海の日感謝フェア」を開催 7月16日から22日までの宿泊客へ記念プレゼント 併せて夏休み期間中はさまざまな企画や近隣観光イベン トも開催 ・日本郵船の自動車専用船「エメラルドリーダー」にバラスト水 処理システム「JFEバラストエース」を搭載へ JFEエンジニアリングが開発し国産で初めて型式承認を受 けて実用化 ・「海と船と港の物語」(206) 西表島の炭鉱B |
【4面】 |
・国交省が「国土交通省政策集2010」を公表 来年度予算概算要求、税制要望、法令改正などに反映 海洋分野では港湾力の発揮、海運力の発揮、造船力の 強化および海洋分野への展開を提起 ・輸入貨物輸送協議会の2009年度輸入貨物輸送実績 景気低迷で輸入量は低調に推移 ・国交省の2010年度主要建設資材需要見通し セメント・骨材は減少、鋼材関係は横ばい ・鉄道貨物協会が政府などにモーダルシフト支援策の創設な どを要望 ・日本舶用工業会がギリシャのポシドニア海事展に参加 日本財団の助成を受けて会員企業8社と出展 ・下関市の鉄道貨物利用促進補助事業に40社を超える新規 荷主企業が応募 ・トラックドライバーの過労死が増加傾向 ・泉信也参議院議員が引退 後継者に前衆議院議員の渡辺ともよし氏を指名 |
【5面】 | ・海上保安庁、新たな船舶交通ルールを盛り込んだ海図35図 を改版 ・国交省海事局、平成22年海の月間でのイベントなどを公表 「海フェスタながさき」は7月17日〜8月1日まで 第3回海洋立国推進功労者表彰は7月中旬に国交省で 開催 ・海上技術安全研究所が6月28日、29日に第10回研究発表 会を開催 海事関連企業や団体の最新技術や製品も展示 ・海技研がジャーマニッシュロイドと共同研究契約を締結 海事産業におけるGHG放出抑制策選択の費用対効果の 評価手法など共同研究 ・海技研、オランダ海事研究所と共催で海事技術国際ワークシ ョップをMARIN本部で開催 日欧の研究開発の動向などを議論 ・神戸運輸監理部が兵庫県立飾磨工業高校で出前講座 ヤンマー特機エンジン事業本部の中島羊一氏が講義 ・中国運輸局の2009年度中国地区造船事情と歯用工業製 品生産動向 新造船受注量は前年度比25%減の30隻、81万5000総 トン 舶用工業製品の総生産高は同6%減の2192億円 ・大分地域造船技術センターが6月25日に修了式 5期生の25名に修了証書を授与 ・新来島どっくの2010年3月期連結決算 売上高1979億円、経常利益160億円 ・日本船主協会が海技教育機構と内航船員で連絡会を開催 海技教育機構と会員の実務者で情報交換 ・全日本トラック協会が6月24日に通常総会を開催 中西英一郎会長、高速道路料金の見直しにはトラック事業 者が納得いくような制度を ・JFEスチールが粗鋼生産能力を3300万トン体制に 西日本製鉄所の高炉1基を改修し3割増に ・商船三井フェリー、大洗/苫小牧航路で夏休みマリンキッズ& フェリーでエコ活動 ・国道フェリーが宇野/高松航路で増便 |
【6面】 |
・国交省の環境部会、業界団体の自主行動計画のフォローア ップ状況などを報告 2008年度の目標を下回るのは内航総連、造工・中小型 造工の2団体のみ ・国交省の増田優一総合政策局長が6月25日の環境部会の 合同部会で挨拶 地球温暖化対策基本法の成立後の対応に言及 ・「有力オペレーターの経営戦略」 高速道路料金問題は公平な対応を 近海郵船物流社長 尾崎修一氏 ・国交省の染矢隆一政策統括官、モーダルシフトには荷主へ のインセンティブも必要 6月28日の記者懇談会で語る ・2年目を迎えた内航輸送組合の三木孝幸会長が課題と抱負 を語る 内航二法制定前後の状況に酷似 荷主の生存競争への協力が鍵 ・交政審第15回船員部会で船員派遣事業4社を新たに承認 平成17年からの累計許可事業者数は211社に 事業廃止10社・未更新事業者14社があり、実施的な許 可事業者は187社に ・内航総連の船員対策委員会、学生に分かりやすいDVDの作 成へ 上窪良和委員長が記者会見で語る(6月30日) ・全内船、6月28日に岡山で水産高校と就職懇談会を開催 水産高校4校と船社8社が参加 ・グリーン物流パートナーシップ普及事業で8件を交付認定 海運へのモーダルシフトは2件 |