「内航海運新聞」ニューストピックス

平成22年(2010年)8月2日付 第2154号
【1面】 ・内航総連が交通基本法案でパブリックコメント
  
物流の重要性と対応を明確に
   
内航海運が担う国内物流の役割で要望
・物流連もパブリックコメント
  
総合的物流体系の推進を求める
・4〜6月期の内航燃料油価格交渉が決着
  
A重油2300円アップの6万7000円
  
C重油2800円アップの5万3250円
・前原国交相が7月27日に記者会見
  
重点港湾の選定結果は8月3日に公表
   
国際コンテナ戦略港湾の選定結果も近々公表へ
・国交省の三日月大造副大臣が7月27日に海技教育機構本
 部と清水海上技術短期大学校を視察
  
関係者との意見交換も実施
・国交省海事局、海上交通低炭素化促進事業の補助金交付
 決定状況(7月29日)
  
低炭素化改造等事業で403隻、23億4100万円
  低炭素化中古船舶代替事業で5隻、3億3800万円
   
予算消化率は約54%に
・国交省海事局、船員派遣事業で16件の是正指導を図る
  
43事業者における事業場監査結果
・西日本内航フィーダー合同会社には商船港運は辞退
・四国運輸局、9月11日にチャレンジフェア今治を開催へ
【2面】 ・近畿運輸局の中学校進路指導担当教諭へのアンケート調査
 結果
  
船員職業を知らない、あまり知らないが81.2%
・川崎近海汽船が7月23日に記者懇親会を開催
  
森原明社長、競争力のある船隊整備へ
  
 持続可能な会社、再生産できる会社として自負
・神戸運輸監理部の2009年度管内造船・舶用工業の現況
  
中小造船所の建造実績は前年度比28%増の32隻、約1
  万総トン
・自動車海上輸送、10月以降は激減の様相
  
エコカー補助金は9月末で打ち切り
・警察庁の平成21年版運転免許統計
  
大型免許試験の合格者は4万9518人と激減
   
長距離輸送におけるドライバー不足に懸念
・南陽汽船に破産開始決定
  
負債総額は約7億円
・全日本船舶職員協会の会長に内田成孝氏就任
・大阪府、阪神港の集荷機能強化に向けて内航RORO定期
 航路を充実・強化
  
港湾施設使用料を2分の1免除
・日本郵船が太平洋海運を吸収合併
・飯野海運が経営報告書2010を発行
・「わが社の新造船」
  
運航=鈴与海運、船主=アキ・マリン
   
499総トン型一般貨物船「太田川」が就航
    
松浦造船所で建造
【3面】 ・日本船主協会と九州地区船員対策連絡協議会が7月1日に
 福岡で水産系高校や海上技術学校と懇談会開催
  
人材確保・育成に向けて
・近畿運輸局と近畿内航船員対策協議会、7月6日開催のJO
 Bカフェでの船員就職セミナー結果
  
船員職業に興味を示す若者31名が参加
・中国運輸局が7月8日に島根県立浜田水産高校で船員就職
 セミナーを開催
・日本ペイントマリンの東京営業所が移転
・国華産業が本社事務所を移転
・「海と船と港の物語」(209)
  
緑と青のカーボンB
《資料》 内航元請オペレーター上位50社の輸送実績推移表
  6月速報値
【4面】 ・内航総連の環境安全委員会報告
  T IMO関係専門委員会関係
   
1 第60回海洋環境保護委員会(MEPC60)の開催結
    果について
   2 第53回船舶設計設備小委員会(DE53)の開催結果
    について
   3 第54回防火小委員会(FP54)の審議結果について

  
U 危険物ばら積み運送技術専門委員会関係
   1 低引火点の貨物を輸送する油・ケミカルタンカーの爆
    発防止策について
   2 HNS条約の改正のための国際会議の結果について
   3 IMSBSコードの国内規則取り入れに関する進捗状況
    について

・国交省の平成22年版海事レポート(下)
  
海事行政における重要課題
   
内航海運・フェリー・国内旅客船の振興
    
1 内航海運・フェリー・国内旅客船事業をめぐる環境変
     化と対応
    2 内航海運事業者のグループ化の普及・促進
    3 スーパーエコシップ(SES)の普及促進
    4 中小企業投資促進税制の延長

   
海事産業を担う人材の確保・育成
    
1 船員の確保・育成
    2 船員に係る緊急雇用対策
    3 海事産業の次世代人材育成推進会議

・チャレンジフェア札幌の開催結果
  
保留が2件、学生ら86名が参加
・日本舶用機関整備協会の会合・行事予定
【5面】 ・鉄道・運輸機構の運輸分野における基礎的研究推進制度
  
ECO運航支援システムの開発研究が本格的にスタート
   
かもめプロペラ、大阪大学、海技研による研究チーム
・今治造船の檜垣幸人社長が7月21日に記者発表
  
2009年度の売上高は創業以来最高の4832億円に
   
101隻が竣工し2010年度は96隻の予定
・太平洋汽船と鉄道・運輸機構の5700総トン型SESセメント
 運搬船が函館どつくの室蘭製作所で進水
  
建造契約造船所は名村造船所
・日本舶用工業会が模倣品対策でJAMEA純正品ラベルを制
 作
・阪神内燃機工業の中長期的経営戦略
  
採算重視の事業構造を堅持するためにコスト競争力強化
  と製品の品質改善に全力で取り組む
・赤阪鐵工所の中長期的経営戦略
  
品質管理を最優先し環境にやさしい社会に貢献できる製品
  の提供を目指す
・東日製作所、検査/締め付け作業向けデジタルトルクレンチ
 「プロトルク」シリーズを改良
  
データ通信機能を追加しキャンペーンを開始
・船の科学館が8月8日から22日まで「夏休み!海と船の工
 作ひろば」を開催
・四国運輸局の2009年度管内造船事情
  
建造許可は140隻、448万総トン、総船価6220億円
・九州運輸局の2009年度鋼製船舶造船実績
  
前年度比10.7%の150隻、同6.2%増の556万7000
  総トン、総船価6521億円
・古野電気の2010年3〜5月期連結業績
  
売上高186億5000万円、経常利益8億6900万円
・全日本トラック協会が平成22年度貨物自動車運送事業安全
 性評価事業(Gマーク)の申請受付を終了
  
6629事業所の申請を受理、このうち3105事業所が新規
  申請
・建設資源広域利用センターが事務所移転
【6面】 ・燃料油価格高騰分の運賃転嫁率は前回調査と同じ70%
・「有力オペレーターの経営戦略」
  
近海部門の運航効率向上を図る
   
川崎近海汽船副社長 田村周三氏
・内航総連が平成22年度版「内航海運の活動」を発行
  
現有船腹量は5609隻、346万5341総トン
・内航総連の平成21年度建造等認定状況
  
前年度比27隻減の71隻、14万2365対象トン
・宮崎県の東国原県知事が経済復興で前原国交相に要望
  
細島港の整備や重点港湾への選定などで
・内航総連の平成21年度内航臨時投入船認定状況
  
前年度比3割減の200隻
   
納付金額は5割減の1億51万9635円
・内航総連の平成21年度輸送実績
 
 前年度比13.5%減の3億8700万トン/キロリットル
   
貨物船は同13.9%減の2億3400万トン
   油送船は同12.8%減の1億5300万キロリットル

 

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