「内航海運新聞」ニューストピックス

平成22年(2010年)10月11日付 第2163号
【1面】 ・内航総連首脳が国交省の副大臣と政務官を表敬訪問
  
内航海運の窮状を説明し税制改正要望への理解を求める
・社説「民主党政権と内航海運の行方」(中)
  
見捨てられた内航の位置づけ
・民主党、陳情対応本部を設置
  
本部長に枝野幸男幹事長代理が就任
・期待される海上交通低炭素化促進事業予算の完全消化
  
10月1日現在で約33億円、約66%の執行率
   
来年度予算では6億3800万円を要求
・川崎近海汽船、東京電力広野火力発電所向けの石炭二次
 輸送船を受注
  
1万5000総トン型石炭専用船を2013年2月に三浦造船
  所で竣工予定
   
年初に建造を予定していた電気推進船の建造を断念
・海へのチャレンジフェア今治の開催結果
  
保留者が6名、6件が出る
   
海運事業者17社と192名の求職者・学生らが参加
【2面】 ・国交省港湾局がリサイクルポート指定港の港湾管理者あて
 に「港湾における循環資源取扱に関する指針」を通知
  
運用ルールや基準などを明確化して共通化
・確保しよう内航用練習船の代替建造予算
 
 「みんなでパブリックコメントに参加を」
・トヨフジ海運が2隻目の外航自動車専用船が三菱重工・下関
 造船所で竣工
  
中国を中心としたアジア航路に「TRANS FUTURE10」が就
  航
   
2000台積み4隻シリーズの2番船で3番船は10月、4番
   船は来年4月に就航の予定

・国交省、副大臣と政務官の担務を公表
  
菅改造内閣の発足に伴う異動で
・宮崎県の東国原英夫知事が国交省の市村浩一郎政務官に
 細島港の整備などを要望
  
口蹄疫禍からの経済復興を目指す
・紙・板紙海上輸送は低迷したままの状態が続く
  
製紙メーカーは減産を強化
・国交省、来年度予算概算要求の前倒しも視野に検討に着手
  
三井副大臣、巡視船艇などの整備を強化へ
・物流連の秋期寄附講座が慶応大学と横浜国立大学で開始
  
「内航海運」については12月9日に横浜国大で日鐵物流の
  片方祐司海運事業部長が講義
   「フェリー」については10月26日に慶応大学でダイヤモ
   ンドフェリーの興村明仁社長が講義

・川崎近海汽船、連結子会社の新洋興産と五洋海運商会を合
 併(2011年1月1日付)
  
存続会社は新洋興産で経営基盤強化と経営合理化を図る
・中国運輸局長に荒井伸氏(前東京航空局長)が就任(10月1
 日付)
・内航船舶輸送統計6月分
  
貨物船は22.5%増、油送船は4.6%減
・西部タンカーの9月29日付役員異動
・三菱化学物流の2011年1月1日付役員異動
・東洋倉庫と東洋物流が倒産
  
負債総額は東洋倉庫が25億7865万円、東洋物流が4億
  5335万円
・日中海運輸送協議会がまとめた8月の日中間コンテナ貨物
 輸送実績
・昭和シェル石油の10〜12月の原油処理量は880万キロリ
 ットルに
  
内需向けは前年同期比4%減の735万キロリットル
  輸出向けは同20%増の155万キロリットル
・日本舶用機関整備協会の会合・行事予定
【3面】 ・鉄道・運輸機構の基礎的研究成果発表会で海上技術安全研
 究所の福戸淳司上席研究員が避航操船支援機器開発で研
 究成果を報告
  
目視によるレーダーターゲット捕捉・認識支援機器の開発
・全日本海員組合の2011年度労働協約改定の中間答申
  
内航部門の基本方針は組合員の雇用維持と生活の安定
【4面】 ・新旧国土交通大臣の職員への挨拶式
  
前原誠司・前大臣、非常に濃密な充実した1年間だった
   国交省は役所の中の役所であるという誇りと自信を
  馬淵澄夫・新大臣、国土交通行政はまさに国家の背骨
   
引き続き改革の灯を絶やすことなく前進・邁進を
・第一中央汽船がグループ会社の商号を変更
  
ホームページの内容も一新
・オーシャントランスのフェリー事業部が10月から運賃・料金を
 改定
・福井運輸が倒産、負債総額は約40億円
・全日本トラック協会が「日本のトラック輸送産業2010」と「企
 業物流とトラック輸送2010」、「トラックミニ百科」を発行
・「シルバー川柳」 厳しい世の中を前向きに
・「海と船と港の物語」(217)
  
海のない国D
【5面】 ・日本舶用工業会の2010年度会員景況感調査結果
  受注、売上高とも約半数が減少
・日本経団連が企業行動憲章を改定
  
会員企業は企業行動憲章の精神を尊重し自主的に実践を
・日本財団、2011年度事業に係る助成金の申請受付を開始
  
申請受付期間は11月1日まで
・鉄道・運輸機構が「環境白書2010」を公表
  
ヤンマーのEUP式電子制御ディーゼル機関の実用化など
  も紹介
・日本舶用工業会が各国舶用機関の生産動向第35号を刊行
  
前年比619台増の2869台、同180万9979馬力増の
  3796万7710馬力のディーゼル機関が搭載
   
製造国別では韓国、日本、中国の順番に
・神戸技術コンサルタントが成功報酬型の「エネセーブ・システ
 ム」の全国販売を開始
  
流体処理装置で給油機からの燃料改質による省エネ法
・九州運輸局が11月18日にサンメッセ鳥栖で省エネ促進フォ
 ーラムを開催
  
テーマは、人と地球にやさしい運輸を目指して
・物流連が第5回基本政策委員会を開催
  
5つの委員会の活動内容などを報告
   
8月からスタートしたメルマガの進捗状況も
・舶用機関整備協会、2010年度一級舶用機関整備士資格検
 定に45名が合格
・国交省がまとめたトラック運送事業者に対する行政処分状況
  
前年同期比140社増の148社が車両停止処分に
   
社会保険・労働保険ともに未加入事業は同44社増の48
   社

・国交省の10月1日付人事異動
  
港湾局港湾経済課長に永松健次氏
・全日本トラック協会が10月4日に第15回全国トラック運送事
 業者大会を開催
  
政府に対して国民生活第一の思い切った政策を求める
・JX日鉱日石エネルギーの10月の国内向け原油処理量は前
 年同月比3%減の552万キロリットル
・出光興産の10〜12月の原油処理量は前年同期比1%減の
 670万キロリットル
・上組が10月1日付で米事業本部を新設
  
政府所有米穀の販売業務などの包括的な民間委託で
【6面】 ・内航ケミカル連絡会を10月6日に開催
  
荷主側は輸送需要見通しを明確にせず
   
船質改善は荷主と話し合って各社単位で対応へ
  安全管理基準の統一でワーキンググループを設置へ
・「有力オペレーターの経営戦略」
  
外航不定期船分野で拡大を目指す
   
商船三井内航社長 齋藤正好氏
・鉄鋼元請オペレーターの一部船社、10月から用船料を5%
 値上げ
  
上期業績の予想以上の好業績を受けて船主に還元
・IMOの第61回海洋環境保護委員会(MEPC61)
  
MARPOL条約附属書Yの改正案を作成
   
最短だと2013年1月にも発効の見通し
    
温室効果ガス(GHG)削減対策で
・一般紙報道に揺れる石油業界
  
エクソンモービル、国内の小売業からの撤退を否定
   
ホームページ上では誤報と表明
  
JXホールディングスが2020年度までに根岸製油所の閉
  鎖を検討
   背景に重質油分解装置の利用率問題

・海上保安庁が第5回重大事案における広報の改善に関する
 検討委員会を開催(10月6日)
  
8月18日のヘリコプター墜落事故を受け
   近く最終報告書を取りまとめ発表へ

・国交省、三井辨雄副大臣の就任会見
  
省内の声を聞きながら風通しのよい省に
・国交省の津川祥吾大臣政務官、内航用練習船の代替建造
 の前倒しを期待

 

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