平成22年(2010年)11月8日付 第2167号 |
【1面】 | ・石油業界が設備能力の25%削減計画 内タン業界は余剰船腹の対応が迫られる 岩田会長、想定内で粛々と減船対策へ ・日本船主協会の宮原耕治会長が2011年度税制改正に向 けた重点要望事項でコメント 民主党税制改正PTの総会で「海洋分野の成長戦略税制」 が盛り込まれる ・IMOの第54回船舶設備設計設備小委員会(DE54)の開催 結果 将来の義務化を視野に船内騒音規制コードを強化 統合ビルジ処理システム(IBTS)の普及促進でも審議 ・国交省海事局、来年3月を目途に居眠り事故防止装置義務 化に係る関係法令の公布で意見調整 500総トン未満の船舶にも設置義務の方向で ・鉄道・運輸機構、eスターの「内航船舶用廃熱回収スターリン グエンジン発電システムの実用化」を採択 平成22年度高度船舶技術実用化助成制度で ・国交省海事局、10月28日にシップリサイクル室蘭パイロット モデル事業の成果報告会を開催 4万6000総トンの自動車専用船で約半年、約3億9000 万円のコストに |
【2面】 | ・内航主要企業の中間決算 川崎近海汽船の2010年4〜9月期連結決算 売上高197億9800万円、経常利益18億3900万円 新和内航海運の2010年4〜9月期連結決算 売上高88億4800万円、経常利益4億1600万円 東海運の2010年4〜9月期連結決算 売上高190億7300万円、経常利益4億700万円 日本通運の2010年4〜9月期連結決算 売上高8043億6400万円、経常利益203億7700万 円 センコーの2010年4〜9月期連結決算 売上高1185億5100万円、経常利益28億2000万円 第一中央汽船の2010年4〜9月期連結決算 売上高671億2100万円、経常利益21億7400万円 ・荷主・オペ・オーナーの立場での「内航海運事業経営論」 マリーンリンク社長の岩元照男氏が自費作成 ・飯野海運の2010年7〜9月期連結決算 売上高184億1900万円、経常利益8億円 期末配当4円を未定に修正 ・商船三井のフェリー・内航事業の2010年7〜9月期連結決 算 売上高136億円、経常利益6億円 ・川崎近海汽船、2011年3月期連結・単独決算を上方修正 売上高395億円、経常利益27億円 期末配当を4円から5円に増配 ・新和内航海運、2011年3月期連結・単独決算を上方修正 売上高178億7000万円、経常利益9億円 ・川崎近海汽船の八戸/苫小牧航路のトラック航送台数 ・石油化学工業協会、9月のエチレンプラント稼働率は17か 月連続で90%台を継続 ・日本スチレン工業会、9月のポリスチレンの国内出荷は4か 月連続減に ・第一法規が「業種別会計シリーズ・海運業」を新発売 新日本有限責任監査法人が執筆 |
【3面】 | ・日本海事センター、「船員の所得税等の軽減に関する調査研 究報告書」をまとめる(上) 全日本海員組合からの委託で政府への要望の基礎資料と 理論を提示 調査の全体像と手法 1 調査の全体像 2 調査手法 調査報告 1 日本における船員を取り巻く環境 2 諸外国の制度 ・日本海運集会所・住田正一海事奨励賞 「コンテナ物流の理論と実際」が受賞 著者は石原伸志氏と合田浩之氏 海事史奨励賞には「石川島造船所創業者 平野富二の生 涯」 著者は高松昇氏 海事技術奨励賞には「海洋底掘削の基礎と応用」 日本船舶海洋工学会海中技術研究委員会編 ・商船三井フェリーが茨城県大洗町から特別功労賞を受賞 フェリー事業を通じて北関東の人流や物流の拠点としての 同町の産業の振興に寄与 ・神戸市、神戸港の2010年1〜6月の取扱実績をまとめる ・日本港運協会の久保昌三会長が藍綬褒章受章でコメント さらに港湾の発展に貢献 ・全国港湾が11月18日に中央決起集会を開催 17日には国交省などと行政交渉・宣伝・決起集会・議員要 請行動 ・内航船舶輸送統計7月分 貨物船は19.0%増、油送船は2.5%減 ・日中海運輸送協議会がまとめた9月の日中間コンテナ貨物 輸送実績 |
【4面】 |
・東京地区のSES技術セミナーで鉄道・運輸機構の小竹壽郎 研究開発統括役が「SES建造への取組み」で講演 SES建造への取組み SES普及に関する鉄道・運輸機構の取組み 鉄道・運輸機構によるSESの建造推進体制 SES建造造船所の増加 SES推進方式の種類 就航しているSESの実船 SESの竣工実績 SESの建造状況 SESの導入効果 実運航での燃料消費量低減(実際の運航者の声) 船内環境の改善(実際の運航者の声) 高い信頼性を実証 保守管理 インバータの保守管理 荷役の電動化による労力軽減 SESの建造促進 まとめ 先進二酸化炭素低減化船基準 ・全日本海員福祉センターが第36回海上美術展を開催 ・JX日鉱日石エネルギーの11月の国内向け原油処理量 ・神戸市が海上起重機船「洋祥」の一般公開参加者を募集 ・「海と船と港の物語」(221) 海のない国H |
【5面】 | ・物流連の慶応大学での寄附講座で「フェリーさんふらわあ」の 興村明仁社長が講義 高速道路料金値下げや無料化は甚大な影響 ・中小型造工が進水式や工場見学に小学生を招待 今治造船丸亀事業本部、佐伯重工業、内海造船瀬戸田工 場、尾道造船、大晃産業、神田造船所 ・日本財団、来年4月から海上保安大学校に日本財団講座を 開設 アジアの海上保安に関する教育機関として国際拠点を目 指す ・物流連の第8回モーダルシフト取り組み優良事業者 日本通運と日本石油輸送などを公表 ・赤阪鐵工所の2010年4〜9月期単独決算 売上高56億9100万円、経常利益3億2600万円 ・阪神内燃機工業の2010年4〜9月期単独決算 売上高67億4600万円、経常利益5億7300万円 ・中国塗料の2010年4〜9月期連結決算 売上高465億700万円、経常利益40億5400万円 ・三浦工業の2010年4〜9月期連結決算 売上高324億5100万円、経常利益24億9000万円 ・全日本トラック協会、地球温暖化対策税の導入は絶対反対 民主党の税制改正プロジェクトチームの総会で要望 ・国交省、10月20日に第2回最低車両台数・テク適正運賃収 受ワーキンググループを開催 適正な運賃料金の収受への取り組みで議論 ・川崎近海汽船の内航定期航路の輸送実績は高水準 ・物流連が物流業における新型インフルエンザ対策ガイドライ ン準備マニュアルを作成 ・燈光会が11月1日に142周年灯台記念日祝賀会を開催 山田隆英会長、「尖閣諸島の魚釣島にも灯台あり」 初代の子供灯台博士らも紹介 |
【6面】 |
・氷河期に突入した海技教育機構卒業生の就職環境 内航業界側に新たな求人で協力を要請 就職浪人の発生を危惧 ・「有力オペレーターの経営戦略」 省エネ船で輸送力のアップを狙う 北星海運社長 佐藤有造氏 ・国交省、平成22年秋の叙勲・褒章受章者を公表 旭日重光章に元川崎汽船会長の崎永保英氏 藍綬褒章に大洋電機社長の山田信三氏、上組社長の久 保昌三氏 黄綬褒章にマツイ会長の松井正昭氏、関東ロジスコ代表 取締役の榎本淳衛氏 ・国交省の森雅人大臣官房技術審議官が成果報告会で挨拶 シップリサイクルの認知度が上がり大きな起爆剤に ・全海運の小比加恒久会長が11月4日に会見 運賃・用船料の適正化には余剰船腹の解消が課題 景気低迷で船員対策に大きな影響 ・2010年度上期のセメント国内販売量が前年同期比5.1% 減の1954万7000トンに メーカーはさらなる減船へ ・IHIMU、LPGタンク船としてはわが国初の749総トン型SES 「第十いづみ丸」が就航 鉄道・運輸機構と日本ガスラインの共有船 10月28日に前畑造船で竣工 ・国交省と経産省、12月10日に第9回グリーン物流パートナ ーシップ会議を開催 東京・千代田区の科学技術館で |