平成22年(2010年)11月29日付 第2170号 |
【1面】 | ・鉄鋼内航輸送協議会で厳しい局面に入った鉄鋼業界の現況 が判明 荷動きの回復は8割が限界、船腹需給の安定化が課題に ・「難題挑戦・苦肉の内航海運代替建造対策検討会」(上) 暫定措置事業の早期解消は代替建造の促進にかかる ・国交省港湾局、国際バルク戦略港湾政策で鉄鉱石と石炭で 内航フィーダー輸送を含めて2つの社会実験 鹿島港と木更津港では大型船での一括大量輸送による効 率的な物流 協同企業は住友金属工業と新日本製鐵 徳山下松港と宇部港では複数港寄りと内航船によるフィー ダー輸送で 協同企業は宇部興産、トクヤマ、東ソーなど ・内航総連の平成22年11月期建造等申請 貨物船11隻、油送船4隻の合計15隻、3万4511総トン、 2万8956対象トンが申請 差引建造納付金額は8億5246万4650円 |
【2面】 | ・内航総連の造船所への内航船舶受注量アンケート調査集計 結果(起工ベース) 平成23年度の建造予定は想定以上の62隻、特殊タンク 船を含め68隻に 商談中が7割を占めて不安要素も内包 ・IMOの第97回法律委員会(LEG97)でHNS条約改正議定 書の採択を報告 次回会合は来年4月に開催予定 ・日本船主協会が11月19日に記者懇談会を開催 宮原耕治会長、平成23年度税制改正要望の実現化に向 けて強力なバックアップを ・日本旅客船協会が海事振興連盟の総会後懇談会で要望 高速道路料金の値下げで大打撃、航路維持・存続のため に支援措置を ・公正取引委員会が2010年度上期の下請法などの運用状 況を公表 下請法違反行為に対する勧告事件は6件 ・公正取引委員会、11月15日に下請代金支払遅延等防止法 の順守の徹底で要請 親事業者約3万4600社と関係事業団体約650団体に ・全日本トラック協会と日本バス協会など5団体が11月24日 に自動車関係諸税マニフェスト実現要請でデモ行進 自動車諸税の見直しや暫定税率の廃止などを訴える ・内航タンカー組合の平成22年度上期輸送実績 一般タンカーは前年同期比0.56%減、前々年同期比 16.49%減の6541万9016キロリットル 特殊タンク船は同0.70%減、同14.33%減の877万 7429トン ・日本船舶輸出組合がまとめた10月の輸出船契約実績 一般鋼船は20隻、68万総トン 10月末の手持ち工事量は1011隻、4831万総トンに ・日本製紙連合会がまとめた10月の紙・板紙需給動向 前年同月比2.5%減の224万3000トン |
【3面】 | ・内航総連の環境安全委員会報告(上) T IMO関係専門委員会関係 1 第87回海上安全委員会(MSC87)の開催結果 2 貨物検査に関する特別措置法の施行について 3 IMO温室効果ガス(GHG)削減に関する中間会合 4 フェリー大傾斜事故防止対策検討委員会の進捗状況 ・MHIマリンエンジニアリングが「SUPER BRIDGE−XV」を 開発 小型内航船向けに音声出力機能のみを有する航海支援シ ステム ・「海と船と港の物語」(224) 海上のハイウエーA |
【4面】 |
・内航総連と日本長距離フェリー協会がまとめたフェリー・RO RO船・コンテナ船・自動車船の一般貨物流動調査結果 T 輸送実績・地域間貨物流動量 1 総輸送実績 2 積地地域別取扱量 3 揚地地域別取扱量 4 地域間輸送流動量 U 種類別輸送実績・地域間貨物流動量 ・四国汽船が直島(宮浦)/豊島(家浦)/犬島航路の運航計画 を変更 ・せと観光ボートが航路変更 今治/川尻航路を今治/呉航路に ・小富士汽船が事業計画と船舶運航計画を変更申請 ・日本舶用機関整備協会の会合・行事予定 ・《資料》 内航元請オペレーター上位50社の輸送実績推移表 (10月速報値) |
【5面】 | ・新IOL海事労働条約仕様対応・先進二酸化炭素低減化船の 499総トン型鋼材運搬船の第1船目「山鋼丸」が竣工 鉄道・運輸機構と山中造船の共有で11月22日に山中造 船で竣工 船員質を7室を確保し、CO2排出量を約19%削減 ・「造船分野への補助金などの支援がさらに必要」 国交省の井手憲文海事局長が海上技術安全研究所の講 演で強調 ・日本港運協会の中山正男副会長が海事振興連盟の総会後 の懇談会で要望 内航フィーダー輸送に財政面や税制面で強力な支援を ・港運労使、年末年始の荷役は実施で合意 休日化問題は継続協議 ・国交省港湾局、次期通常国会に港湾法の改正案を提出へ 港湾経営会社(仮称)制度の創設などをで ・関東地方船員対策協議会が11月16日に館山海上技術学 校を訪問 学校側からは求人対策などを要望 ・物流連が11月19日に東京・上板橋区立第三中学校で出前 授業 日本通運の太田泰生物流企画係長が講師に ・日本ペイントマリンの低燃費(低摩擦)型船底塗料「LF-Sea」 が第7回エコプロダクツ大賞の審査委員長特別賞を受賞 2013年の実用化を目指し発展型船底塗料を開発中 ・ヤンマーの2010年4〜9月期連結決算 売上高2526億円、経常利益109億円 ・内航総連の9・10月期船殻処理完了船 海外売船18隻を公表 ・民主党の川内博史衆議院議員、高速道路無料化は地方を 優先 ・JR貨物の2010年度年末手当は1.62か月分 ・JR貨物が石油貨車輸送からLPG・化学製品輸送を強化 |
【6面】 |
・内航タンカー組合が白油・黒油船現有船腹量構成一覧表を 公表(平成22年10月現在) 前年比42隻、6万8225㎥減の655隻、127万9931㎥ 船齢16年以上は347隻(53.0%)、46万5753㎥ (36.4%)に ・「有力オペレーターの経営戦略」 必要な船腹は専用船化を推進 辰巳商会常務 山本了史氏 ・国交省、11月24日に第1回日本海側拠点港の形成に関す る検討委員会を開催 日本海側の拠点港の検討に着手 来年4月には提案募集の受付開始 ・リサイクルポート推進協議会が11月24日にリサイクルポート セミナーを開催 国交省港湾局国際・環境課の塩崎正孝課長、広域的な静 脈物流システムの構築に鋭意努める ・上野トランステックが11月18日に事故対応訓練を実施 事故時の初動対策を重点的に 昭和シェル石油を含めて60名が参加 ・国交省の津川祥吾大臣政務官が11月25日に記者会見 環境税の導入による逆モーダルシフトを危惧 特例措置の創設が必要と認識 ・日本船主協会が11月24日に平成22年度海運関係叙勲受 賞者祝賀会を開催 今年の叙勲受章者は元・川崎汽船社長の崎長保英氏 ・内航輸送組合の正副会長が内航記者会と懇談会 |
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