平成23年(2011年)2月7日付 第2179号 |
【1面】 | ・第3回内航海運代替建造対策検討会を開催(1月28日) 国交省海事局、論点整理で13課題を提示 外部有識者からのプレゼンテーションを実施 船主のグループ化と業界構造のあり方が論点に ・内航海運業の将来の方向性と代替建造促進策についての論 点整理(素案) 内航海運業の将来の方向性について 代替建造促進に向けた具体的方策について ・国交省の大畠章宏大臣が閣議後に記者会見(1月28日) 高速道路無料化社会実験で大型車の夜間無料化で検討 内航海運業界は逆モーダルシフトの促進と反発 ・国交省海事局が1月28日に第20回船員部会を開催 平成23年度海事局予算などを報告 内航用練習船の建造費(約50億円)などで質疑 ・新日本製鐵と住友金属工業が来年10月を目途に合併へ 元請オペレーターや船主に衝撃が走る ・国交省海事局、船員派遣事業で新たに2件を承認 許可事業者は累計で216件 事業廃止18件、許可更新をしなかった事業者10件で実 質的な許可事業者数は188件に |
【2面】 | ・国交省海事局、海上交通低炭素化促進事業にかかる内航 海運船舶関連輸送機器導入促進事業で公募を開始 予算枠は4億9000万円、応募期間は2月28日まで シャーシなどの輸送用機器導入経費の3分の1を支援 ・日本エネルギー経済研究所がまとめた2011年の原油価格 展望 WTI原油の平均価格は85ドルプラスマイナス10ドルで推 移と予測 高価格ケースでは95ドルプラスマイナス10ドルも ・内閣官房総合海洋政策本部が政府の平成23年度海洋関連 予算案を集計とりまとめ 前年度比566億円(約5%)増の1兆2202億円に ・内航船舶輸送統計10月分 貨物船は6.9%増、油送船は4.9%減 ・川崎近海汽船の2010年4〜12月期連結決算 売上高299億4800万円、経常利益26億4500万円 ・新和内航海運の2010年4〜12月期連結決算 売上高133億6700万円、経常利益7億1300万円 ・東海運の2010年4〜12月期連結決算 売上高293億4600万円、経常利益6億8100万円 ・全日本海員組合の関東地方支部が2月14日に決起集会 政策の実現を地方自治体や地方議会に広く訴える ・国交省の三井副大臣が記者会見(1月31日) 海洋資源の開発・利用で資源大国を目指す ・内航総連、傘下5組合に鳥インフルエンザの擬似患畜確認 事業で協力を要請 ・山縣記念財団が海事交通研究(年報)掲載論文を募集 ・国交省の2月1日付人事異動 九州運輸局次長に安藤昇氏が就任 ・《資料》 2010年度輸送実績(1号票集計)上期 ・「わが社の新造船」 運航=旭タンカー、船主=愛媛商船 5000キロ積み白油タンカー「第八十二英山丸」が就航 伯方造船で建造 |
【3面】 | ・政府の行政刷新会議の規制・制度改革分科会が当面の規制 改革方針(素案)で中間とりまとめ 沿海航行区域の拡大 狭水道航路における制限速度の見直し 内航旅客船の船舶検査制度の見直し・簡素化 内航海運業におけるカボタージュ規制の見直し ・第2回代替建造対策検討会での鉄連と石連の現状説明と要 望事項 鉄鋼連盟、鋼材消費量は海外生産の加速で漸減傾向に 1 鉄鋼業界を取り巻く国際競争の激化 2 日本の鉄鋼業 石油連盟、今後も一次エネルギーとしての地位は不動 国内需要減少で精製能力削減へ ・国交省、1月28日に境港のリサイクルポート指定証交付式 港湾局の林田博局長、官民連携の取り組みなどを評価 鳥取県の平井伸治知事、新しい物流の要として育てる ・商船三井のフェリー・内航事業の10〜12月期業績 売上高131億円、経常利益3億円 ・商船三井フェリーがコロニーキャンペーン(花いっぱい位置ゲ ームの旅)に参加 |
【4面】 |
・《特別連載》 内航海運事業経営論―岩本照男氏著 21世紀も国内機関輸送の担い手は内航海運(2) 第U章 総論 現代の物流経営「内航海運」 1 はじめに 2 内航海運の重要性の認識 3 内航海運の特長・位置づけ ・「海と船と港の物語」(230) プロフェッショナルB |
【5面】 |
・国交省海事局の平成23年度予算 内航用練習船の整備で4億5000万円 海事局関係予算は142億3000万円 ・港湾春闘、労側の2011年度要求書出る 政府の戦略港湾構想を危惧 認可料金で業側に具体的提案を求める ・近畿運輸局が1月27日に国際物流戦略チームの第15回幹 事会を開催 国際戦略総合特区(仮称)の指定に取り組む 内航フィーダー船は暫定措置事業から除外を ・中小型造工、中谷造船での進水式見学会に江田島市内の 小学生を招待 電気推進旅客兼自動車航送船「桜島丸」が進水 ・阪神内燃機工業の2010年4〜12月期単独決算 売上高97億100万円、経常利益7億600万円 ・赤阪鐵工所の2010年4〜12月期単独決算 売上高81億7500万円、経常利益3億5300万円 ・ダイハツディーゼルの2010年4〜12月期単独決算 売上高406億円、経常利益33億4400万円 ・三浦工業の2010年4〜12月期単独決算 売上高481億7200万円、経常利益37億9600万円 ・中国塗料の2010年4〜12月期単独決算 売上高715億100万円、経常利益67億8800万円 ・船内荷役春闘、労側の2011年度春闘要求書出る 基準内賃金平均2万円の値上げを求める ・全日本トラック協会、国際海陸一貫運送コンテナ安全法の廃 案で要望書 今通常国会での確実な成立を求めて要望 |
【6面】 |
・カボタージュ規制の見直しが閣議決定の危機 内航総連は制度維持で陳情を展開 中小型造工、舶用工業会、海員組合などにも協力を要請 ・内航総連、地球温暖化対策税の免税・還付制度構築で実態 調査 農林漁業用A重油の還付制度を参考に ・建設経済研究所の2011年度建設投資見通し 前年度比2.8%増の40兆2100億円に 1996年度以来15年ぶりに増加 ・セメント業界、コンクリート舗装による需要開拓に本腰 道路用アスファルト生産の減少傾向で ・四国運輸局の平成22年版業務要覧 四国管内の内航海運事業者は589者と全国の16.9%を 占める 内航船腹量は850隻、68万8206総トンと、前年度比 47隻減、8241総トン減に ・国交省、2月3日に第2回日本海側拠点港の形成に関する検 討委員会を開催 市村浩一郎大臣政務官、検討の対象港湾は26港に ・上野トランステックが東京湾で第三管区海上保安本部と合同 で事故対応訓練(1月20日) 「第三ほうりん」と巡視艇4隻などが参加 ・荷主やトラック事業者は海上輸送へのシフト高まる ドライバーの高齢化と不足、車両不足などで ・川崎近海汽船が1月28日に新年賀詞交歓会 森原明社長、アンテナを高くして情報収集でツキを呼び込 む |