平成23年(2011年)3月14日付 第2184号 |
【1面】 | ・中小造船業界、鋼材値上がりと暫定措置事業の行方で、経 営持続に不安の声も 造船用鋼材価格の大幅値上がりを警戒 暫定措置事業の見直しはソフトランディング策に期待 ・全日本海員組合、カボタージュ規制の見直しなどで自民党ら に反対協力を要請 「船員雇用と生活破壊」に直結と理解を求める ・国交省、交通基本法案を国会に提出 モーダルシフトの促進など盛る ・港湾分科会、国際バルク戦略港湾の検討状況などを報告 中城湾港の港湾計画の一部改正も承認 ・内航総連の上野孝会長が来期の会長続投を表明 重要課題山積の非常事態に副会長らと一丸で対応へ ・鉄道・運輸機構、3月24日に平成23年度共有建造支援セミ ナーを東京・平河町の都道府県会館で開催 他の地区は4月以降に開催予定 ・国交省海事局、3月15日に最終回となる第5回代替建造対 策検討会を開催 ・新6級海技士(航海)養成課程が3月15日から開講 |
【2面】 | ・内航春闘、3月4日に第1回労働協約改定交渉を開催 全日本海員組合、魅力ある船員職業を焦点に 内航2団体、さらなるコスト増は困難だ 全内航、運賃・用船料の改善が前提 ・カボタージュ規制緩和反対で電子書籍「今、海から日本が危 ない」を出版 元内航船員の貝塚渡氏が海の上文庫から ・山九の749総トン型内航コンテナ船「公龍丸」が進水 3月3日に小池造船海運で ・港湾春闘、労側が第2回団体交渉の決裂を受けて3月18日 の時限ストを通告 ・船内荷役春闘、業側の回答留保に反発、3月18日の労側が 時限ストを通告 ・日港協の久保昌三会長が春闘や港湾法改正で会見 組合側の要求が多すぎる、直接の雇用者ではない協会が 組合と交渉は疑問 港湾も最適物流を目指すべき、現状では取扱量の増加 は期待薄 ・新日本製鐵の大下滋取締役が6月末に日鐵物流の副社長 に就任へ ・明和海運の2月28日付役員異動 ・旭タンカーの4月1日付役員異動 ・旭マリンの4月1日付役員異動 ・「わが社の新造船」 望月海運と鉄道・運輸機構の共有船 236総トン型一般貨物船「裕福」が就航 村上造船所で昨年12月27日に竣工 |
【3面】 | ・交通エコ・モ財団の谷口安男課長が関東運輸局のグリーン 物流講習会で講演 グリーン経営の推進と認証取得をテーマに 環境問題は企業の社会的責任 ・全日本海員組合の協約改定要求の趣旨説明 ・全内航の船主申し入れ事項の趣旨説明 ・海上技術安全研究所がフェリー「ありあけ」事故の船体傾斜 過程の検証に成功 実海域再現水槽での模型実験で |
【4面】 |
・《特別連載》 内航海運事業経営論―岩本照男氏著 近代化の促進は現状維持からは何も生まれない(7) 第V章 各論 5 鉄鋼荷主の内航海運事業への期待 ・日本船主協会が3月2日に海上安全セミナーを開催 テーマは安全な航海を目指して〜海洋をめぐる安全上の 諸課題〜 手嶋龍一氏らが安全保障などで講演 ・中国の2010年の紙・板紙生産量は前年比6.9%増の1億 36万トンに ・2010年11月の営業用トラック車両数は2年ぶりに増加 ・全日本トラック協会が2011年度事業計画案をまとめる ・丸吉通商が事務所を移転 ・「海と船と港の物語」(235) 海の生き物D |
【5面】 |
・海上保安庁の平成22年の海上犯罪取り締まり状況 海上環境関係法令違反は前年比14%減の638件 船舶からの不法排出が約66%を占める ・近畿内航船員対策協議会が大阪と奈良の中学3校で出前講 座を開催 いずれも上窪良和会長が海運の重要性を説明 ・平成22年度の高速道路無料化社会実験結果 夜間大型車の交通量が約2.5倍に増加 開始後6か月間の状況をまとめる ・中部運輸局、3月18日に第9回内航海運活性化懇談会を開 催 ・新日本海フェリーが敦賀/苫小牧航路の「すずらん」と「すい せん」の2隻を代替建造へ 三菱重工業・長崎造船所で ・京浜港物流高度化推進協議会が45フィートコンテナのマル チトレーラーで輸送実験(3月3日) 公道やナイキCSCでの運転操作性は支障なし ・新潟原動機、NOx3次規制対応で環境対応技術の実船試験 が完了 舶用SCR脱硝装置の搭載で80%のNOx削減を達成 ・全日本造船機械労働組合が造工と中小型造工に要請 春闘交渉で工業会傘下の各事業所に ・全日本トラック協会が高速道路の新料金で意見提出 公共輸送に従事する営業用トラックは料金引き下げを ・日本通運、上海スーパーエクスプレスと内航船「ひまわり」を 利用した一貫輸送サービス「E-WING」を開始 ・全国通運連盟が3月4日に第6回鉄道利用運送推進全国大 会を開催 信頼に応える高品質な物流サービスの提供を ・日本舶用工業会が第2回舶用実践英語講座を実施 東京海洋大学の協力を得て21名が受講 ・桜島フェリーが「櫻島丸」の一般入札を実施へ ・三浦造船所の社長に三浦唯秀専務が就任(4月1日付) 三浦政信社長は会長に |
【6面】 |
・内航総連、平成23年度建造等申請要領を発表 新設の大型フィーダー専用コンテナ船の要領が盛られる ・「有力オペレーターの経営戦略」 BAFの価格転嫁に理解を求める 近海郵船物流社長 尾崎修一氏 ・内航総連、内航輸送元請オペレーター上位50社の2月期輸 送実績を公表 貨物船は依然として前年同月比で横ばい状態 油送船は厳冬などの影響で7ポイント上昇 ・全国港湾と港運同盟、3月10日、11日に港湾法改悪反対で 行動を展開 10日は国交省と厚労省前で座り込み・ビラ配りなど 11日は丸の内界隈をデモ行進 ・鉄鋼連盟の2010年の鉄鋼国内輸送機関別発送実績 船舶は前年比28.5%増の4050万トン ・鉄道・運輸機構、3月9日付で金利改定 固定型は一部、見直し型は全て引き上げ ・内航総連、平成23年1月期建造等申請で14隻、2万9283 対象トンを認定 299総トン型一般貨物船と749総トン型コンテナ船の2隻 は書類不備で保留 差引建造等納付金額は7億3876万円に ・ILO海上労働条約の発効の遅れを有効活用へと ・日本船主協会が小冊子「日本海運の現状」を発行 |