「内航海運新聞」ニューストピックス

平成23年(2011年)3月21日付 第2185号
【1面】 ・内航総連、東北地方太平洋沖地震対策本部を設置
  
被災地の援助物資、復興物資の緊急輸送に対応
   
義援金1000万円を拠出を決定
・内航タンカー組合も「緊急輸送タスク」を設置
  
国交省や内航総連との連携を図る
・国交省、東日本大震災で緊急災害対策本部を設置
  
人命救助を第一義に総力を結集
・日本船主協会、東北地方太平洋沖地震支援対策本部を設
 置
・全日本海員組合、東北地方太平洋沖地震対策本部を設置
  
組合員と家族数千人の安否が確認できず
・国交省の井手海事局長が記者懇談会(3月18日)
  
緊急物資輸送で内航船社10社がスタンバイ
   
震災への対応状況を説明
・国交省海事局、緊急物資輸送などに対応
  
18日現在で約7200名、車両2300台の輸送を実施
【2面】 ・東日本巨大地震の影響は甚大
  
製鉄所や製油所の一部が操業停止状態
   
生産活動の停滞の長期化を懸念
・政府、鉱業法の一部改正を閣議決定(3月11日)
  
排他的経済水域などの海底資源の保護強化で
・国交省海事局、船舶の低炭素化等推進セミナーを延期
・鉄道・運輸機構、共有建造支援セミナーを延期
・商船三井フェリー、苫小牧港から青森港に自衛隊車両と隊員
 の輸送を開始
・日本郵船・日之出郵船、モジュール船「YAMATAI」をヘリの
 洋上基地に活用へ
・国交省海事局、福島原発沖の航行で通達
・海上保安庁、小名浜港と釜石港の岸壁の一部が復旧
・東日本大震災で外航ばら積み船7隻が各港で被災
・内航総連、平成22年度第2回目の若年船員OJT助成金とし
 て23件、645万円を交付
・名村造船所、3隻目のSESセメント運搬船は契約解除に(3
 月14日)
  
4隻目は昨年末にすでに契約解除済み
・内航総連と日本海運集会所が全国9か所で説明会
  
内航海運取引のトラブル回避のための契約書説明会
・浪速タンカーの役員異動(2月28日付)
【3面】 ・内航総連、平成23年度の貨物船・油送船・曳船の建造等申
 請・解撤等交付金交付申請要領を公表
  
1 平成23年度申請受付期間
  2 解撤等交付金交付申請関係
  3 建造等申請関係
  4 その他の諸事項
・「海と船と港の物語」(236)
  
時計回り
【4面】 《特別連載》 内航海運事業経営論―岩本照男氏著
  
近代化の促進は現状維持からは何も生まれない(8)
   
第V章 各論
    
6 内航海運オペレーターの内航海運船主への期待
《資料》 内航元請オペレーター上位50社の輸送実績推移(2
 月速報値)
【5面】 ・東日本大地震が鉄鋼業界にも及ぶ
  
操業停止や計画停電などで造船用資材の納入不安
   
安定納入と値上げ問題で二重苦
・内航総連、平成23年1月、2月期船殻処理完了船
  
海外売船16隻、2万3008対象トンを公表
・海保庁の鈴木久泰長官が定例会見(3月16日)
  
人命救助を第一義に全力を
・宮城県の造船所は壊滅的被害も
・日本港運協会が東北地方太平洋沖地震対策本部を設置
  
被災地に向けた救援物資の輸送を開始
・全日本トラック協会、国交省・経産省・政府緊急災害対策本
 部に対してトラック用軽油の確保で緊急要望
・全日本港湾労働組合連合会が港湾の被害状況をとりまとめ
  
仙台港は壊滅状態
・全国港湾労働組合連合会、3月18日のストを中止
  
東日本巨大地震被害対策本部を設置
・船内荷役春闘、春闘交渉は中断し18日のストを中止
・全国港湾・港運同盟が東日本大震災で声明を発表
  
救援物資の輸送に全面協力
・内航総連、一般臨投の18隻を認定
【6面】 ・国交省海事局、3月15日に第5回内航海運代替建造対策検
 討会を開催
  
内航海運における代替建造促進に向けた方策の方向性案   をとりまとめ
   
最終報告書は3月末に資金管理計画と併せて公表へ
・海上保安庁、海保庁対策本部を設置
  
東日本大震災での捜索活動を実施
   
18日現在で巡視船艇85隻、航空機30機が出動し294
   名を救助

・東日本大震災、内航海運業界にも影響が出る
  
特にRORO船船社に支障
・コスモ海運、3割の船腹を他航路に
  
コスモ石油・千葉製油所の火災事故で
・東北運輸局が海事関係業務の被災後の運営状況をまとめる
  
16日現在で岩手運輸支局、気仙沼海事事務所、石巻海
  事事務所、福島運輸支局は業務停止中
・国交省海事局、海技免状などの申請手続きなどを弾力的に
 運用
  
震災の影響などを配慮して対応へ
・第一中央汽船と第一中央船舶の共有船「硯海丸」がロシア船
 員13名を救助
  
12日に岩手県の大船渡港で
・川崎近海汽船、釧路/日立航路を釧路/東京港・品川埠頭に
 変更
  
ほくれん丸と第二ほくれん丸による3日2便サービスに
・日本郵船が義援金5000万円を寄付
・商船三井が義援金5000万円を寄付
・川崎汽船が義援金5000万円を寄付
・第一中央汽船が義援金1000万円を寄付
・NSユナイテッド海運が義援金1000万円を寄付
・飯野海運が義援金1000万円を寄付

 

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