平成23年(2011年)4月25日付 第2190号 |
【1面】 | ・海事振興連盟、4月19日に東日本大震災で臨時会合を開催 衛藤征士郎会長、関係者と連携して対応を協議 内航総連の上野会長は被害状況と税制措置を要望 ・社説「代替建造促進の最終報告に想う」(上) 内航海運の将来指標で高評価 ・国交省の井手海事局長が4月15日に記者懇談会を開催 大震災の復興支援で3つの税制措置を講じる ・内航タンカー組合の岩田会長、エネルギーの緊急輸送に果 たした業界の貢献は大 国の安全にとってカボタージュの重要性を証明 ・政府税制調査会、被災船舶の再建造などで登録免許税を免 税 |
【2面】 | ・海保庁の鈴木長官が震災後の活動状況を報告 引き続き行方不明者の捜索に全力で取り組む ・国交省海事局が風評被害への取り組み状況を公表 ホームページ上で正確かつ包括的情報を発信 ・海保庁がまとめた平成22年の海洋汚染の現状 発生件数は前年比7%減の477件 油による汚染の67%は船舶からの排出 ・国交省、原発事故における影響でIMOがプレスリリース 現在の放射線レベルでは安全性などには問題なし ・鉄道・運輸機構、運輸分野における基礎的研究推進制度の 平成23年度課題募集結果 延べ113研究機関から48課題が応募 4課題程度を採択の予定 ・石油連盟がまとめた東日本大震災への石油業界の対応 原油処理量は震災前の約9割まで回復 ・海洋政策財団が海洋白書2011を公表 ・物流連の春季大学寄附講座をスタート 4月6日に関西大学商学部で物流連の平山理事長が「物 流総論」で講義 ・太平洋フェリーが旅客営業を再開 4月28日から苫小牧/仙台間限定で臨時ダイヤ ・日本舶用工業会が放射線量の測定結果で確認書発行事務 を開始 ・インドネシアの会が「風評被害を吹き飛ばせ」音楽会の参加 者を募集 5月14日に海運ビルで開催 ・愛知海運が大阪営業所を開設 ・JR貨物の東日本大震災および余震に伴う貨物列車の運行 状況 ・「わが社の新造船」 運航=日鐵物流、船主=高濱汽船 499総トン型一般貨物船「栄徳丸」が松浦造船所で竣工 ・「海と船と港の物語」(241) 水の記憶能力A |
【3面】 | ・国交省海事局の新造船政策検討会が「総合的な新造船政策 の方向性」で中間とりまとめ 1 わが国に造船産業の位置付け 2 造船産業と外部環境の現状および課題 3 造船力を強化するための方策 ・鉄道・運輸機構が平成23年度共有貨物船の建造事業者募 集要領を公表 受付は平成24年2月29日まで ・国交省が被災産地応援キャンペーンを開始 本省内のテナントで当該地域の農産物の安全性をPR |
【4面】 |
・国交省港湾局、東日本大震災による港湾施設の被害状況を まとめる 各港湾の復旧・復興方針の策定へ ・東北・北関東地方の港湾に寄港する定期航路への影響 ・IMOの第3回温室効果ガス対策中間会合の開催結果 国際海運に適したCO2排出削減のための経済的手法(M BM)を検討 ・味の素物流が佐賀受注センターを開設 ・菱化ロジテックとオゴソロジテックが合併 ・《資料》 2011年3月期の内航元請オペレーター上位50社 の輸送実績推移表 |
【5面】 |
・日本財団が4月19日に緊急記者会見 東に日本大震災で第二次支援として4つの被災者支援策 を打ち出す ・国交省海事局、5月10日に船舶技術の開発成果報告会〜C O2、NOx排出の大幅削減技術の最新開発成果について〜 を開催 ・交政審港湾分科会で3港の港湾計画を了承(4月14日) 四日市港と三河港は改訂、八戸港は一部変更 ・日本海難防止協会が3つの調査研究で報告書 AISの活用による安全対策についても提言 ・中小型造工、曲率線展開法に基づく「外板展開請負サービ ス」を開始 ぎょう鉄工程の効率向上などに大きな効果 ・日本舶用工業会が新製品開発助成事業の課題を募集 産業戦略と社会ニーズの観点で ・国交省海事局が外航クルーズ船「ふし丸」による大船渡港、 釜石港、宮古港での被災者支援の模様を報告 商船三井がサービスを提供 ・日本港運協会の復興対策基金が2億8463万7500円に 被災事業者に資金面で助成 ・日本海事センターが救護マットを追加支援 海保庁の「はかた」で仙台塩釜港と八戸港に輸送 ・阪神内燃機工業が2011年3月期単独決算を上方修正 売上高123億2000万円、経常利益6億8000万円 ・ダイハツディーゼルが2011年3月期連結決算を上方修正 売上高581億円、経常利益61億円 ・JR貨物がまとめた3月の輸送動向 震災の影響で輸送量は大幅に落ち込む ・全日本トラック協会が民主党トラック議連の奥村展三会長に 税制・高速料金で緊急要望 被災地域の支援と復興に向けた措置で ・東日本大震災における主な被災地域の造船所被害状況(4 月12日現在) |
【6面】 |
・国交省海事局の新造船政策検討会が中間報告をとりまとめ 「総合的な新造船政策〜一流の造船国であり続けるため に〜」 ・「有力オペレーターの経営戦略」 エネルギー転換政策を注視 上野トランステック副社長 澤木悦夫氏 ・内航元請オペレーター50社の2010年度輸送実績 貨物船は前年度比9%増の2億492万5000トン 油送船は前年度並みの1億2713万1000キロリットル ・新日鐵・住金、鋼材の相互供給が広がる 船舶の相互乗り入れも活発化 ・セメント業界は24時間フル生産で対応 復旧・復興需要で安定供給を ・太平洋セメント、塩釜東SSに「第二龍王丸」が4月20日に入 港 東日本大震災では初めて ・住友大阪セメントの八戸工場は4月13日に生産を再開 ・三洋海運の「すりいおぅしゃん」が小名浜港に初入港 ・全海運の活性化プロジェクトチームが今後の暫定措置事業 のあり方などを意見集約 4月20日の理事会に報告 ・国交省海事局が被災した船舶の処理でガイドラインを公表 ・内航元請オペレーター上位50社の3月期輸送実績 貨物船は前年同月比88%の1631万5000トン 油送船は同98%の1079万9000キロリットル |