「内航海運新聞」ニューストピックス

平成23年(2011年)7月11日付 第2200号
【1面】 ・鉄道・運輸機構と内航総連、6月23日にインドネシア・ジャカ
 ルタで海外売船ワークショップを開催
  
インドネシア側は環境性能に優れた船舶を求める
・国交省海事局、第6日の第7回新造船政策検討会で最終報
 告をとりまとめ
  
CO230%削減船を世界に先駆けて市場に投入へ
・政府、7月5日に総額約2兆円の第2次補正予算案を閣議決
 定
  
国交省関係は第3次補正予算での計上を目指す
・国交省海事局、7月11日からの第62回海洋環境保護委員
 会(MEPC62)での審議事項を公表
  
MARPOL条約附属書Y改正案などを審議
   
船舶への燃費規制の導入やシップリサイクル条約のガイ
   ドラインの採択に向けて

・内航総連の上窪船員対策委員長、船員不足への対応は喫
 緊の課題
  
今から内航海運の将来を担う若手船員の確保対策を
・海技者セミナー札幌を7月12日に開催
  
参加企業17社が決定
【2面】 ・日本ロジスティクスシステム協会、海陸一環輸送支援システ
 ムの研究開発に取り組む
  
可能な限り海上輸送の利用促進で環境負荷の削減を図る
・近畿内航船員対策協議会が任期制自衛官を対象に船員就
 職セミナー
  
6月2日と27日に海上自衛隊舞鶴地方総監部で開催
   
内航海運の現状や海技資格などを説明
・鉄道・運輸機構、高度船舶技術実用化助成制度の一般型で
 引き続き、eスターの「内航船舶用廃熱回収スターリングエン
 ジン発電システムの実用化」を採択
  
今秋には実船に搭載し最終段階へ
・日本船主協会が海技教育機構と内航船社との連絡会を開催
  
意見交換を通じて関係を強化
・近畿運輸局、8月5日に内航海運グループ化推進セミナーを
 開催
  
基調講演は内航海運グループ化推進の取り組みと展望
・中国運輸局と中国地区内航船員対策協議会が7月7日に島
 根県立浜田水産高校で船員就職セミナー
・国交省、平成23年の海の月間に実施予定の各種イベントや
 広報活動を公表
  
海フェスタの代替イベントとして16日から31日まで尾道市・
  福山市・三原市で東日本大震災復興支援イベントを開催
・宇部興産海運、先端ナビの導入で船舶管理システムの新た
 な構築を目指す
・「わが社の新造船」
  
運航=ショクユタンカー、船主=昭和物流
   
340総トン型ケミカルタンカー「幸和丸」が就航
    
6月27日に興亜産業で竣工
・日本マリンの6月24日付役員異動
・室町海運の6月28日付役員異動
・大分共同海運の6月29日付役員異動
・スミセ海運の6月29日付役員異動
・東海運の6月29日付役員異動
・栗林商船の6月29日付役員異動
・共和産業海運の6月30日付役員異動
・かんでんエンジニアリングの6月30日付役員異動
・旭陽タンカーの6月30日付役員異動
・国土交通政策研究所が国際物流に伴うCO2排出量簡易算
 定ツールを策定
【3面】 ・鉄道・運輸機構、高度船舶技術実用化助成制度の特定型で
 村上造船所と中之島造船所を認定
  
中之島造船所、バルバスバウの形状などの改良で対応
   先進二酸化炭素低減化船の建造へ
  村上造船所、省エネと環境に低負荷を開発コンセプトに
   
CO2排出量を22%以上低減化を達成
・近畿運輸局、大阪市と京都府の中学校進路指導担当教諭を
 対象としたアンケート調査結果
  
依然として内航海運への関心度は低い
・国交省がまとめた2011年度の建設投資見通し
  
前年度比5.1%増の43兆2200億円に
・国交省がまとめた2011年度の主要建設資材需要見通し
  
セメント・生コンクリート、骨材・砕石、アスファルトは増加
   
木材や普通鋼鋼材はほぼ横ばいに
・国交省の7月1日付人事異動
・物流連が第1回広域災害対策小委員会を開催
  
各業界団体から具体的な活動内容と問題点を報告し活発
  な意見交換を交わす
・セメント協会がセメントハンドブック2011年度版を発行
  
2011年3月末のセメントタンカーは前年度比5隻減少の
  123隻に
   
船舶輸送量は前年度比1.7%増の2924万9000トン
【4面】 ・内航総連の平成23年度事業計画実施要領
  
第一 事業計画の目標
  第二 目標実現の方法
   
1 内航海運暫定措置事業の円滑かつ着実な実施
   2 経営基盤強化対策の推進
   3 カボタージュ対策
   4 環境対策
   5 適切な税制措置の確保
   6 広報活動
   7 東日本大震災による災害対策の実施
   8 所要資金の調達および賦課金の賦課

・日本ロジスティクスシステム協会がまとめたレポート「震災影
 響・コンテナドレージの四重区」
  
京浜港の国際コンテナ輸送をめぐる経営環境は厳しい直
  面に
・南明興産が東電フュエルに社名変更
・「海と船と港の物語」(251)
  
海のホタルA
【5面】 ・海保庁、7月16日から31日まで全国海難防止強調運動を
 実施
  
小型船の安全対策も重点的に
《投稿》 「バリシップ国際会議」の聴講で感想記
  
日本の造船業「オール日本」で
・国交省交政審、第44回港湾分科会を開催
  
日本海側拠点港の検討途中経過などを報告
・日本舶用工業会が7月27日にスーパークリーンマリンディー
 ゼルの研究開発成果発表会を開催
  
後処理装置などの要素技術の開発が完了
・海上技術安全研究所、船舶海洋工学部研修の開催結果
  
若手研究員や若手技術者の人材育成で
・海保庁が東日本大震災関連の海洋情報を掲載
  
海洋情報クリアリングハウスに
・航海訓練所、練習船の一般公開の機会を大幅増
・物流連、第9回モーダルシフト取り組み優良事業者の公募を
 開始
・中小型造工が伯方造船で進水式見学会を開催
  
日高小学校の児童ら113名を招待
・井本商運、7月12日から小名浜港から輸出コンテナ貨物の
 積み出しを再開
 
 内航コンテナ船「ひよどり」が大剣埠頭3号岸壁に寄港
・近畿運輸局が8月4日にグリーン経営講習会を開催
・全日本トラック協会の鉄鋼部会が鋼材輸送のコンプライアン
 ス徹底を図る
・新来島どっくの6月23日付役員異動
・ダイハツディーゼルの6月29日付役員異動
・阪神内燃機工業の6月29日付役員異動
【6面】 ・関東地方整備局、東日本と京浜港との内航フィーダー機能を
 強化
  
井本商運、近海郵船物流、鈴与海運の新規3航路の開設
  で
・「このひとに聞く」
  
国交省海事局総務課前・財務企画室長 堀内丈太郎氏
   
震災復興へ向けて内航の役割は極めて大きい
・全内船が6月30日に岡山市で水産高校5校と就職懇談会を
 開催
・海外売船市況、貨物船の売買価格は軟化
  
油送船の売り物は見当たらず
・国交省がまとめた東日本地域におけるアスファルト合材需給
  
今年度下半期以降は需給逼迫を予想
・石油連盟がまとめた2010年度石油アスファルト需給概要
  
内需の減少で前年度比5.2%減の437万トンに
・日本砂利利協会がまとめた砂利の需給動向と業界の現状
  
生産・出荷ともに年々減少
・環境省、8月末までに災害廃棄物を仮置き場に移動
  
その他の災害廃棄物は来年3月末までに
・上野トランステックの2011年3月期決算
  
売上高297億6100万円、経常利益6億2800万円
・海事振興連盟が7月23日に仙台タウンミーティングを開催
  
ホテルメトロポリタン仙台で午前10時から意見交換会
・内航総連がまとめた暫定措置事業での減船状況
  
一般貨物船は717隻、51万7907対象トン減の1481
  隻、166万1337対象トンに減少
  油送船は471隻、46万640対象トン減の905隻、154万
  5830対象トンに減少

 

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