「内航海運新聞」ニューストピックス

平成23年(2011年)7月25日付 第2202号
【1面】 ・内航総連・安定基金、平成23年度版「内航海運の活動」を発
 行
  
東日本大震災への対応を盛り現況や活動を網羅
   
内航船腹量は5469隻、338万6657総トン
    
船齢14年以上が隻数比で74%、総トン数比で51%に
・社説「ポスト暫定措置事業の光と影」(上)
  
組合員の総意形成には多くの時間も
・IMOのMEPC62でMARPOL条約附属書Yの改正案が採
 択
  
2013年以降に建造契約される船舶にはCO2排出規制を
  導入へ
   
対象は国際航海を行う総トン数400トン以上の船舶
・国交省の高速道路のあり方検討委員会が大畠大臣に「東日
 本大震災を踏まえた緊急提言」を提出
  
2段構えの耐震思想などを示す
・国交省の井手海事局長が7月15日に記者懇談会開催
  
来年度予算の概算要求は現段階では未定
・北陸信越運輸局長に最勝寺潔氏(前・大臣官房運輸安全監
 理官)が就任(7月15日付)
【2面】 ・日本海事センターの「海に関する国民意識調査2011」結果
  
東日本大震災の影響か「海が好き」が初めて7割を下回る
・「このひとに聞く」(下)
  
国交省海事局(前)内航課長 蝦名邦晴氏
   
建造納付金単価は戦略的な視点での設定を
・日本気象協会が内航船向けの「最適航海計画支援システム
 ECoRO(エコロ)」を開発
  
燃料費3〜5%の削減を実証し9月からのサービス開始を
  予定
・近畿運輸局の交通環境対策アクションプラン2011
・近畿運輸局が第一中央船舶の「硯海丸」乗組員一同を表彰
  
東日本大震災の大津波で座礁したロシア船から脱出したロ
  シア船員の救助で
・中国運輸局の5月の船員労働需給
  
有効求人数は192人、有効求人倍率は1.37倍に
・日本製紙連合会の6月の紙・板紙需給速報
  
紙・板紙の国内出荷は前年同月比3.7%減の213万
  6000トン
・三菱製紙・八戸工場、7月19日から新たに抄紙機と塗抹機
 各1台が生産再開
  
生産量は震災前の約55%に
・昭和シェル石油、東亜石油の京浜製油所扇町工場を9月末
 で閉鎖へ
  
7〜9月期は発電向け重油は増産
・山縣記念財団、7月15日に第4回山縣勝見賞の贈呈式を開
 催
  
論文賞に長谷知治氏、功労賞に柴田悦子氏
・国交省の7月15日付人事異動
  
海事局海技課長に岩月理浩氏が就任
【3面】 ・船員の確保・育成に関する検討会・第2回内航部会での「内
 航船員需給予測」
  
再予測でも将来的に不足の見通し
・関東運輸局が海技者セミナー横浜の参加企業13社を募集
  
9月22日に横浜で開催
・JR貨物の6月の貨物輸送動向
  
コンテナは前年同月比7.2%減の160万9000トン
  車扱いは同10.2%減の65万1000トン
・今治造船の檜垣俊幸社長が7月19日に記者会見
  
昨年度は95隻の竣工で4332億円の売上げ
   
2011年度は103隻の建造を予定
・JFE物流の本社が就業時間を変更
  
7月から9月までは始業時間を1時間早めに
・商船三井フェリーが大人の秋休み満喫キャンペーンを実施
《資料》 内航総連、6月期の元請オペレーター上位50社輸
 送実績推移表
【4面】 《資料》 新造船政策検討会の最終報告書「総合的な新造船
 政策」
  
はじめに
  T わが国造船業の位置づけ
  U 造船産業と外部環境の現状および課題
   
1 造船市場の需給ギャップと為替
   2 中国・韓国の状況
   3 エネルギー・環境
   4 海事クラスター
   5 わが国造船業

  
V 造船力を強化するための方策
   
1 短期的方策の視点
   2 中長期的方策の視点
   3 具体的対策
   4 具体的措置の着実な実施に向けて

・古野電気の2011年3〜5月期連結業績
  
売上高178億4400万円、経常利益3億1400万円
・「海と船と港の物語」(252)
  
海のホタル・外伝@
【5面】 ・国交省の造船業における事業所拡張等事例に関する調査結
 果
  
埋立て免許取得に当たってのボトルネックを確認
・日本船舶輸出組合の6月の輸出船契約実績
  
前年同月比55%減の15隻、同66%減の55万総トンに
・井本商運の内航コンテナ船「まいこ」が釜石港に震災後初寄
 港(7月17日)
・北九州市がモーダルシフト推進補助制度を実施
・九州運輸局が統括安全衛生責任者を対象に研修会を実施
  
造船所における安全・安心の確立に向けて
・日本船舶技術研究協会のシップリサイクル条約に向けた総
 合対策事業が終了
・日本造船協力事業者団体連合会が会報で三浦造船所協力
 事業協同組合を紹介
・日本船舶技術研究協会、混気ジェットブラスト技術の修繕船
 への適用に関する研究開発で一般公開試験を実施
  
環境にやさしい技術を実証
・内航総連、一般臨投で36隻を認定
・日本港運協会が放射線被害に関する港湾労働の安全対策
 措置を要望
・全日本トラック協会、新たな電子キロ程図システムの開発へ
  
トラック用の距離を簡単に計算できる標準的なシステムを
  提供
・JR貨物の4〜6月の輸送動向
  
コンテナは前年同期比11.5%減の448万200トン
  車扱いは同12.1%減の204万6000トン
・苫小牧市・日光市・大洗町観光パートナー都市協定の締結式
 を商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの」の船内で実施
・JR貨物の東日本大震災における復旧・復興投資総額は約
 124億円に
【6面】 ・国交省、平成23年「海の日」海事関係功労者大臣表彰式を
 7月22日に開催
  
内航関係では大見三郎氏、吉嶺武強氏、船田孝敏氏、阿
  部高臣氏、立田雅弘氏、原田勝弘氏、谷伸夫氏が受賞
   
造船関係では神田健二氏、藤井晁氏、三浦政信氏
・「新社長にインタビュー」
  
安定と成長戦略で発展を目指す
   
近海郵船物流社長 野崎哲一氏
・交政審海事分科会・船員部会が船舶料理士に関する省令の
 一部改正を承認(7月20日)
  
船内調理業務経験期間の短縮など9月上旬から施行へ
・鋼材輸送、荷動き低迷で用船料に影響も
  
鋼材の在庫率は2か月分を上回る
・帰国中の関水康司・次期IMO事務局長が7月20日に記者
 会見
  
基本姿勢は「ニュートラルな立場であること」
・内航総連、7月期建造等申請を締め切る
  
貨物船12隻、油送船9隻が申請
   
5000キロ積みの黒油船が5隻も申請
   
 差引建造納付金額は約13億1199万円に
・関西広域連合が東日本大震災で発生したがれきの一部を受
 け入れへ
  
大阪湾フェニックス計画での埋め立て用に活用

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業


 

 

阪神ポンプ製作所 日産電機サービス 島田燈器工業

 

山中造船