平成23年(2011年)8月8日付 第2204号 |
【1面】 | ・平成23年4月現在の内航燃料油価格転嫁状況 転嫁率は68%で依然として船社経営を圧迫 未転嫁は56万klで3分の1を占める ・社説「ポスト暫定措置事業の光と影」(中) 建造等納付金の単価で百家争鳴 ・昭和油槽船と日本タンカーが来年4月に会社統合 両社対等の立場で統合を目指し8月4日に基本合意書を 締結 ・JX日鉱日石エネルギーと7〜9月分の燃料用C重油価格の 仕切りり基準 前期比1050円引き下げの6万2900円に ・交通基本法案は今国会での成立は困難な状況に 法案審議の大幅遅れで未だに審議に入れず ・国交省海事局と日本船舶機関士協会、「船舶の低炭素化等 推進セミナー」を開催 8月31日に東京・平河町の海運ビルで ・神戸運輸管理部長に和田昌雄氏が就任(8月1日付) |
【2面】 | ・造船各社、韓国・台湾・中国などからの鋼材輸入が増加へ 無視できない鋼材価格の内外価格差 ・内航総連の平成22年度内航輸送実績(1号票集計) 前年度比3.3%増の3億9989万トン/キロリットルに 貨物船は鋼材等の好調で同6.2%増の2億4884万 2000トンに ・館山海上技術学校が7月30日と31日に生徒の父兄を対象 にサマーセミナーを開催 全海運協力、内航総連協賛で山下汽船の山下透社長が講 演 ・川崎近海汽船の2011年4〜6月期連結決算 売上高102億6300万円、経常利益7500万円 ・新和内航海運の2011年4〜6月期連結決算 売上高46億1500万円、経常利益4700万円 ・東海運の2011年4〜6月期連結決算 売上高96億9700万円、経常利益1億7500万円 ・青木マリーンの2011年4〜6月期単独決算 売上高13億6000万円、経常損失3600万円 ・川崎近海汽船、東日本大震災の遺児への支援でキャンペー ン 「がんばろう!東北!支えあう心で。シルバーフェリー」のス テッカーを製作・販売 売上金の全額をあしなが育英会に寄贈 ・東京都、東日本大震災の復旧・復興で内航フィーダー航路復 活支援と陸上輸送支援制度を実施 ・神鋼物流が中国・上海に現地法人を設立 インド・チェンナイには駐在員事務所を開設 ・国交省の8月1日付人事異動 ・鉄道・運輸機構の8月1日付人事異動 ・ナラサキスタックスが事務所移転 ・商船三井フェリーが「がんばろう!日本」復興応援船内販売 を期間延長 ・商船三井フェリーが「さんふらわあチャリティーステッカー」を 販売 ・「通期目標の黒字10億円を目指す」 川崎近海汽船の石井繁礼社長が暑気払い記者懇談会を 開催 |
【3面】 | ・6月調査の日通総研短観、各輸送機関とも力強い回復に至 らず 過半数の業種に改善の動きも ・日本船主協会と九州地区船員対策連絡協議会が水産系高 校・海上技術学校10校と懇談会を開催(7月6日) 学校側は実務経歴の短縮と求人を要望 ・国交省港湾局、日本海側拠点港の募集結果を公表 応募港湾は23港、19管理者に ・日本ロジスティクスシステム協会がまとめたトラック運用実態 と課題 ・兵庫県、内航コンテナ貨物助成事業で日蝕物流と西日本内 航フィーダー合同会社を決定 1TEUあたり1000円を助成 ・神戸市、神戸港内航フィーダー利用促進事業で井本商運と 西日本内航フィーダー合同会社を決定 補助金金額の予算合計は3億円 ・「海と船と港の物語」(254) 海のホタル・外伝B |
【4面】 |
・内航総連の環境安全委員会が関係小委員会の審議事項を 内航総連・理事会に報告 1 IMO関係専門委員会関係 2 危険物ばら積み運送技術専門委員会関係 3 船舶等近代化標準化小委員会関係 4 燃料油ワーキンググループ ・海上技術安全研究所が「課題解決への対応、そして海事イノ ベーション」をテーマに研究発表会(下) 38件の研究成果発表と37件のポスターセッションを開催 ・6月のセメント販売量は2.1%増 |
【5面】 |
・船員災害防止協会が7月28日に平成23年度第1回安全衛 生管理実務担当者連絡協議会を開催 船員労働安全衛生月間の実施要領の周知を図る ・大阪湾運航サポート協議会が8月1日から緊急情報メールの 配信サービスを開始 津波や台風などの情報を無料で配信 ・関東運輸局が平成23年度関東交通プランの重点施策7課 題を公表 ・九州運輸局がまとめた2010年度の管内鋼製船舶造船実績 建造量は前年度比2隻減の151隻、同5.2%減の536万 3000総トン ・四国運輸局がまとめた2010年度の管内造船事情 受注量は150隻、461万総トン、契約時総船価は5767 億円 ・IMOの第55回防火小委員会(FP55)の開催結果 消防員装具の追加要件で合意 ・阪神内燃機工業の2011年4〜6月期単独決算 売上高29億5500万円、経常利益3億5000万円 ・赤阪鐵工所の2011年4〜6月期単独決算 売上高33億700万円、経常利益7700万円 ・ダイハツディーゼルの2011年4〜6月期連結決算 売上高130億700万円、経常利益14億8000万円 ・中国塗料の2011年4〜6月期連結決算 売上高231億1900万円、経常利益19億3200万円 ・KEMELが日本船舶設計協議会に入会 ・石田造船が「米寿 創業88周年記念誌」を発行 提案型造船所〜おやじとわたしの二人三脚 ・全日本トラック協会が6月に実施した軽油価格の影響と運賃 転嫁調査 軽油価格の値上がりで65.5%が収益悪化 ・全日本トラック協会の星野良夫会長が就任会見 各ブロック会長などと積極的に意見交換し運営に反映 ・全日本トラック協会、燃料対策小委員会を設置 石油業界との話し合いの場を設け必要な活動を展開 ・JR貨物の小林正明社長が7月29日に会見 東北の荷主の一部に鉄道輸送のとりやめ機運を危惧 |
【6面】 |
・日本海事センターが小冊子「東日本大震災と海事社会」を発 行 海事関係業界の被害額は内航・旅客船部門で33億円、外 航海運175億円、造船関係271億円、港運関係109億円 ・「有力オペレーターの経営戦略」 千葉製油所の火災による完全復旧には時間がかかる コスモ海運社長 熊澤潔氏 ・国交省海事局、船員法関係の2つの資格取得手続きを簡素 化図る 船舶料理士資格制度の改善は9月1日から 救命艇手資格制度の改善は10月1日から ・大畠章宏国交相が7月29日の閣議後に会見 東北地方の高速道路料金無料化は8月末で打ち切りも ・全日本トラック協会が東北地方の高速無料化によるトラック の目的外利用で通達(8月1日) ・国交省港湾局、日本海側拠点港への応募港湾からのプレゼ ンテーション日程を公表 応募港湾23港が8月10日、11日、22日、23日までの4 回で ・内航総連の環境安全員会、東日本大震災発生時の本船対 応でアンケート調査を開始 ・日本製紙が年間80万トンの生産設備を停機 ・内航総連の環境安全委員会、技術班が平成22年秋季の燃 料油性状調査結果を公表 一般性状についてはJIS規格を満足 ・全海運、8月24日に会長特命委員会を開催し暫定措置事業 のあり方を検討 ・国交省海事局、8月5日に第2回船員確保・育成検討会を開 催 事務局からの論点整理および議論の方向性で議論 ・内航総連の平成22年度内航臨投認定状況 201隻、183万5887対象トン、納付金額1億1804万円 |