「内航海運新聞」ニューストピックス

平成23年(2011年)11月28日付 第2219号
【1面】 ・暫定措置事業における市中金融機関への借入返済に目途
 がつく
  
未交付者への交付は今年度下期から再開可能に
・動き出した「病院船(災害時多目的船)」構想
  
内閣府、第3次補正予算で調査費を確保
・平成23年度第3次補正予算が可決成立
  
海事局、東北の造船産業を支援
   
浮体式洋上風力発電の開発も
  
港湾局、港湾の防災・震災対策などを促進
   
放射性物質検知施設のシステム改修も
  
海保庁、航路標識の防災対策を強化
   
全国68か所で耐震・耐波浪補強と太陽電池化
・公取委と経産省、親事業者などに下請代金支払遅延等防止
 法の順守で要請
・海事局の井手局長、来年度予算概算要求で日本再生重点
 化措置枠は3項目
  
税制改正要望は厳しい状況
【2面】 ・日本製紙連合会、内航RORO船の寄港地制限の緩和などを
 求める
  
来年4月の政府の規制改革要望集中受付に要望
・船整協の雑喉会長、環境・船員問題への対応で小型船の船
 質改善が課題に
・京浜港が輸出入コンテナを補助対象貨物に
  
外航船社などに1FEUあたり5000円を補助
・IMOの第27回総会で次期事務局長の関水康司氏の任命承
 認を予定
  
理事国の選挙も実施
・関東地方船員対策協議会が館山海上技術学校を訪問
  
1年生と2年生に「内航海運」についてプレゼンテーション
・鉄鋼連盟の10〜12月の需要産業動向
  
普通鋼鋼材消費量は前期比で43万トンの増加
・民主党税制調査会が2012年度税制改正重点要望をとりま
 とめ
・中学校の新学習指導要領「物流」の記述が復活
・日通が12月13日からニューデリー向けのダイレクト海上混
 載サービスを開始
  
従来よりも10日以上もリードタイムが短縮
・気象庁、今冬は厳寒・豪雪のおそれ
  
ペルー沖のラニーニャ現象の発生で
・セメント船は前年度比4隻減の123隻に
  
積みトン数では9300トン増の53万670トン
・全日本トラック協会がトラックドライバーの健康管理手帳を作
 成
・JR貨物の東日本大震災に伴う貨物列車の運行状況
《資料》 内航元請オペレーター上位50社の輸送実績推移
 (10月速報値)
【3〜4面】 《社内てい談》 当局側の「今後の暫定措置事業のあり方」の
 たたき台をめぐり検証
  極秘扱いの検討に戸惑いも
   閣議決定の「早期解消」が前提に
  構造改善・構造強化は政策誘導でつなぐ案に
   代替建造対策検討会の答申が前面に
  業界側は納付金高に異論出る
   交付金制度の廃止での感情論も
  不明確な3段階の環境性能基準
   返済優先・条件強化の矛盾した政策に怒りの声も
  平成27年度までの事業には異論なし
   交付金制度、免除制度、留保制度の廃止
  Aランクはインセンティブを
   Bランクを3万円にが大勢の意見
  船齢制限と所有2年については弾力的運用を望む
   経営の自由度を奪うな
  内航も海外に目を向けるべき
   新たな事業は規制強化を避けよ
  円滑な運営事業の創設案を望む
   
当局の軸足も業界側に立つべき
【4面】 ・内航総連の環境安全委員会報告
  
1 IMO関係専門委員会関係
   
第89回海上安全委員会(MSC89)の審議結果
   第62回海洋環境保護委員会(MEPC62)の審議結果
   シップリサイクル条約の批准等に関する進捗状況

  
2 危険物ばら積み運送技術専門委員会関係
   
第55回防火小委員会(FP55)の審議結果
   ケミカルタンカーにおけるタンククリーニング洗浄水の取
   り扱いについて
   バラスト水管理条約G7ガイドラインに基づく日韓航路のリ
   スク評価に係わる研究会の発足

  
3 船舶等近代化標準化小委員会関係
   
省力化に向けた技術開発の取り組みについて
・近畿運輸局が造船・舶用事業者を対象に防災講演会を開催
  
テーマは「南海・東南海大地震に備えて」
・トヨフジ海運が異業種交流展示会「メッセ名古屋2011」に出
 展
  
安全と環境に配慮した「船づくり」を紹介
【5面】 ・鉄鋼連盟の10〜12月の鉄鋼需給動向
  
粗鋼生産は前年同期比1.8%減の2718万トンを見込む
・三木プーリ、舶用弾性継手「センタックス―SEC」カップリング
 を本格販売へ
・海事局、バラスト水処理装置の承認手続きを改正
  
海外製の処理装置の承認を円滑化
・造工の釜和明会長が最近の造船マーケットを語る
  
円高で新造船の商談は進まず
・日本船舶技術研究協会の「シップリサイクル条約とインベント
 リ」で出前講座
  
すでに博多と日生、佐伯で開催
・九州運輸局が上半期における長距離フェリーの輸送実績を
 まとめる
  
旅客は漸減傾向、車両は微増に
・JR貨物が週末に東京/福岡間で小口輸送を開始
  
JRグリーンロールBOX便をテスト輸送
・住田海事奨励賞、井上欣三氏、森隆行・五艘みどり氏、吉田
 宏一氏が受賞
・日本舶用工業会が上海で開催される「マリンテックチャイナ
 2011展」に参加
・内航総連が一般臨投の27隻を認定
【6面】 ・震災地の「がれき処理」、地方自治体は受入れに慎重
  
本格的な復興需要は来年度以降か
・10月の内航元請オペレーター50社の輸送実績
 
 9月の台風の影響で10月は増加に
   
貨物船は前年同月比105%の1779万トン
   油送船は同113%の1091万1000キロリットル

・経産省資源エネルギー庁の添田課長補佐ん゛海技研の講演
 会で講演
  
エネルギー基本計画の見直しは来年夏ごろに策定予定
・鉄道・運輸機構、平成23年度の共有貨物船船主決定状況
  
11月末現在で内定を含み17隻が決定
・内航労務協会の会長に新和内航海運の濱田実社長が就任
  
副会長には川崎近海汽船の石井繁礼社長、第一タンカー
  の牧原弘泰社長を選出
・内航総連、11月期建造等申請を締め切る
  
貨物船10隻、油送船9隻が申請
・内航総連、11月期解撤等交付金申請を締め切る
  
貨物船3隻、3567対象トンが申請
   
概算交付金額は1億6400万円に
・国交省、福島原発沖の船舶航行停止措置を廃止
・全内船の近畿支部が業務停止

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業


 

 

阪神ポンプ製作所 三木プーリ 松井鉄工所


萩原バルブ工業 山中造船