「内航海運新聞」ニューストピックス

平成23年(2011年)12月5日付 第2220号
【1面】 ・内航総連、鉄鋼連盟との第21回鉄鋼内航輸送協議会の審
 議概要を公表
  
船舶と船員の高齢化への是正を強く要望
   
改善には適正な運賃・用船料が必要
  
鉄鋼連盟は復興需要待ちで厳しい状況と説明
・社説「船員の確保・育成検討会に望む」
  
海技教育機関卒業生の完全雇用を目指せ
・四国の某銀行がオペレーターに用船料改善を申し入れ
  
疲弊した船主経営を代弁
・八戸市が岩手県の野田村と宮城県の石巻市の災害廃棄物
 を受入れへ
・12月5日に船員確保・育成検討会の第4回内航部会と外航
 部会を開催
【2面】 ・海事局が船舶の放射線測定証明書の発給状況を取りまとめ
  
4月から10月までに322件に証明書を発給
   
除染が必要な船舶はゼロ
・内航総連の環境安全委員会の平成23年春季の内航燃料油
 性状調査と燃焼性調査結果
  
A、C重油の性状はおおむね問題なし
   
C重油の一部に燃焼性問題ありと注意を喚起
・民主党の税制調査会が来年度税制改正の重点要望を政府
 税制調査会に提出
  
トン数標準税制の拡充や軽油引取税課税免除の特例措置
  など
・港湾局のコンテナ物流情報サービス「Colis」が中国の上海羅
 剄港ターミナルシステムと連携
  
12月9日からシステム接続へ
・川崎近海汽船が11月22日に八戸港フェリーターミナルで避
 難訓練
・海技教育機構が教員の公募を実施中
  
勤務先は海上技術学校と海上技術短期大学校
・東京港が12月5日からゲートオープン時間拡大で社会実験
・海技大学校が海事教育通信コースの学生を募集
  
平成24年度春季4月入学生で
・日本海難防止協会、「海と安全」冬号で海難防止対策を特集
・全国通運、コンテナラックの特許を取得
  
12フィート鉄道コンテナを3個収容できるラック貨物コンテ
  ナを開発
・内航タンカー組合が平成23年度上期輸送実績を公表
  
一般タンカーは前年同期比2.39%減の6390万4180キ
  ロリットル
  特殊タンク船は同1.86%減の863万9051トン
・「わが社の新造船」
  
運航=西部タンカー、船主=辰栄海運
   
498総トン型ケミカル船「第二十八伸興丸」が就航
    
鈴木造船で10月5日に竣工
【3面】 ・鉄道・運輸機構の麻岡秀行技術支援課長が「2軸SESの船
 型開発」で講演
  
在来船比の建造コスト差は10%以内を達成見込み
・JR貨物の小林社長が宮城県の災害廃棄物の東京都受入れ
 でコメント
 
 「こんな時こそ鉄道の出番、社会貢献の場」
《資料》 暫定措置事業による建造船の年度別・船種別・船型
 別集計(平成10年度〜22年度認定ベース)
【4面】 ・日銀の白川方明総裁が名古屋の経済界懇談会で日本経済
 の現状と見通し、課題で語る
  
円高で国内産業の空洞化を懸念
・鉄鋼連盟がまとめた海外鉄鋼市場の動向
  
中国や韓国は鋼材輸出の拡大強化へ
・IMOの理事国選挙で引き続きわが国は再選
・内航船舶輸送統計7月分
  
貨物船は前年同月比5.5%減の87億682万トンキロ
  油送船は同0.5%減の54億4288万トンキロ
・内航総連の外部委員会委員
・内外トランスラインが広島港発上海向けの混載サービスを週
 2便に増便
・日本舶用機関整備協会の会合・行事予定
・「海と船と港の物語」(268)
 
 「受胎力に満ちた海」A
【5面】 ・大手・中堅造船所、鋼材の輸入でコスト競争力を高める
  
中小造船所も輸送鋼材に走る動きも
・オーシャントランスの高松勝三郎社長が運輸安全シンポジウ
 ムで講演
  
事故防止に向けて「叱る文化からの脱皮」を
・海技研が第6回再生可能エネルギー世界展示会に初出展
  
浮体式洋上風力発電の研究成果パネルなど
・日本財団、石巻地区造船および造船関連事業協議会に大型
 クレーンやトレーラーなどを配備
・ダイハツディーゼルがNOx2次規制に対応した6DE−23機
 関を今治造船向けに初出荷
・国交省が12月10日から年末年始安全総点検を実施
・日本舶用工業会など3団体がジェトロ海外事情報告会を開催
  
中国船舶産業の現状分析と今後の展望などで
・ヤンマーの2011年4〜9月期連結決算
  
売上高2706億円、経常利益153億円
・日本舶用工業会、舶用次世代経営者会議をシンガポールで
 開催(11月23日〜26日)
・OECD造船部会、燃費に優れたCO2排出量の小さい船舶に
 公的輸出金融の条件緩和で合意
・運輸労連のトラックドライバーアンケート2011年版
  
一層の高齢化が進む
・鉄道貨物協会、11月29日に公益社団法人化で創立社員総
 会を開催
  
代表理事・理事長に全国通運相談役の米本亮一氏が就任
・10月のセメント販売は前年同月比1.0%増に
・東海運の新会社2社がモンゴル政府から設立認可取得
【6面】 ・国交省の森雅人大臣官房危機管理・運輸安全政策審議官が
 運輸安全シンポジウムで挨拶
  
現場のやる気が安全につながる
・「有力オペレーターの経営戦略」
  
プロフェッショナルで存在感を
   
旭タンカー社長 岩田誠氏
・港湾局、風力発電の導入促進で検討中
  
今年度内に取りまとめを予定
・貨物船オペレーター、粗鋼生産の減少が内航輸送に響く
  
定期用船から委託用船に変更の動きも
・交政審第46回港湾分科会で5港の港湾計画を承認
  
釧路港は改訂、他の4港は一部変更
・内航タンカー組合の平成23年度の学校訪問状況
  
海技教育機構や水産高校など17校を訪問予定
・海技者セミナーin仙台の参加企業13社が決定
  
12月17日に仙台市の東北運輸局で開催
・IMO総会で次期事務局長に関水康司氏を正式任命
  
任期は4年で来年1月1日から就任へ
・内航タンカー組合が11月25日に理事会セミナーを開催
  
神戸大学大学院の古壮雅生教授が講演
   
テーマは「安全運航・見張りの盲点」

 

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