「内航海運新聞」ニューストピックス

平成24年(2012年)3月5日付 第2232号
【1面】 ・海事振興連盟、2月25日に下関タウンミーティングを開催
  
成長可能な海事産業の構築へ
   7項目の下関タウンミーティング決議を採択
  関門地区海運組合の青山正裕理事長が内航海運の現状
  と課題で陳述
   
船員と船舶の2大高齢化の解消が不可欠
・国交省、14日に第20回環境部会合同会議を開催
【2面】 ・平成24年度内航運賃・用船料改定交渉が始まる
  
油送船オペレーターは強気の交渉を展開
   
貨物船業界オペレーターは現状維持に懸命の努力
・内航大型船輸送海運組合の正副会長が当面問題で語る
  
内航市況は若干の改善するも依然として厳しい
   
小型船の船員不足は深刻
・港湾局、2月29日に交政審港湾分科会第4回防災部会を開
 催
  
港湾における総合的な地震・津波対策の論点を審議
   
5月下旬にとりまとめを策定へ
・船員確保・育成検討会の杉山雅洋座長が海技教育機構と清
 水海技短大を視察
・北海道電力、石狩湾新港のLNG火力発電所の稼働時期を前
 倒しに
  
1号機の稼働を2021年度から2019年度に
   
2号機は2012年度、3号機は28年度に着工の予定
・長距離フェリー協会が4月2日から一般社団法人に移行
  
川崎近海汽船は中距離航路のために退会
・海事局、平成24年度船員災害防止実施計画を策定
・港湾春闘、2月24日に第2回中央団交を開催
  
労組側は三島川之江港の指定港化で大王海運などに対し
  て実力行使を
・JR貨物、青函連絡船の復活は時代錯誤と批判
  
室蘭市などの鉄道コンテナ輸送勉強会の立ち上げで
・神戸市、2012年度当初予算で国際コンテナ戦略港湾の機
 能強化
  
629億円を計上し内航フィーダー網の拡充などを図る
・三菱化学物流の4月1日付役員異動、人事異動、組織改正
・浪速タンカーの2月23日付役員異動
・川崎近海汽船の4月1日付人事異動
・「わが社の新造船」
  
運航=徳山海陸運送、船主=山口汽船
   
499総トン型一般貨物船「がんばろう、日本」が就航
    
2月17日に山中造船で竣工
【3面】 ・下関タウンミーティングでの船協、造工、船整協の要望
  
「円高、海賊問題などで支援を要請」
   日本船主協会 中本光夫理事長
  「行き過ぎた円高の早期是正を」
   日本造船工業会 木内大介専務理事
  「意義ある共有建造の充実を」
   
船舶整備共有船主協会 林克基理事
・IMOの第56回船舶設計設備小委員会(DE56)で海上漂流者
 の救助手順などの義務化に合意
・日本鉄鋼連盟がまとめた2011年7〜9月期の鉄鋼国内輸
 送機関別発送実績
《資料》 油送船の船型別船舶経費(平成23年度船型別ハイ
 ヤーベース)
・「海と船と港の物語」(279)
  
出会いの場と演歌A
【4面】 ・鉄連と造工などが枝野幸男経産相に円高水準の早期是正を
 要請(2月27日)
  
国内外への明確な発信を
・日本船舶技術研究協会が「船舶に関する国際条約・標準へ
 の戦略的取り組み」で船舶基準・規格セミナーを開催
  
最近の動向と今後の方向性を紹介
・政府、海上保安庁法の一部改正等の法案を2月28日に閣
 議決定
  
海上保安官の執行権限の充実強化
・鉄鋼連盟が枝野幸男経産相に低廉で安定的な電力の供給
 で緊急要望(2月28日)
  
電力コスト上昇の影響緩和を
・経産省の1月の鉱工業生産・出荷・在庫指数速報
  
生産は前月比2.0%と2か月連続の上昇
   
出荷は同0.7%低下、在庫は同3.1%上昇
・古野電気、プレジャーボート向けの航海電子機器に採用した
 マルチファンクションディスプレイ「NavNet TZtouch」を4月か
 ら世界同時発売
・貨物車の保有台数が年々減少傾向
・石油天然ガス・金属鉱物資源機構の野神隆行氏が全ト協の
 広報誌「広報トラック」に寄稿
  
原油価格は7月以降に下落局面か
【5面】 ・中小型造工、資産を取り崩して3月末に造船業構造転換業
 務の廃止へ
  
2月29日の理事会と臨時総会で一括償還を承認
・平成23年の海外売船は前年比46.5%減の122隻
  
売船先はインドネシアの48隻が最多
・旭洋造船の越智勝彦社長が下関タウンミーティングで要望
  
為替レートの安定と金融支援策などを要望
・鉄道・運輸機構らがディーゼルエンジン排気浄化装置の基礎
 的研究でシンポジウム
  
3月16日に北海道大学で
・海上技術研究所が3月23日に舶用エンジンの燃費改善で公
 開実験
  
ハイブリッド・インジェクション・システム(HIS)の燃焼改善効
  果を開発
・川崎近海汽船、シルバーフェリーの八戸/苫小牧航路のダイ
 ヤ変更
・日本舶用工業会がインドのSMPワールドエキスポ2012展示
 会に参加
  
会員企業5社による製品紹介セミナーも開催
・日舶工がブラジル市場に関するアンケートを実施
  
3月中旬の開催するセミナーの参考に
・古野電気の2012年2月期通期業績予想
  
当期純利益は4億5000万円から6億円の損失に
・東北6県トラック協会、東北地方の高速道路無料化の継続と
 地域拡大を民主党企業団体対策委員会に要望
・JR貨物の小林正明社長がJR貨物交友会の総会で挨拶
  
がれき輸送への貢献と不況にはグループ一体での取り組
  みを
・宮城県が女川町廃棄物選別処理施設でり作業内容を公開
・三菱みなとみらい技術館がリニューアルオープン
・韓国の南星海運が4月から962TEU積みコンテナ船を釧路
 港に寄港
  
来年には1850TEU積みの新造コンテナ船を3隻を投入
・山九がロジスティクスベトナムのダナン事務所とフエ事務所
 が本格稼働
【6面】 ・内航春闘、平成24年度労働協約改定交渉を開始
  
全日本海員組合、魅力ある労働環境の整備を
  内航2団体、企業存続に最大限の努力を
・「このひとに聞く」
  
川崎近海汽船社長 石井繁礼氏
   
近海部門の立て直しが喫緊の課題
・海洋基本法フォローアップ研究会の名称を「海洋基本法戦略
 研究会」に変更
  
7月を目途に今後の推進体制や提言の中間とりまとめを
・海事局、23の船員派遣事業の事業場監査結果をとりまとめ
  
6件の不備を是正指導
・内閣府、2月27日に災害時多目的船検討会を開催
  
病院船の機能などを審議
   
次回検討会で報告書案のとりまとめを
・海外売船市況、貨物船の売り物が出始める
  
売買価格は貨物船、油送船とも高値で横ばい推移
・国交省、発注工事費の引き上げなどを説明
  
震災復興工事の入札不調増大で
・国交省、被災地での公共工事設計労務単価を引き上げ
・内航総連の影山理事長が東京マラソンに参加
  
目標の4時間を切る3時間52分39秒で完走

 

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業


 


山中造船 島田燈器工業 ジャパンハムワージ



前畑造船