「内航海運新聞」ニューストピックス

平成24年(2012年)4月9日付 第2237号
【1面】 ・沖縄県からのカボタージュ規制の緩和要望
  
国交省はCランクの「特区としての対応は困難」と回答
   
内航総連は11日の政策委員会で規制堅持の確認へ
・社説「内航運賃・用船料構造の今昔」(下)
 
 待ったなしの構造改善推進
・沖縄県の規制緩和問題で内航タンカー組合の岩田誠会長が
 談話
  
カボタージュ規制の緩和は絶対に反対
・内閣府、3月30日に災害時多目的船に関する検討会報告書
 を公表
  
病院船の調達などへ向けて課題や方向性を提示
・海事局、4月4日に船舶からのCO2削減技術開発支援事業
 の評価結果を公表
  
平成23年度の対象案件の12件は継続、10件は終了
・内航海運研究会が内航船員問題で講演会開催
  
20日に平河町の海運クラブで
【2面】 ・海事局がSEA JASPN2012でジャパンパビリオン・テーマゾ
 ーンを設置
  
海事クラスターの環境技術を積極的に発信
   
4月19日に「海洋・船舶新技術シンポジウム―省エネ・環
   境保全への挑戦―」を開催

・経産省、2月の鉱工業生産・出荷・在庫速報を公表
  
生産指数は1.2%減、出荷指数は1.1%増、在庫指数は
  0.1%増
・中国運輸局の2月の船員労働需給
  
有効求人数301人、有効求人倍率2.79倍
・経産省の4〜6月期の鋼材総需要量の見通し
  
前期比2.8%減の2381万トン
・王子製紙が需要構造の変化で生産能力を約21万トン削減
  
釧路工場や春日井工場などの抄紙機などを停止
・日鐵物流が4月1日付で日鐵運輸を完全子会社化
  
日鐵運輸は日鐵物流八幡に変更
・日本船主協会が4月1日付で一般社団法人に
・全日本トラック協会が4月1日付で公益社団法人に
・鉄道・運輸機構の4月1日付人事異動
  
審議役に秋田務氏、共有船舶建造支援部長に吉田稔氏が
  就任
・海上技術安全研究所の研究コーディネーターに田村義正氏
 が就任(4月1日付)
・榎本回漕店の4月1日付組織変更と役員異動
・東海運の4月1日付役員異動
・JFE物流の4月2日付取締役・監査役・執行役員体制
・「わが社の新造船」
  
運航=田渕海運、船主=大洋汽船
   
498総トン型ケミカル船「第六十五栄宝丸」が2月27日
   に興亜産業で竣工
【3面】 ・NOxとSOxのIMOの第3次規制でコストアップは必至
  
脱硝装置(SCR)の開発・設置や還元剤などの安定供給体
  制の整備が課題
   
平成28年から実施されるNOx第3次規制に向けて
    
NOx80%、SOx0.5%削減
    NOx削減に脱硝装置を開発
    SOxの第3次規制には低硫黄燃料油を使用

《特別寄稿》 「明日への内航海運のための提言」
  
内航海運における船舶の所有と管理の分野による経営の
  高度化
   
流通科学大学商学部 森隆行教授
    
内航海運の多くの問題は中小零細事業者の問題
    船舶管理とその歴史
    内航海運に必要な所有と管理の分離

・経産省の東日本大震災石油製品流通調査で最終報告書
  
港湾の迅速な掃海作業で海上輸送の早期着手が実現
・JR貨物が4月2日に入社式
・「海と船と港の物語」(284)
  
海と山と里B
【4面】 ・船員(海技者)の確保・育成に関する検討会報告書
  内航部会に関する報告事項を抜粋
【5面】 ・内航用練習船は三井造船が建造へ
  
3400総トン型(内航貨物船の1000総トン型に相当)で平
  成25年1月起工、26年3月竣工予定
・航海訓練所の飯田敏夫理事長が平成24年度の訓練開始で
 挨拶
・国交省、船舶設備規程などの一部改定でパブリックコメントを
 募集
・海保庁、ふくそう海域での船舶事故は約7割減少
  
港則法と海上交通安全法の一部改正後の1年半で
・大分と長崎の造船技術研修センターで新人造船マンの入所 式を開催
  
大分地域センターは24名、長崎地域センターは31名
・東京都、東京港の外貿コンテナ航路の維持・拡大で補助制
 度を引き続き実施
  
内航フィーダーについても取扱量増加分も対象に
・アジア船主フォーラム・シップリサイクル委員会、第15回中間
 会合で共同声明
  
シップリサイクル・ヤードのキャパシティ増加が求められる
・日本港運協会が港湾物流戦略室を設置
  
調査企画室の機能を強化し実態に即した対策の構築で
・全日本トラック協会が悪質な運送事業者に厳罰を求め国交
 省に要望
  
行き過ぎた規制緩和の見直しを
・日本製紙連合会が環境行動計画を策定
  
モーダルシフトや配送合理化を図る
・海事局の4月1日付人事異動
  
検査測度課長に園田敏彦氏が就任
【6面】 ・内航春闘が3月29日の第5回交渉と30日の第1回小委員
 会で妥結
  
ベアは見送り、臨手はプラスアルファで
・妥結にあたって全日本海員組合が会見
  
船員の確保・育成でも議論
・日通総研、2012年度の経済と貨物輸送の見通しを改訂
  
内航海運は前年度比3.1%増の3億7200トン
・港湾春闘・船内荷役春闘、第5回団体交渉は4月10日まで
 長期休憩
  
6日の時限ストは回避
・海技大学校が春季通信教育学生の募集を延長
  
海事教育通信コースで
・東海地区曳船協議会、中部運輸局海事振興部長あてにがれ
 き輸送における海上輸送の活用を要望
・大阪海運組合の定航会と和歌山海運組合がモーダルシフト
 のポスターを制作

 

 

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