「内航海運新聞」ニューストピックス

平成24年(2012年)4月30日付 第2240号
【1面】 ・内航海運研究会が4月20日に内航海運が抱える「船員問
 題」で講演会を開催
  
船舶管理会社による船員の共同雇用など4教授が論文を
  解説
・内航海運研究会が「内航海運研究」第1号を発刊
  
6教授が「船員問題」で論文を掲載
   
森代表、継続的な研究で成果を発表
・内航貨物船市況、過去に例のない長期係船休暇に入る
  
復興需要の遅れやメーカーの休業などで輸送低迷
・JX日鉱日石エネルギーの4〜6月期の紙パ燃料用C重油価
 格の仕切り基準
  
前期比12.8%値上げの7万50円に
・海事局、5月中旬に船舶管理ガイドラインを公表へ
  
グループ化の促進に期待
【2面】 ・森海事局長がSEA JAPAN2012の船舶・海洋技術シンポジ
 ウムで基調講演
  
テーマは「省エネ技術力による海事産業の競争力強化」
   
GHGへの対応で海事クラスターに期待感を示す
・海事局、浮体式風力発電施設の技術基準を制定
  
関連産業の国際競争力の強化を目指して
・栗林商船と海上技術研究所が「K―7フレーム舵」を開発
  
コンパクトで推進性能や操縦性能が大きく改善
・国交省、原発事故による避難者支援を見直し
  
東北地方の高速道路無料開放で
・川崎近海汽船が2012年3月期業績予想を上方修正
  
売上高415億円、経常利益16億円
・川崎近海汽船、「ほっかいどう丸」をリプレースへ
  
来年1月に内海造船で竣工予定
・国交省が広報戦略の強化で大臣官房に広報戦略室を設置
・鉄鋼連盟が2011年度の粗鋼生産量を発表
  
前年度比3.9%減の1億646万トン
   
3月の粗鋼生産量は932万4000トンと7か月ぶりに増
   加に転ずる

・経産省ががれき処理で業界団体に協力を呼びかけ
  
6業種70社の企業が前向きな姿勢で回答
・九州運輸局の1月の船員雇用情勢
  
有効求人数260人、有効求人倍率0.47倍
・物流連の国際業務委員会が第1回海外物流戦略ワーキング
 グループを開催
・上海スーパーエクスプレスが5月から上海発東京向け混載サ
 ービスを新設
・JFEグループが第4次中期経営計画を策定
・「わが社の新造船」

  運航=アマコウ海運、船主=谷池孝仁氏
   
199総トン型貨物船「松浦丸」が4月2日に矢野造船で竣
   工
【3〜6面】 《特別掲載》 内航海運研究会が「内航海運研究」の第1号を
 発刊
  
統一テーマは「船員問題」の論文集

 「内航船における外国人船員の導入に関する問題点の整
 理」
  
東海大学海洋学部教授 松尾俊彦氏
   
T はじめに
   U 外国人船員の採用に関する法的な問題
   V 外国人船員を導入する理由と問題点について
   W まとめ

 「韓国の内航海運における外国人船員の雇用制度」
  
流通科学大学商学部専任講師 李志明氏
   
T はじめに
   U 韓国の内航海運の動向
   V 韓国の内航海運における船員問題
   W 韓国内航海運における外国人船員の雇用制度
   X おわりに

 「航空輸送産業における運航乗務員養成―内航海運への示
 唆―」
  
同志社大学商学部教授 石田信博氏
   
T はじめに
   U 航空従事者の資格と航空法
   V 操縦士の養成
   W 航空輸送産業における外国人操縦士
   X 内航海運の線員養成―むすびにかえて―

 「内航海運における船員問題の所在とその解決策について
 の考察」
  
流通科学大学商学部教授 森隆行氏
   
T はじめに
   U 内航海運における船員需給
   V 内航海運の構造問題と船員問題の所在
   W 内航船員の供給源としての水産系高校についての考
    察
   X まとめ
【7面】 ・日本舶用工業会らがSEA JAPAN2012で世界最先端の省
 エネ・環境技術を紹介
  
海洋・船舶新技術シンポジウム―省エネ・環境保全への挑
  戦―を開催
・SEA JAPAN2012が閉幕、開催期間中に1万7700人が来
 場
  
環境型・省エネ技術をアピール
・赤阪鐵工所が舶用4サイクル低速ディーゼル機関AX28を開
 発
  
低燃費と船内環境改善を図る
・JR貨物の小林社長、2012年度における経営で抱負
  
収入規模の拡大を図るために営業をより強化
・全日本トラック協会が軽油価格の高騰で民主党に要望書を
 提出
・JR貨物の2011年度輸送実績
  
前年度比3.7%減の2983万8000トン
・エルジオが低コスト型「オーバーフロータンク」の販売を開始
  
軽量・コンパクトで燃料油漏出を防止
・名門大洋フェリーがフェリー2隻を代替建造へ
  
1992年竣工の「フェリーおおさか」と「フェリーきたきゅうし
  ゅう」
・商船三井フェリーの「さんふらわあ しれとこ」がエンジントラ
 ブルで運休
・アイエイチロジスティクスサービスと伊藤ハム物流が10月1
 日付で合併
・「海と船と港の物語」(287)
  
海と山と里E
【8面】 ・日通総研短観(3月調査分)、広範囲で引き続き荷動きが停
 滞
  
4〜6月の国内向け出荷量
・新生会社「昭和日タン」社長の抱負
  
最大の戦略は「安全」の二文字
   
昭和日タン社長 筒井健司氏
・鉄道・運輸機構、平成23年度の共有貨物船船主決定は25
 隻、2万9147総トン
  
旅客船は9隻、1万7606総トンに
・国交省、春の叙勲・褒章受賞者を公表
  
元第一中央汽船社長の野村親信氏と元ダイハツディーゼ
  ル社長の石橋徳憲氏らが藍綬褒章を受章
・国交省、第9回全国貨物純流動調査(物流センサス)結果を
 公表
  
長距離輸送では海運の優位性を改めて示す
・環境共創イニシアチブ(SII)が平成24年度エネルギー使用合
 理化事業者支援補助事業の公募を開始
  
5月21日締め切りで補助対象設備費(船舶の場合は代替
  建造)の3分の1を補助
・内航2団体と全内航が平成24年度船員費コスト負担を試算
  
内航2団体の一人当たりの船員コストは125万4931円
  全内航の一人当たり船員コストは115万8698円
・訃報 四宮勲氏(元内航総連会長、元全海運会長、宝松海運
 代表取締役)

 

 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業


 


阪神ポンプ製作所 渡辺造船所