「内航海運新聞」ニューストピックス

平成24年(2012年)10月1日付 第2260号
【1面】 ・船腹需給のタイト化で運賃・用船料改善に総力結集へ
  
内航タンカー組合の船主部会は強い意気込みを示す
・社説「消費税増税で地方オーナー、円滑な転嫁と上限2億円
 の簡易課税を要望」
・エコカー補助金の受付終了で鋼材需要の減少を懸念
  
海上輸送への影響は必至
・7〜9月期の内航燃料油価格交渉が決着
  
C重油は9450円下げの5万9600円で決着
   
A重油は1万500円下げの7万4400円に
・内航総連の9月期解撤等交付金申請
  
一般貨物船3隻、4663対象トン、1億9100万円が申請
・全日本海員組合の第73回定期全国大会
  
10月9日から12日まで海員福祉会館で開催へ
   
12日には常任役員選挙を実施
【2〜4面】 《座談会》 法的整備で次世代船員に道を拓こう
  
江藤征士郎氏海事振興連盟会長を囲み政労使の代表が 
  船員対策で討論
   座談会出席者
    海事振興連盟会長 江藤征士郎氏
    日本内航海運海運組合総連合会会長 上野孝氏
    全日本海員組合組合長 藤澤洋二氏

  内航船員の社会的位置づけと役割
   衛藤会長、海洋国家の極めて重要な位置
    東日本大震災時の緊急輸送を高く評価
   上野会長、重要な物資輸送の担い手に
    
船員不足は内航の基礎を揺るがす
   藤澤組合長、わが国経済、国民生活の安定・安心を担う

    歴史的災害時の支援で社会的に貢献
  海事産業強化のための法整備
   衛藤会長、海事関連法で明日を開きたい
   上野会長、内航海運業の職業としての魅力を向上へ
   藤澤組合長、わが国の発展と海が果たす役割が増大

  次世代の内航船員確保対策について
   衛藤会長、魅力のPRと若者の裾野拡大を
   藤澤組合長、労働環境や福祉・厚生の改善で
   上野会長、広報の徹底と奨学金制度で対応

  内航業界の健全化と税制面での支援
   上野会長、船員確保上も特別償却制度の恒常化は必要
   藤澤組合長、内航海運全盛の拡充と船員税制で支援

  カボタージュ規制の堅持の必要性
   衛藤会長、内航の存立基盤、大災害時も必要
   上野会長、日本の主権が及ぶ日本船は必要
   藤澤組合長、外国船の導入で国内船は壊滅的状態に

  海事振興連盟の今後の取り組み
   衛藤会長、海洋国家を支える優秀な船員の確保を
   上野会長、今後のタウンミーティングに期待

   藤澤組合長、国策・国政での船員政策の支援を
  内航総連や海員組合が取り組む課題
   
上野会長、今後の暫定措置事業の円滑な運営
   藤澤組合長、大きな船員政策の転換点に挑戦
【4面】 《連載》 「内外航ミニヒストリー」 筆者・内外太郎 その5
  
民営還元と海運の復興=昭和20年代後半=
・筒井海運が自己破産
・全国港湾労働組合連合会がストライキ権を確立
・「海と船と港の物語」(306)
  
東と西の端の国E
【5面】 ・山縣港湾局長、成長力の強化で日本の再生などを目指す
  
国際コンテナ・バルクの両戦略港湾などに注力
・航海訓練所の第12回研究発表会(9月26日)
  
神田一郎理事、実習船教育の魅力のアピールを
・東日本大震災による被災港湾の約9割が使用可能に
  
約8割の港湾で復旧工事に着手
・海保庁の平成25年度概算要求
  
海事局、港湾局との連携事業として津波防災対策の推進
  で15億9200万円
・中国塗料、日立化成工業、海上技術安全研究所が国土交通
 大臣賞を受賞
  
産学官連携功労者表彰で
・九州運輸局の6月の船員雇用情勢
  
有効求人数は279人、有効求人倍率は0.55倍に
・四国運輸局の船員労働需給
  
有効求人数は231人、有効求人倍率は1.83倍に
・全国港湾の第5回定期大会で糸谷欽一郎委員長を再任
  
大会宣言を満場一致で承認
・出光興産の10〜12月の国内向け原油処理計画
  
前年同期比4%減の650万キロリットルに
・兵機海運がマトリックス管理体制を構築
  
少数の取締役による機動的な営業体制に
・海保庁、10月1日から港則法施行令の一部を改正
・全日本トラック協会の平成25年度税制改正要望
  
RO船やフェリーなどの利用への補助・助成を
・8月の粗鋼生産は前年同月比3.3%増の920万8000トン
・8月のエチレン生産は前年同月比8.1%減の56万2600ト
 ン
・三浦造船所が過去最大船型の貨物船「やまさくら」の進水式
 に保育園児などを招待
  
川崎近海汽船の1万8600総トン型石炭運搬船
【6面】 ・IMOが9月17日から21日に第17回危険物・固体貨物・コン
 テナ小委員会(DSC17)を開催
  
IMSBコードの新たな固体化学物資の判定基準で基本合意
・「新社長にインタービュー」
  
競争力構築で安定・安全配送を目指す
   
コスモ海運社長 中野重則氏
・鉄道・運輸機構の共有貨物船の船主決定状況
  
8月末現在で6隻が内定
・今日、新日鉄住金が発足
  
注目は来年4月に統合する日鐵物流と住友金属物流
・森海事局長、海洋環境イニシアティブ政策から海洋フロンティ
 アへの挑戦へ移行
  
災害救援フェリーの救援体制を整備へ
・海技者セミナー東京の実施結果
  1
6企業、学生か135名が参加
・内航タンカー組合がまとめた第1四半期の輸送実績
  
一般タンカーは前年同期比8.4%増の3351万9735キ
  ロリットル
   
特殊タンク船は同9.2%減の392万1348トン
・貨物船動向、老齢船のリタイヤ増で2〜3年後には船腹不足
 か
・新日鉄住金、神戸製鋼所の株式の一部を売却へ
  
新たな業界再編に発展か
・内航総連、9月期建造等申請を締め切る
  
貨物船11隻、油送船6隻が申請
   
差引建造等納付金は前年同期比6割減の8億2667万
   円



 

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神田造船所 松井鉄工所