「内航海運新聞」ニューストピックス

平成24年(2012年)11月5日付 第2265号
【1面】 ・海事振興連盟が10月30日に平成24年度通常総会を開催
  
衛藤征士郎会長が再任される
   
海事立国に向けて「政策支援」へ
  
上野孝・内航総連会長、特別償却制度の恒久化、カボター
  ジュ制度の堅持などを要望
・海事振興連盟が22項目わたる決議を採択
  
海運、造船などの競争力強化に向けて
・海事局、10月26日に「海上労働条約の国内法化検討会」を
 開催
  
船舶設備規程の一部改正に伴う取り扱いで検討に着手
・海事局、甲板部航海当直部員の資格要件と乗組み基準の改
 正を施行(10月29日)
  
水産高校卒業生の即戦力化を測る
・内航総連が10月31日現在の「内航船員育成奨学金」寄付
 金受付状況を公表
  
502口(27事業者、1団体)、2510万円を受付
【2面】 ・関東運輸局が10月26日に「ILO海上労働条約の批准に伴
 う改正船員法に係る説明会」を開催
  
特徴の1つは書面を重視する書面主義にあると指摘
   
荒川和彦・海上安全環境部長が附帯決議の着実な履行
   をと挨拶

・経産省・資源エネルギー庁の主要工業製品統計速報(平成
 24年9月分)
  
粗鋼生産は前年同月比1.0%減の880.2万トン
   
燃料油は同0.9%減の1461.5万キロリットル
・物流連が10月25日に第4回物流環境対策委員会を開催
  
講演会で国交省などが環境問題を説明
・川崎近海汽船の2012年4〜9月期連結決算
  
売上高213億6100万円、経常利益8億5200万円
・新和内航海運の2012年4〜9月期連結決算
  
売上高93億9100万円、経常利益1億7500万円
・東海運の2012年4〜9月期連結決算
  
売上高196億9900万円、経常利益4億5400万円
・港湾局、低炭素化設備の導入支援で11件を選定
  
低炭素型トランスファークレーンの導入9件
   
ストラドルキャリアの導入2件
・全日本海員組合の藤澤組合長、ITF船員部会議長国としてIT
 Fでの使命を果たす
・港湾労使、年末年始特別例外荷役の実施については11月
 21日の労使政策委員会で判断
・サンスターラインが11月10日から国際RORO船による北九
 州ひびきコンテナターミナル/釜山港航路を開設
・大型模型帆船「北光丸」に日章旗の掲揚式
  
函館水産高校の生徒ら160名が横浜大桟橋を訪問
・「わが社の新造船」
  
運航=太平洋興発、船主=東福汽船
   
6300DW型石炭運搬船「興龍丸」が10月3日に新来島
   広島どっくで竣工
【3面】 ・海事局の加藤光一安全・環境政策課長がSES技術セミナー
 で講演
  
内航海運を取り巻く安全・環境規制の動向について
   
天然ガス燃料船の導入の必要性も指摘
・日本郵船がシップリサイクル条約の発効は2016年と予想
【4面】 ・アジア船主フォーラムの第25回中間会合が10月23日に台
 北で開催
  
海上サービスの重要性を再確認
   
ドライバルク市場の回復に期待
・「内航外航ミニヒストリー」(10)
  
カルテル時代に入った内航海運=昭和40年代前半=
・物流連が第4回人材育成・広報委員会を開催
  
女性の雇用促進に対応した研修などの実施を
・長距離フェリー協会がまとめた2012年度上期のトラック航
 送台数
  
前年同期比0.6%減の57万9931台
   
9月のトラック航送台数は前年同月比3.4%増の10万
   5154台

・日本港運協会と韓国港湾物流協会、11月2日に第1回物流
 会議を韓国で開催
・秋田県トラック協会が長距離輸送部会を設立
・JR貨物が全国の営業所に新しい運賃政策で指示
・物流連が「数字でみる物流21012年版」を発行
・四国地方整備局と四国運輸局が10月29日に第2回四国に
 おけるフェリー輸送の競争力強化に関する検討会を開催
《資料》 内航輸送元請オペレーター上位50社の2007年度
 からの輸送実績推移
【5面】 ・中小型造工の石渡博理事が海事振興連盟に内航船の代替 建造促進などを求める
  
建造促進のための金融対策の実施も
・日本港運協会の中山正男副会長が海事振興連盟に国際競
 争力の強化などを求める
  
財政面や税制面の支援など総合的な対策の推進を
・鉄道・運輸機構、SES建造造船所は14社に
  
推進方式は2軸型を含めて4方式
・日本海事協会、船舶の保守管理と異常検知を組み合わせた
 クラウド・システム説明会を開催
  
東京(11月30日)、福岡(12月6日)、今治(12月7日)
・潮冷熱がハイブリッド冷却空調システムの開発に着手
  
LNG燃料船をターゲットに空調システムを開発
・日本舶用工業会中国・大連での国際海事展「シップテックチ
 ャイナ2012」に中小型造船工と共同参加
  
純正品奨励セミナーも実施
・ダイハツディーゼルの2012年4〜9月期連結決算
  
売上高266億6200万円、経常利益6億9100万円
・九州運輸局がまとめた7月の輸送動向
  
関門港・博多港の内貿船舶取扱量は前年同月比11.4%
  増の182万4000トン
・全日本トラック協会がWEB版ヒヤリハット集をホームページ
 上で公開
  
一般ドライバーや歩行者などにも安全啓発のツールとして
  広く活用を
・JR貨物、11月から31フィートウイングコンテナの運行を開始
・JR貨物が10月28日に隅田川駅貨物フェスティバルを開催
・「海と船と港の物語」(310)
  
海峡横断鉄道@
【6面】 ・船内発生ゴミ処理問題は荷主やオペレーターの支援が不可
 欠と訴える
  
改正海洋汚染防止法り来年1月施行でオーナーは喫緊問
  題で嘆願
・日通総研短観(9月調査)、10〜12月は荷動きの停滞度合
 いが増大
  
全輸送機関で二桁のマイナスに
・海技研の研究成果がIMOで採択
  
実海域における燃費測定のための暫定ガイドイランが承認
・国交省の船員部会、第10次船員災害防止基本計画の骨子
 案を提示(10月26日)
  
引き続き作業時の死傷災害防止対策などを盛り込む
・国交省、秋の叙勲・褒章受章者を公表
  
雑喉平三郎氏が藍綬褒章、渡邉悦治氏が黄綬褒章を受章
・公正取引委員会の2012年度上半期おける下請法の運用
 状況
  
勧告件数は前年度同期比4件増の10件
・どう動くのか内航総連の11月期建造・交付金申請
  
5月、7月、9月期の3回で63隻の建造申請でやや減少傾
  向
   
建造造船所は矢野造船9隻、山中造船6隻と続く
・JX日鉱日石エネルギーの10〜12月の紙パ価格
  
C重油は前期比5100円高の6万2200円に
・西日本内航フィーダー合同会社、10月29日から九州サービ
 スを開始
  
499総トン型内航コンテナ船を九州諸港と下松港に投入
・九州運輸局の7月の船員雇用情勢
  
有効求人数は283人、有効求人倍率は0.56倍



 

今週の「内航海運新聞」広告スポンサー企業

 

 

阪神ポンプ製作所 日本技術サービス 島田燈器工業

 


神田造船所 松井鉄工所 山中造船