平成24年(2012年)12月3日付 第2269号 |
【1面】 | ・船主連絡協議会・貨物船部会がオペレーター6社を訪問 平成24年度のハイヤーベースを示し改善を求める 若年船員の育成費の分担協力も ・内航総連が下請取引の適正化と下請事業者への配慮などで 5組合に通達 親事業者の下請代金支払遅延等防止で ・海事局、ILO海上労働条約に伴う船舶設備規程などの改正 概要を示す 適用は平成26年前半ごろの見込み ・国交省の森海事局長が11月22日に記者会見 平成25年度予算概算要求・税制改正要望はいずれも厳し い状況 |
【2面】 | ・内航総連の基本政策推進小委員会がまとめた平成23年度 の外航コンテナの国内フィーダー輸送実績 国内フィーダー輸送実績は前年度比6.1%減の58万 1477TEU 東日本大震災の港湾被害などが影響 ・大阪府港湾局などが11月21日に西日本向け物流セミナー を開催 大王海運の定期船航路などを紹介 ・海事局が11月23日に第1回日韓海運協議を開催 海運政策などで情報交換 ・国交省、NEXCO系高速道路料金割引の効果と影響検証をま とめる 深夜割引でフェリーやRORP船、鉄道輸送が減少 ・近畿内航船員対策協議会が11月22日に大阪市立淀川中 学校で出前講座 上窪会長が海運の重要性と船員について講演 ・王子ホールディングスが11月22日に経営説明会を開催 工場閉鎖など大胆な生産体制を再構築 紙・板紙の国内需要減少と輸入紙の増加で ・国交省、モーダルシフト等推進事業の第2次募集で6件を認 定 海上へのモーダルシフトは「塩ビパイプ輸送モーダルシフト 推進協議会」の1件のみ ・日本海運がホームページをリニューアル ドメイン名とアドレスも変更 ・国交省、12月4日に第2回「新しい総合物流施策大綱の策 定に向けた有識者検討委員会」を開催 ・「わが社の新造船」 丸三海運の1130総トン型高速コンテナ船「なは2」が就航 山中造船で11月21日に竣工 |
【3面】 | ・《座談会》 窮地に立つオーナーの声を聞く 船主連絡協議会の地方大会を終えて 座談会出席者 岡本信也氏(岡本海運社長)、内藤吉起 氏(邦洋海運社長) 今年度の地方大会の模様 岡本氏、採算割れで決起大会の声も 内藤氏、タンカーは船員問題が顕著に 貨物船・油送船の用船料の現状 岡本氏、用船料の低迷で代替建造は不可能に 内藤氏、賃金・休暇の確保で値上げが必要 平成24年度の船舶コストについて 岡本氏、新造船コストは指標、交渉は各自で 内藤氏、環境・船員などのコスト加算は当然 オペレーター訪問で訴えたいこと 岡本氏、若年船員の育成費は別途要望へ 内藤氏、船内ゴミなどの処理で協力を要請 民間共育センターの設立問題 岡本氏、全国的組織での対応を望む 内藤氏、小型船分野で積極的な対応へ 来年度の用船料改善について 岡本氏、船員問題を前面に訴えたい 内藤氏、船員・船舶の高齢化で内航海運は崩壊へ ・内航総連の外部委員会委員 ・JFE物流の本社が移転 ・古野電気のBNWAS「BR-500」が欧州型式承認を取得 ・日本舶用機関整備協会の行事予定 ・トラック運送業の相互物流が自己破産 |
【4面】 | ・海事局運航労務課の伊藤大総括課長補佐が改正船員法説 明会で講演 海上労働条約は船員労働保護の色彩が濃い(中) 労働条約関係(主要改正事項) ・「内外航ミニヒストリー」(14) 世界的不況の直撃を受けた外航海運 =昭和50年代後半= ・JR貨物、青函トンネル共用走行に対応したEH800形式交流 機関車の試作車を公開 北海道新幹線開業と同時に投入 北海道/関東輸送で熾烈な貨物獲得競争に ・交政審の港湾分科会が横浜港と浜田港の港湾計画の一部 変更を承認 横浜港の南本牧ふ頭地区の公共埠頭で水深16mを18m 級の大水深岸壁2バースを整備 ・大阪湾における5つの港湾の港湾管理者が1人に ・中古車輸出業の佳奈通商が事業停止 ・「海と船と港の物語」(314) 海のない航路A |
【5面】 | ・近畿運輸局、2012年上半期の管内の造船業・舶用工業の 現況をまとめる 造船業の総売上高は前年同期比22.9%増の204億円 舶用工業の総生産高は同5%減の485億円 ・四国運輸局、2012年度上半期の管内造船事情をまとめる 建造許可は前年同期比25隻増の90隻 総トン数では同64万6000トン増の288万6000トン ・九州運輸局の8月の管内主要7社の新造船動向 竣工量は前年同月比47.5%減の19万9900総トン 受注量も同51.3%減の13万6000総トンに ・鉄鋼連盟がまとめた海外鉄鋼市場動向 中国の需給動向に注視が必要 ・KDDIが11月27日から携帯電話基地局の船上開設に向けて 実地試験を開始 海上から被災エリアをカバー ・全日本トラック協会が平成25年度税制改正要望活動を本格 化 ・全国港湾・港運同盟、国交省と厚労省に港湾政策と港湾労 働問題で申し入れ 港湾労働法を全港・全職種に適用など ・鉄鋼連盟がまとめた10〜12月の需要産業動向 鋼材消費は大幅に減少 ・厚労省、11月12日付で中小企業退職金共済法施行規則の 一部を改正 共済手帳交付申請書の記載事項に従業員の住所を追加 ・運輸労連がまとめたトラックドライバーアンケート2012年版 ドライバーの高齢化が進む ・日本船主協会の芦田会長が11月28日に記者会見 外航海運の6つの崖で語る ・厚労省が2010年度の船員保険事業年報をまとめる 船舶所有者数6049名のうち被保険者数は6万545人に |
【6面】 | ・港湾局、船舶廃棄物の処理問題で12月中にガイドラインを 策定へ 当面の対応として民間の既存処理ルートの活用に向けて ・内航総連、11月期建造等申請を締め切る 貨物船13隻、油送船7゙隻が申請 差引納付額は10億2160万円 ・内航総連、11月解撤等交付金申請を締め切る 698総トン、2100対象トンの一般貨物船1隻が申請 概算交付金額は8600万円 ・船主連絡協議会代表の岡本氏と内藤氏、船員の養成と代替 建造の促進で荷主やオペに理解と協力を求める ・国交省が11月28日に運輸事業の安全に関するシンポジウ ム2012を開催 大須賀英郎大臣官房危機管理・運輸安全政策審議官、事 故の未然防止にはリスク管理が重要と挨拶 ・国交省がモーダルシフト等推進事業の3次募集を開始 応募期限は来年1月11日まで ・内航総連が調査した平成24年春期分の内航燃料油性状分 析結果 A重油、C重油ともJIS規格をほぼ満足 ・中山製鋼所が私的整理で再建を目指す 円高で採算が悪化 |