平成26年(2014年)1月13日付 第2323号 |
【1面】 | ・再生か衰退かの岐路に立つ内航海運業界 カギを握る運賃・用船料改善の行方 ・「年頭の辞」 国土交通省海事局長 森重俊也 内航海運の構造改善に向けた施策を推進 ・大阪住友セメント、スミセ海運とタイヨウ汽船との運航部門の 統合で「エスオーシー物流」を1月に設立 売上げ規模110億円のセメントオペが誕生 ・独立行政法人改革等に関する基本的な方針が閣議決定 海技教育機構と航海訓練所が統合 海上技術安全研究所と港湾空港技術研究所、電子航法 研究所が統合 ・日本船主協会が1月7日に新年賀詞交歓会を開催 朝倉次郎会長、海運・造船業界の今年は「グレート・リバイ バル」になるなどと挨拶 |
【2〜3面】 | ・オーナー100社に内航市況と重要課題でアンケート調査(下) 船舶の高齢化への対応策は 環境対応型船建造を第一義に37% 現在の船員需給状況は すでに逼迫状態にが66% 今後の暫定措置事業をどうみる やむを得ない措置と理解が50% 貴社の経営状況について 自転車操業に陥った状態が39% 平成25年度の用船料交渉は 据置状態で決着が60% 平成26年度の用船料交渉は 値上げに期待しているが41% |
【4〜6面】 | ・激動の変遷と革新時代を迎えて座談会 環境対応型船の建造に意欲、代替建造の増進に期待大 座談会出席者 三浦造船所会長 三浦政信氏 山中造船会長 浅海宣博氏 渡辺造船所社長 渡邉悦治氏 バブル崩壊後の造船業の変容と実態 三浦氏、内部留保吐き出すも債務超過 浅海氏、引当比率の強化等で建造に影響 渡邉氏 内航船建造進出時に最大不況到来 高齢化船舶と今後の代替建造への期待 浅海氏、潜在的需要への建造能力は不足か 三浦氏、船員問題や用船料改善で左右 渡邉氏、コスト保証と用船料修復がカギに 船種別建造見通しをどうみる 三浦氏、当面は荷役装置船の需要増に期待 浅海氏、近年以上の貨物船の建造は間違いない 渡邉氏、引き合いは活発化し受注成約に期待 新暫定措置事業の決定と環境対応型船問題 浅海氏、省エネ化29%の船型開発で対応へ 三浦氏、設計技術者を育て、省エネ化へ努力 渡邉氏、自社の開発とともに主機メーカーも 現状の船価実態と今後の船価見通し 三浦氏、造船資材高騰とともに船価も上昇へ 用船料の上昇と船価は連動作用か 浅海氏、物価上昇には船価への転換が必要 人材・技術者の確保対策は 浅海氏、地場の若年者を積極的に採用 三浦氏、ハローワーク利用と地元で確保 渡邉氏、造船工学や船舶工学を広めよ |
【6面】 | ・長距離フェリー・内航RO船はトラックへの監査強化などで輸 送量が増加傾向 ドライバー不足も追い風に ・経産省の11月生産動態統計速報 前年同月比で粗鋼9.0%増、燃料油7.7%増 ・総合政策局の平成26年度予算は総額359億円を計上 生活交通サバイバル戦略で306億円 ・物流政策関係の平成26年度予算 モーダルシフト等の推進で3800万円 ・港湾局の平成26年度予算 港湾整備事業関係で総額1734億円 ・海保庁の平成26年度予算は総額で1834億円を計上 海保体制構築で393億円 ・災害支援物資物流の拠点整備で1億4000万円 国交省の平成25年度補正予算で計上 ・JR貨物の災害廃棄物輸送列車が運行終了 ・鉄道・運輸機構が1月15日に平成25年度船舶関係事業者 表彰式を広島・福山市で開催 興和海運、太平洋沿海汽船、村上秀造船の3社を表彰 ・訃報 松田海三氏(松田海運相談役、元社長) |
【7面】 | ・中小型造船工業会と日本舶用工業会が共催で1月9日に新 年賀詞交歓会を開催 檜垣清隆会長、内航老朽船の代替促進などに注力 中島基善会長、10年先を見据え国際競争力を強化 ・四国戸外船舶工業会の井村勝会長の年頭挨拶 効率生産を図り経営合理化へ ・海技研の茂里一紘理事長の年頭挨拶 引き続き所要の任務を果たす ・中国運輸局がまとめた2013年度上期の新造船建造量と舶 用工業製品の生産高 造船の手持工事量は3割減少 ・関東運輸局、船内作業安全体感研修を実施 若年船員確保推進事業の一環で館山総合高校の生徒・教 諭ら22名が参加 ・近畿船員対策協議会と近畿運輸局が小浜水産高校で職業 講座を実施 生徒・保護者14名が参加 ・中国塗料がNKから無溶剤型エポキシ塗料「バンノー5000」 によるバラストタンク1回塗り塗装システムで型式承認証書 ・日本舶用機関整備協会、舶用検定試験結果で2級89名、3 級97名が合格 ・日本長距離フェリー協会がまとめた2013年11月の輸送実 績 トラック航送台数は8か月連続の増加に ・全日本トラック協会、2013年度貨物自動車運送事業安全性 評価事業(Gマーク制度)で5618事業所を認定 ・NKの1月1日付人事異動 ・「海と船と港の物語」(367) 海辺の五輪D |
【8面】 | ・中核オペレーターの社長の新年あいさつ 社名変更と次世代船建造で挑戦 近海郵船社長 野崎哲一氏 新たな挑戦力に自信、前進のみ 川崎近海汽船社長 石井繁礼氏 効率的で競争力のある物流の実現を 日鉄住金物流社長 高橋逸夫氏 新たな視点と発想で基盤強化へ JFE物流社長 小俣一夫氏 効率的な物流提案で業容拡大を 神鋼物流社長 吉田裕信氏 足元を固め総合効果実現の年に 月星海運社長 冨田耕司氏 |