「内航海運新聞」ニューストピックス

2021年(令和3年)2月1日付 第2670号
【1面】 ・政府がCCSの実証実験へ、CO2の液体化で国内船舶が海上
 輸送
  
内航タンカーの大手船社は新規需要に期待も
・海事局の次世代内航船乗り組み制度検討会が機関部の乗
 り組み制度の検討に着手
  
高度船舶安全管理システム搭載船で機関長+部員1名で
  の安全運航を検証
・国交省と経産省が内航船の革新的省エネ実証事業を公募
  
事業費用の最大2分の1を補助
・海事局の大坪新一郎局長が1月28日に定例会見
  
今国会に海事産業基盤強化のための海上運送法等の一
  部を改正する法律案を提出
・長距離フェリー協会がまとめた2020年4〜12月期の輸送
 実績
  
トラック航送台数は前年同期比8.1%減の89万602台
【2面】 ・想定外の気象で電力不足、内航黒油タンカーの需要逼迫が
 続く
  
緊急輸送対応のフリー船不足問題が露呈か
・鉄鋼連盟が2020年の粗鋼生産量を公表
  
前年比16.2%減の8319万トン
・海保庁が2020年の海上犯罪取り締まり状況を公表
  
送致件数は7278件、4820人で海への違法投棄で多数
  検挙
・海保庁の海洋情報部が2月17日に「海洋情報オンライン研
 究成果発表会」を開催
  
自動運航船などをテーマに講演
・鉄道・運輸機構が1月28日に共有船建造セミナーを開催
  
内航船の労働環境改善に向けてをテーマに
・大島海運の新造RORO船が1月14日に内海造船因島工場 
 で進水、5月下旬の引渡しを予定
・国交省がまとめた内航船舶輸送統計10月分
  
貨物船は前年同月比22.9%減、油送船は同5.3%減
・国交省が11月の主要港湾コンテナ取扱個数を公表
  
輸出は前年同月比9.1%減、輸入は同5.3%減
・日港協が年末年始の本船荷役実績を公表
  
全国では54隻増の726隻
・三菱ケミカル物流の4月1日付組織改正
・内航総連の12月期船殻処理完了船で海外売船7隻を公表
【3〜4面】 ・国交省海事局、自動運航船の安全設計ガイドライン
  
自動運航船の開発・実用化を促進、安全設計に必要な事
  項を網羅
【5面】 ・海技研が1月25日に離着桟の操船支援システムを搭載した
 499総トン模型船の公開実験をオンラインで公開
  
内航ミライ研究会と共同開発した「人にやさしい内航貨物
  船」のイメージモデルで
・いよぎん地域経済研究センターが愛媛県内企業の業況見通
 し調査結果を公表
  
2021年上期の造船は38ポイント悪化のマイナス88に
・日本ペイントマリンが独自のナノテクノロジーを駆使した親水
 疎水ナノドメイン構造加水分解型の船底防汚塗料を発売
・日舶工が1月20日にビジネス英語初級講座を開講
  
オンライン形式で会員15社、24名が参加
・IHI原動機がポンプ内蔵型の磁性鉄粉濃度センサーを販売開
 始
  
設置自由度が向上し多様な機器に適用可能
・日本ロジスティクスシステム協会が新型コロナの影響をアン
 ケート調査
  
物流企業ではサービスレベルの見直しが約3割
・海技研が2月5日に次世代CFRP成形の公開実演をオンライ
 ンで実施
  
3次元形状の機能性複合材部材をさらに簡便に成形
・三菱重工エンジン&ターボチャージャが水素エンジンの運転
 試験を実施
・JR貨物が1月20日にオンラインでグループ社長会議を開催
  
単体経常黒字、連結経常黒字を目指す
【6面】 ・内航総連の1月期建造等申請は貨物船15隻、油送船10隻
 の27隻に
  
2020年度の申請は83隻に
・「有力オペレーターの経営戦略」 上野トランステック副社長
 上野元氏
  
東京湾LNGバンカリング事業は中心的な役割を果たす
・丸三海運の1599総トン型「高速内航コンテナ船」の起工式
 を1月18日に山中造船で実施
  
国交省と経産省の内航海運の省エネ化実証事業の対象船
・交政審海事分科会第132回船員部会で2021年度船員災
 害防止実施計画の議論を開始
・内航総連が暫定措置事業の1月13日現在の収支状況を公
 表
  
返済必要額を約9億円上回る
・内航総連が2020年11月期建造等申請船を審査
  
貨物船13隻、油送船6隻を認定

 

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